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2006年12月31日

2006年もおしまい

今年は暮れの押し迫った時期に神戸往復を入れたせいか、あっという間に大晦日になった。

念頭の目標の1つの「ダイエット」は、10月に近くのスーパーで「ためして寒天」を見つけてから、かなり(76k台まで)達成することができた。 問題は欠かさず飲み続けないと、すぐリバウンドしそうなこと。 神戸へ行ったときも、(初日は持参したのだけど)2日めは飲まなかったので、帰ってきて測ってみたら77k台に戻った。

「薬みたいなもの」である。 費用は1日300円で1ヶ月9000円ほど。 週末にまとめ買いする手間のかかるのも問題である。

もう1つの目標は「軽妙にボケること」だったが、こちらは全然達成されていない。
これは、永久に無理な目標かも知れない。

投稿者 tadashi : 04:53 | コメント (0)

2006年12月30日

昨夜帰着

帰省客と一緒で混んだので、夜遅く「こだま」で帰ってきた。
関西も寒かった。 
神戸で小雨の降るなか墓参りのあと、大阪で1泊。
「よしもと」で1年を笑い流した。 ベテランは適当にやっているが、若手はそれなりに大変だろう。

TVには出ない連中の中では Streak なる2人組はなかなかよかった。
野球ネタ、しかも「阪神タイガースもの」なので、全国区ではどうかな?


     ****************


haka.jpg

 
神戸にある「お墓」

投稿者 tadashi : 02:56 | コメント (0)

2006年12月28日

また寒波だけれど

今日12/28が仕事収めだけど、休みをとって神戸へ行き墓参りなどの予定。
ここは雪が降るかも知れないが、関西は大丈夫だろう。

大阪で1泊して戻るが、帰りは帰省ラッシュで混みそう。
「こだま」でゴトゴト帰るハメになるかも。


投稿者 tadashi : 01:04 | コメント (0)

2006年12月27日

塾の先生もします

基本情報技術者の試験問題を眺めてみた。 昔の第2種情報処理技術者の時代に比べ、範囲はずっと広くなっている。 「取りたい学生はかってにどうぞ」というわけには行かないようだ。

それと「素早く解く」というテクニックも必要。 4択だけど、勘違いでひっかかるようにも問題がつくられている。 丁寧にやれば出来る問題も、正直にやると時間オーバーする可能性大。 午前問題の場合、平均では1問あたり約1分52秒だから、1分30秒で解く訓練もさせないといけない。

午後問題は、とにかく「プログラム」が書けないとダメ。 4月は午後問題が間に合わないから、10月を目標にする。

というわけで3年生を対象に「ボランティアのコース」を始める。 受験塾の先生もすることになるが、マジにやって来るのだけを相手にするつもり。 5人くらい、で3名合格をめざしたい。

うまくいくかどうか?


投稿者 tadashi : 07:49 | コメント (0)

2006年12月26日

ものづくり

機械のような分野では「ものづくり」というのは説明しやすいが、ソフトの世界になるとなかなか難しい。 プログラムを真似する第1歩は「人のプログラムを見る」ことから始まるが、それ使って自分なりのプログラムをつくらないといけない。 理解しないといけないのだけれど、デッドコピーの段階から進まない学生さんの場合は、それが出来ない。 

機械のように、見たらすぐわかるほど単純ではない。 「ポインタ」でつまづく学生さんは、しばらく待ってあげないといけないが、自分で克服してもらう以外にない。 ソフトの分野での「ものづくり」は、構造的に複雑(ホント!)なのである。

同じようなことが言えるのは「音楽」。 聴くのは好きだけど、その段階から進まない。 音楽も構造だから、音を分離して聴き、それぞれを記憶として書く。 そして、自分なりに組み立てれば「作曲」もできるようになる。 が、そうは行かないようである。

昔バンドの合宿では、新入生には1曲朝から晩まで聴かせて、写譜をするトレーニングをやった。 今なら写譜なしで、いきなりエレキを弾くのでもいい。 これに似たようなやりかたで「プログラム・トレーニング」をやっている。

