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2005年10月31日

今日は順調

今日、月曜日の午後は学生実験。 2学期は(前にも書いたかも知れないが)FETの実験だけど、じつはメータ(デジボル)が不安定。 1時から3時近くまでは、目が離せないというより、つきっきり。

今日は、なんとかうまく行った。 デジボルなのに、どうもハード不安定。 機器をなだめすかしながら、使っている。 一服したけど、また戻らないといけない。

「たかが学生実験、されど学生実験」というところ。


投稿者 tadashi : 15:31 | コメント (0)

2005年10月29日

鳥インフルエンザ

タイでは死者が出たし、ベトナムでも大変。 そのハノイで、「鳥への感染有無」のチェックを、TVニュース(3:30am)で見たが、やりかたはいい加減。 

サンプルチェックだし、鳥篭に紙を貼るので、すり替えもあり得る。 と、担当者が言うくらい。
アメリカ産牛肉も似たようなものだろう。

「運が悪い」と当たるだけで、ほとんどは大丈夫というとき、「真剣になれない」のが諸外国。
そういう意味では、日本人の場合、まだ昔の「QCの精神」が残っているのかも。

投稿者 tadashi : 09:03 | コメント (0)

2005年10月28日

卵がないと鶏は?

学生さん用のPC導入の目処が立ったので、午後から久しぶりにLinuxのインストールをチェックした。 最新版の1つを今あるPCで試してみたら、問題点が発覚。 途中で、ネットから管理ツールを取得するところでストップ。  7月まではよかったのに。

8月からの新しい大学内LANでは、「認証」が必要になった。 インストールの途中では駄目だし、始めにやるにはマシンはホワイトでなにもない。

卵がないのに鶏は生まれない。

どこかのネットへ持って行くにも、台数が多くで無理。 CDからだけの古いのにするか、、、、


投稿者 tadashi : 16:03 | コメント (1)

お目に・かかった・の・時から

外国人にとって日本語は難しい、特に、「てにをは」は。 習いたては省略しがち。 「私・行きます」と言う。 少し慣れろと「は」が入るようになるが、「の」の使い方は大変なようだ。

「幼少の時から」のように、名詞と「時」を結ぶときは「の」が入るが、「お目にかかった時」のように、文章のあとは「の」が入らない。 

しかし、「お目に・かかった・の・時から」のように、つい「の」を入れてしまう外国人が多い。

実践で慣れてもらうしかない。

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この例はANSIのCの本を見ていたとき、に序文で見つけた例。 
そういえば、昔は void 型のポインタなんてなかった、とつぶやきながら。

投稿者 tadashi : 09:58 | コメント (0)

2005年10月27日

高校へ出張講義

今日は出張講義、高校側からは「大学模擬授業」の日だった。 広島市安佐南区の某高校。 広島近辺のほとんどの大学が参集していたが、驚いたのは前任の大学からT先生が来られていたこと。 

人数は少なかったが、けっこう真面目に聴いてくれた。 じつは、少し脅かされていたが、そういう高校ではなかった。 なんせ、高校での授業は、大昔に女子高の非常勤をして以来。 

それなりに真面目にやったと思う。 

明日は自分の大学での(院の)講義。 これも真面目にやろう。

投稿者 tadashi : 18:34 | コメント (0)

ダウンしない

ダウンのつもりが、3kgほどアップしたまま、戻らない。 今年のヨーロッパで2kgアップしたのが、トリガーになっているみたい。

本来、2kg減らすつもりなので、ここから5kg減らせるか、どうか。 まずは、3kgダウンが目標。

ダウンは時間がかかるが、「アップはアっという間」をいつも実感している。

投稿者 tadashi : 09:27 | コメント (0)

2005年10月25日

ガウスの定理

電磁気の話をするときに登場する「ガウスの定理」。 結果はシンプルだけど、ピンとこない学生さんが多い。 無理もない。 「イメージ」が涌かないのだろう。

ガウスは数学、天文、物理と多岐にわたる分野で著名だけど、メインは数学。 物理学は晩年の仕事。 子供の頃、「1から100までの総和を求めよ」という問題を (1+100)x100/2 =5050 として解いたという逸話がある。

子供時代だから数式を使ったわけではない。 イメージ(図)がピンと想い浮かんだらしい。 やっぱり、「イメージ」がピンとくるかどうか、が分かれ目みたい。

天才の話を教えるのは難しい。


投稿者 tadashi : 17:22 | コメント (0)

2005年10月24日

隠岐の島

隠岐の島(島根県)には、まだ行ったことがない。 フランス・グルノーブル時代に1度だけ、友人のアパートで会った日本からの留学生。 名前は忘れたけれど、隠岐の島にただ1軒の映画館の息子だった。