とにかく「水面より上に上がる」という努力をしないといけない。

投稿者 tadashi : 02:25 | コメント (0)

2006年12月25日

珍しい

さきほど、いつものように7時15分ごろ到着したが、駐車場には車が全然なかった。
休みの日に来たような感じがした。
普段は(S先生を始め)5,6台はとまっているのに。

昨夜のXmasイブで皆さんお疲れなのかな。


投稿者 tadashi : 07:27 | コメント (0)

2006年12月24日

ビクター不振

ビクターは、ずっと昔に経営危機の時期があり、松下傘下で生き延びた。 が、それもとうとう終焉した。 家電では松下と競合製品をつくってたのに成り立っていたのは、それだけのシェアがあったから。 なんといっても「JVCブランド」は海外では強力。 これだけは、当分は利用価値があるだろう。

なぜか、うちにはブラウン管時代に引き続き液晶TVも Victor (犬のマーク)が1台ある。 レコード時代は、ビクター、コロンビアが2大勢力だった。 吉田正作曲の歌謡曲が一世風靡していた頃の話だが。

たしかにVHSとか技術的には見るべきものがあるが、いずれもアナログ時代。 技術陣には面白かったと思う。 東のビクター、西のテン。 そういう技術の優れた会社は、得てして商売は下手。 無線通信技術のすばらしかったテン(神戸工業)もとっくの昔につぶれた。 

神戸工業の場合は、当時、有線通信(電話機)だけの富士通が補完的に吸収した。 ビクターの場合は「補完的でない」というところに、今回の事態の伏線があったと見るべきだろう。

ここにも「栄枯盛衰」が見られるが、「アナログ技術を後生大事にすると危ないよ」と警鐘を鳴らしたい。 
どこで? 見たらわかるでしょう。


投稿者 tadashi : 06:26 | コメント (0)

2006年12月23日

メリークリスマス

今年の我が家のクリスマスです。

Xmas2006.jpg

「あるもの」を並べただけです。


投稿者 tadashi : 19:45 | コメント (0)

冬至を過ぎて

昨日 12/22 は冬至だった。 日中の時間の短いことは、家を出るのも、帰るのも真っ暗なことからも実感していた。 これからは、少しづつ明るくなるだろう。

日本は、とくに広島付近は、緯度がそれほどでもないから、まだ大したことはない。 フランスに居たときは、冬は午後3時すぎると暗くなり始め、4時になると真っ暗。 この時間帯の講義室は夜間教室みたいだった。 これが、スエーデンくらいになるともっと大変。 だから北欧では、車は昼間もライトをつけて走っている。

その代わり、夏は逆でなかなか日が落ちない。 夏時間だけれど、パリも午後9時ごろになって、やっと夜らしくなり始める。 「モンパルナスの灯」を眺めるには、午後10時以降でないといけない。 2人のKくんは実感ずみ、だと思う。

観光の好きな人は、やはり夏にヨーロッパへ行くほうがいい。

投稿者 tadashi : 08:14 | コメント (0)

2006年12月22日

円安が続く

円安が続いているが、2週間ほど前からユーロ高も重なって、1ユーロ155円を超えている。 これでは、実際の交換レートは160円に近い。 夏は150円だったが、やがて下がるかと思いきや逆、今夏も思いやられる。

対ドルは115円を超えている。 井川が「5年契約で23億円」といっても、2000万ドル。 100倍すればいい、というのは計算も楽。20億円と言った頃が懐かしい。

景気が上向いている、といっても金利はまだ低い。 (なんども書いているが)国の借金の額が大きすぎる。 緊縮財政は困るが、健全な国の経営になっていない。

投稿者 tadashi : 05:50 | コメント (0)

2006年12月21日

ザルツブルグも悪くはないが

ガンバ宮本さんの「ザルツブルグへ移籍」という記事が、今朝の毎日新聞(大阪版)のスポーツ面に大きく出ていた。 DFでは日本から海外へ初めて、というのを見て、ベネチアへ行った名波さんは(DFの印象が強いが)MFだったことを思い出した。 

DFは秋田さんのように「いかついイメージ」のほうが似合うが、宮本はイケ面だしルックスはMFのイメージ。 中田(英)より個人的に好印象を持つのは、ガンバにずっといたから、贔屓しているかも知れない。 間接的に話を聞いているせいかも。

ザルツブルグは塩の街。 岩塩で繁栄したが、今はそれも郊外観光のコースでしかない。 モーツアルトの生誕地として有名だけど、首都ウイーンとは離れていて、ドイツのミュンヘンに近い。 ミュンヘンから日帰りできるので、数度行っているが、街に入ったのは一度だけ。 そんなに大きくない地方都市である。

オーストリアも、ハプスブルグ家がオーストリア・ハンガリー帝国を治めていた時代もあったのに、今やドイツの従属国(失礼!)になってしまった。 

栄枯盛衰がここでも見られる。


投稿者 tadashi : 07:21 | コメント (0)

理念第一主義

教育機関でも研究機関でも、まず「理念」を掲げる、ということになったのは、2000年ごろから。 それまでも、一応書いてはいたが、それほど重視されなかった。 お上(文科省、当時はまだ文部省)も、大蔵(現財務)からの予算獲得上もあり、各大学へうるさくいうようになった。

こういう風潮にすぐ乗れるのは、やはり、優等生あがりの大学の方々。 理念もオハコであるし、作文もうまい。 研究費獲得も、実質よりまず「理念」である。 こういう場合、ファン、つまり、興味第一主義の研究者は弱い。 が、幸い興味第一主義ではあるが、作文も好きなので、なんとかやってきた。 「つまらないことに時間を使わせやがって」とつぶやきながら、、、、

「なにがいけないか」といえば、明白。 結果を判定する審判とその組織が弱体なので、最初の作文がすべて、ということになる。 もっとも研究上は「論文数」だけ機械的に評価するようになった。 被参照数とか、3人連名だと1/3にして、などと変な計算をした書類をよく書かされた。 論文の中味の議論なんか聞いたことがない。

この流れが「教育」にもやって来た。 「数字化できないもの」も数字化し始めた。 こうなると中味を議論するより、数字を議論することなるのは明白。 もっとも「問題である教員がいる」のも確か。 しかし、「数字」で追い詰めるのは本末転倒。 

どちらにも同情せざるを得ない。

投稿者 tadashi : 02:13 | コメント (0)

2006年12月20日

朝日

ここのところ7時15分ごろ大学に到着する。
そして、7時半ごろに朝日が出てくる。

Sunrise.JPG

撮影:12月18日、高屋では雪がうっすら積もっていたが、
   五日市に着いたときは太陽が出てきた。
   左のほうに雲も残っている。

投稿者 tadashi : 07:58 | コメント (0)

堅いなぁ

信念を持っている人は偉い、のだけれど、「強要」も平気でできるから、始末に負えない。 「教育」には「強要」という面のあるのも事実。 だけど、それを嫌ってここまで生きてきた。

やっぱり、「必修を強要されるのはイヤ」という以外他の表現はない。 いままで優等生だった人が多いから、「必修」にも疑いの余地はないのだろう。

多くの数学の必修をはずそう、としているが、やがて、物理にも及ぶ。 抵抗勢力(?)の方々は、皆さん「信念」の持ち主。 まっこうから行くか、ボケで行くか。

ロックの話をしても、ついて来れないだろうし、、、、


     ***************


高知でもいろいろあるようで、、、、、
コメントをお読みください。

投稿者 tadashi : 02:01 | コメント (1)

2006年12月19日

1週早い感じ

昨日(12/18)で授業は終了。 1週ぐらい早い感じがする。 来年 1/9 まで「学生さんは冬休み」というのは長すぎる。 院進学をしない学生さんには「強制力」も効かない。

自主的に力をつける、という認識をもってもらうには「先端企業」への就職をめざしてもらうしかない。 が、地元志向では無理。 

チャレンジ精神という大げさなものでなくても、「未知なものへ挑戦する」という気概は欲しいのだが、、、

投稿者 tadashi : 07:26 | コメント (0)

2006年12月18日

寒波が来た

昨夜から寒くなった。 予報はしばらく前から出ていたので、日中にセカンド・カーのタイヤ交換をした。 
去年は12月初め、一昨年は12月終わり、だった。 今年は中旬だから平均的な交換時期。

中腰の作業をしたので、少し腰が痛い。
自分の車は依然ノーマルのまま。 雪が降ったら置いていくだけ。

投稿者 tadashi : 02:13 | コメント (0)

2006年12月17日

肩肘張らなくても

「新教育基本法」なるものが成立寸前であるが、盛り上がりは乏しい。 つまり、「教育」というと熱心になる連中は「水を得た魚」のようにはしゃぐが、国民の多くは無関心とまではいわないが、「仕方ない」というところか。

教育の話になると大学でも同じ。 「教育は重要」という主張には反論できない。 ただ、ほとんどは教育テクニックの話になり、「誰々は教えるのが上手い」というのが関の山。 それなら、先生はアナウンサー教育講座とか吉本のお笑い養成講座を受ければいい。

もともと「教育」についての議論は好きではない。 何故なら、ここまで「自分の教えられること」を聴きたいという人に「できるだけのことをする」という姿勢でやってきた。 聴きたくない人に教える必要はない、というスタンスでもある。 このため「対話」は欠かせない。 「何が聴きたいの?」というところから始まるからである。 

できるだけ多くの人に対応できるようにアンテナは広く張っているつもり。 もし、その日に対応できなくても、1日あれば次の日にはなんとかできる。 無理なことには「できません」ということもあるが。 「教育」とは、そんなに肩肘張る話でなくて、「聴きたい人」に「教えてあげられることを伝えるだけ」と思っている。

年が明けたら、「基本情報技術者セミナー」をやろう、というのもそういうこと。

投稿者 tadashi : 06:19 | コメント (0)

2006年12月16日

やっと買えたパンやさん

石内バイパスにある Gulamour Pain(仏語で「魅力的なパンやさん」) のことは、7月に研究室のM君から教えられていた。 土日しか寄れないので、なかなかチャンスがなかった。 しかも、これまで2回試みたが、失敗、駐車場が一杯で入れなったので。

やっと3度目の正直で、店に入ることが出来た。 品揃えがいつものうちの近くの店と違う、のと午後中途半端な時間のせいか、品切れもあったので少しとまどった。 適当に何品か、と「バゲット」を買った。 バゲットの味がその店を象徴するから。

家に帰って味見をしてみた。 バゲットの味は、おいしいフランスのパン屋のそのものだった。 確かに日本では珍しい。 どこのバゲットも形は同じだけど、味がどこか本場と違っている。 広島から全国展開しているアン○○センのバゲットも今一。

問題は簡単には買えないこと。 フランスでは、どこのタバコ屋でも買えたのに。


投稿者 tadashi : 21:31 | コメント (0)

2006年12月15日

カリキュラム構成への発想転換

大学の学科ではカリキュラムが専門ごとに決められているが、そのカリキュラムには「必修」と「選択」の2つがある。 その中で問題なのは「必修」。 教育理念に基づいて、この学科を卒業するには必ず履修しなければいけない、というのが「必修科目」である。

人間形成を目的に教育を理念化したとき、この考え方には疑問の余地はない。 ところが、職業人の養成を理念としたとき、どうも今までどおりの考え方では不都合である。 これまであまり問題にならなかったのは、多数の学生さんにも理解があったのだろう。

しかし、昨今、こういう考え方の理解できない学生さんが増えてきている。 大学も考え直す時期にきたようで、そのためカリキュラム自体を見直す必要がある。 そのとき重要なのは「カリキュラム構成への発想転換」。 

教員にも「発想の転換」が必要。 この「発想の転換」への理解が得られるかどうか、がキーポイントである。


投稿者 tadashi : 04:57 | コメント (0)

2006年12月13日

フィンランド余話

コホーネンさんとは、10年くらいまえの大阪の千里阪急ホテルでのニューラルネット・セミナーで会った。 主催者からホテルレストランでの昼食の招待があり、ほかの講演者数人も一緒だった。 MBR(記憶に基づく推論)を超並列マシンにインプリしていたウォルツさんもいた。 この会合以降は、お会いしていない。 コホーネンさんはフィンランド工科大学でのこのグループの創始者であるが、もちろん世界的にも有名な方である。 もっとも、同年代のこの分野のリーダーには、アメリカにARTで知られるグロスバーグさんがいて、2人は仲が悪かった。 

2人の出身母体がヨーロッパとアメリカという違いもあり、80-90年代のニューラルの分野では、欧米対立(?)があった。 そのため、当時はニューラルネットの大きな国際会議が2つに分裂していた。 今や、お二人とも引退されたし、この分野自体がしぼんでいるから、話題にもならない。

コホーネンのお弟子さんのエルッキ・オヤさんは、やはり90年代初めに広島へお迎えしたことがあり、大学での講演以外に宮島にもおつきあいした。 また、去年のベルギーの国際会議で私がチェアーをしたセッションに、フィンランド工科大学のニューラルネット・グループの若い人がいた。 彼は、「オヤさんはヘッドで活躍している。しかし、研究環境は厳しい。」と言っていた。

研究分野も、栄枯盛衰の世界そのもの、である。

投稿者 tadashi : 03:44 | コメント (0)

2006年12月12日

LVQ学習アルゴリズム

山陽道を西に向かう場合、西条インターのランプ(導入路)は短くてしかも登り坂のため、スピードの出ないまま本線に入りがち。 走行車線の車が追い越し車線に変更してくれればいいが、混んでるとそうは行かない。 最悪の場合、ランプで停まってしまうこともある。

こうならないように気をつけて、ランプでスピードアップするよう心がけているが、前に遅い車がいると仕方ない。 サンノゼのように2車線のランプがあればいいのだが、日本では無理な話。 「困った車」である。

もう1つ「困った車」は「ライトを上目で走る車」である。 山陽道の夜は暗いからか、時々出会う。 遅い上目の車が後ろについたときは、出来るだけ前方に離れるように努力する。 凄いスピードで近づいてくる「上目の車」には「どうぞ、どうぞ」で道を譲る。

これは、「カテゴリの違うものはできるだけ遠ざける」、つまり「LVQ学習アルゴリズム」にほかならない。 やはり、発案者のコホーネンさんは偉い、というか「当たり前の考え方」である。


投稿者 tadashi : 07:45 | コメント (0)

2006年12月10日

SPAM防波堤

昔はジャンクメールと言っていたが、最近は迷惑メールのことをスパム(SPAM)というのがふつうになった。 てっきり英語の表現の頭文字列かと思いきや、「味付け豚肉の缶詰の商品名」でイギリスのコメディの1シーンが語源とか。

去年大学が変わったときに、メーリングリストの加入を大幅に減らした。 この効あってスパムは大きく減ったが、最近また増加し始めた。 が、今の大学のアドレス(2つ)ではまだ少ない。 スパムはもっぱら前の大学のアドレス(今は1つだけ)へ来る。

なんせ名前が2文字で短いし、サーバー名が hiroshima-u だけなので、すぐチェックされてしまう。 こっちは1年ごとに更新する必要があるが、Emeritus の特権(?)で正規に使えるので、使い続けている。 しかも、Active Mail で携帯に転送もさせている。 しょっちゅうピーピーいうので、常時マナーモードにしているが。

こないだもsenderが Bernard なので、グルノーブルの Courtois さんかと思って携帯を読み始めたら、姓は違う人で「押し売り」のメール。 今の大学でも SPAM で困っている人は多いが、私はまだ比較的少ない。 この古いアドレスが「防波堤」の役割をしてるのではないか、と思って我慢している。


投稿者 tadashi : 01:06 | コメント (0)

2006年12月09日

「愛の2重恨」は必要だった

昨年の7月終り(2005/7/30ごろ)、数学の期末試験問題で「i の3乗根を求めよ」という問題を見たとき、「i の3乗根なんていらない」と書いた。

事実、回路理論を教えていて、まだ、「i の3乗根」には出くわしていない。 しかし、分布定数回路の教科書には 「i の2乗根」と類似のものが出てくるのである。

もちろん、数学の問題ではない。 伝搬定数 α + jβ とイコールになる式が、分布定数の基本ファクタ R, L, G, C を含むルートの中が複素数の式なのである。 α , β を R, L, G, C で表現しようとすると、「i の2乗根」と同じような方法で計算しないといけない。 計算は 「i の2乗根」ほど簡単ではない。

よく考えてみれば、電気回路は30年ぶりに(去年から)教えているが、前の大学でも分布定数回路は専門の人が教えていて、私は教えていない。 「愛の2重恨」とかふざけてはいられない。

もっとも、「複素数の根の計算をきっちりできる」より以前に、もっと基礎的なことをしっかり理解してもらう必要があるが、、、、、


投稿者 tadashi : 12:50 | コメント (0)

2006年12月08日

電力線通信

最近この話がまた出てきて、正式に認可されたとか。 じつは、これも20年まえ(それ以上前かな?)に実験したことがある。 手軽に実験するために、「電力線を使ったインターフォン」を通信モデム代わりに使った。 今はもうこんな製品は市場にないだろう。

パラグライから来ていた日系の留学生の研究テーマとして、比較的気楽な(?)テーマとして設定してあげた。 PCはエプソンのハンドヘルド(今でいえばノート)。 雑誌インターフェースの(当時)編集長の金子さんの計らいで寄付してもらった。

当時は、「建物内のPC間通信」しか考えなかった。 実験結果も、トランスの回線が同じならOKで、回線外はダメという予想どおりの結果だった。 変調方式に工夫はしているだろうが、遠距離でもOKというのは大したもの。 相手がバッテリーだと仕方ないが。

一方で、電源に乗せているから「障害」も予想される。 アマチュア無線の連中が騒いでいるとか。 これまでも、電気温水器などの制御には、電力会社自身が制御信号を送っている。 が、これはホンの一瞬だけど、PC間通信は長時間。

電波法みたいに「きめ細かな電力線信号法」が必要かも知れない。

投稿者 tadashi : 02:10 | コメント (0)

2006年12月06日

浦島太郎です

20年ほど前の自分の yacc のリストをインストールしてみた。 媒体は「紙」で、しかもインターフェースの記事しか残っていない。 しかし、記事にしてたからこそ残っていた、とも言える。 vi で打ち込んでみた。

yacc のプログラムなので、yacc でやってみたら、なんと yacc で通った。 なんだそういうことか、最近のLinuxではどちらでも動く。 Feroraでの話しであるが。

ところが、lexをくっつけたCのプログラムが通らない。 GNUのない時代なので、UnixのCで書いている。  「ムムー、こりゃエラーが出るのは当たり前か」で昨日は終わった。

しかし、パーサージェネレータは昔のままで通ることが判明したので、あとはCを書き直すだけでいい。
「浦島太郎」がなんとか、生き返りそうだ。

投稿者 tadashi : 01:18 | コメント (1)

2006年12月05日

とうとう零下になった

さきほど志和インター手前の温度表示は「マイナス3度」だった。 冷えたと思った昨日でも、まだ0度だったので、さすが今朝は寒い。

本格的な「冬」が到来した。


投稿者 tadashi : 07:32 | コメント (0)

シンクロ

「シンクロ」といえば、オッシロスコープを連想する。 学生実験でも使っているし、研究室にも1つある。 2つの周波数をシンクロさせる、というのが基本動作である。 シンクロナイズド・スイミングは、これに近いイメージである。

ところが、2つの心が共鳴する、というニュアンスで「シンクロ」という唄を歌っているのが秦基博(はた・もとひろ)クン。 先月帰りの車中(HFM)でしょっちゅう聴かされたので、メロディラインが耳に残って仕方がない。 

左脳的にいえば、「シンクロ」は物理層のことで、「共鳴」はその上のアプリケーション層のことである。 共鳴、すなわち、レゾナンス(Resonance)とシンクロを一緒にされると ART (Adaptive Resonance Theory) を研究している立場がない。

とはいえ、秦クンは有望な新人に違いない。 「やわらかな午後に遅い朝食を」も聴いたが、スガシカオに似ているなぁ、と思う。

投稿者 tadashi : 01:24 | コメント (0)

2006年12月03日

いさぎよくない

部下の責任をとる、のが上司の責任。 「監督不行き届き」だからである。 フェアネスの問題もあるが、それを別問題としても、最近は部下の不祥事に対する上司の態度は「逃げ」以外の何ものでもない。

ホリエモンはまだ若いから「そういう世代」かと思っていたら、宮崎県の知事はいい歳なのに、つい最近までは「逃げ」を打っていた。 やっと観念した、というより「開き直り」。
当広島県知事もしかり。 灰色のままで逃げようとしている。

武士のように毅然として「責任をとる」のが筋、というのはかなり古い世代かな。

もっとも、「同じ穴の狢(むじな)」だとすれば論外。


     *************


やっぱり、宮崎県は「同じ穴の狢」だったみたい。


投稿者 tadashi : 18:35 | コメント (0)

2006年12月02日

オイルマネーはすごい

カタールのドーハで始まったアジア大会、今朝セレモニーのTV中継につきあってしまった。 オリンピックなみに金をかけた演出を見てると、アラブの金持ち国を象徴している。 1998年の広島でのアジア大会とは比べ物にならない豪華さである。

午前3時台あたりのBS1は各国のニュースか、でなければアメリカのスポーツの時間。 しばらく前まではMLBだったが、今はNBLかNFL。 先週のMonday Night (日本時間では火曜日)のNHLは、シアトルのシーホークス(Seahawks)がシカゴベアーズと雪の中で試合をしていた。 場所はMLBでおなじみのSafeco Filedである。 アメフトと野球を兼用するのは、サッカーと野球を兼用する札幌ドームと似ている。

アメフトは、アメリカでは「フットボール」だけでいい。 日本では、サッカーと間違わないようにアメリカンをつけているが、「サッカー」という呼称が確立したから、もうアメリカンは不要なような気もする。 中味からいえばアメリカン・ラグビー、つまり、アメラグのほうがいい、と昔から思っているが、、、

しかし、アメフトのルールはよくわからない。 
「スーパーボール」には全米が熱中するが、そのわけもよくわからない。

投稿者 tadashi : 23:26 | コメント (0)

2006年12月01日

師走になった

早や12月、それなりに寒くなった。 12月になったから、というわけではないが、我が家のデスクトップPCが新しくなった。 8月下旬にVaioが落雷にやられてからは、Laptopで代用していたが、デスクトップのほうが使いいい。

じつは3ヶ月ほど Vaio の電源を探していた。 (修理代を含めてだが)ソニー直接では約3万円もする。 どう見ても半額ぐらいの代物だから3万も出す気がしない。 それに安いデスクトップもごろごろしている。 その結果、Linuxとデュアルブートのデスクトップになった。

今、C のみならず(もとyaccの)bisonまでゼミの学生さんに教えようとしているので、家でもLinuxが動いたほうが便利である。 

去年から30年ぶりに電気回路理論を教えている。 yacc、すなわち、bisonとなると20年ぶりになる。 この調子でいくと、来年は「10年ぶりのもの」を教えることになる、 となると「???」。

あぁそうか、アレになるか!


投稿者 tadashi : 19:31 | コメント (0)