フランスは、不思議な国で、当時も今も映画館は流行っている。 日本でも、30年まえは、そこそこ娯楽産業としては成り立っていた。 しかし、現在、都会ではやや盛り返しているものの、田舎ではきつい。

現在、隠岐の島に映画館があるのかどうか、知らない。 機会があったら、調べてみたい。


投稿者 tadashi : 08:21 | コメント (0)

2005年10月22日

エリートが書く文章

「世界の舞台は、限られたエリートのものなのか?」というJR車内の吊り下げ広告。 なんの広告か、と見たら、青年海外協力隊の募集広告。

それ自体は見過ごしていいのだが、広告主はJICA 。 思い出すのは30年ほど前。 フランス・グルノーブル時代。 数少ない日本人仲間の1人に、JICAから派遣のYさんが居た。 彼の口癖は、東大が入試中止の年の受験生だったため、東大法の代わりに京大法にせざるを得なかったこと。 外務省のつもりが、JICAに廻されたこと。 

彼が書いたわけではないだろう。 いい年だから、実務よりはえらいさんのはず。 しかし、エリートでなければ書けない文章。 

「エリートでない君に来て欲しい」と書く神経はわからない。



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エリートが書く文章、は言いすぎかも知れない。 書いたのは、請け負ったキャッチコピー屋だろう。 発注した側の責任者はキャリアー組だろう、という意味。

もちろん、Yさんをうんぬんという意図もない。 ただし、1ドル300円の時代、苦学生(?)が多い中で、JICA派遣の彼は裕福だったのは事実。 

「フランスのゴルフ場は安いですよ、ゴルフしませんか?」 
 私はゴルフはしないので断った。 

「うまいものを食いに行きませんか?」 
 これには同意した。 お互いいつも学食なので、週末ぐらいは街のレストランに行きたい。 

彼は車がないが、私は(オンボロの)プジョー204を持っていた。

日本食レストランがないので、ほとんど(ベトナム風の)中華レストラン、このレストランは今でも健在のようだ。


投稿者 tadashi : 21:43 | コメント (0)

2005年10月21日

まだ本調子でない

しばらく電車通勤が続いていたが、今週からはずっと車通勤が続いている。 というのも、「慣らし運転」を兼ねて。 昔と違って、「慣らし」はほんの少しでいいが、いつもよりは吹かさない。 車も1段下がって、1500cc、「ちょっと刺激をくれないか」。

昔から、というかフランス滞在中から、「靴代わりのコンパクトカー」に徹している。 動けばいい。 ただ、片道60kmを週4,5回動かすとけっこうな距離になる。 今回、乗り換えた理由。

本調子でないので、極めて安全。


投稿者 tadashi : 08:09 | コメント (0)

2005年10月19日

情報漏えい?

数日まえに「論文の査読をしてくれませんか?」というメールがあった。 「この分野は先生でなければ」という「煽て(おだて)」の文章つきで。 差出人Nさんには記憶があるような、ないような。 どこの学会かも(メールには書いていたようだが)よく確かめなかった。

今日、受け取った郵便は「情報処理学会から」だった。 そういえば、昔、査読委員だけでなく、編集委員も8年間勤めたことがある学会。 しかし、論文査読なんて、何年ぶりだろう。

「1ヶ月でやれ」という学会の文章。 某大学の先生の名前がついているが、院生の作品だろう。 期限内に読み終えないといけない。

しかし、勤務先とメールは近しい人にしか知らせていない。 誰かが、情報漏えい(?)してくれたのかな?


投稿者 tadashi : 14:11 | コメント (0)

イメージが涌かない?

1年生にコンデンサを教えるとき。 電磁気からは電荷を貯めるものとして説明し、回路でも「物理的な振る舞いは蓄電と放電」になるが、あとは計算の仕方を教える。 問題は単位。 ピンとこないのが普通。

やむを得ないかも、知れない。

高周波でピコ、低周波でマイクロ、なんか常識、といっても、昨今の学生さんは「もの」も見たことがない。 中学校で「もの」がゴロゴロしている、なんてことはないし。

そういう見たこともないものは、いくら丁寧に教えても同じ。 出てきたときに、教える以外はない。

投稿者 tadashi : 12:42 | コメント (0)

2005年10月18日

SFO空港近くに似ていた

土曜日の会場はホテル一畑(ICHIBATA)、出雲へ行く一畑電鉄の駅の近くにある。 宍道湖に面していて、風光明媚。 ホテル正面から、宍道湖畔まで、道路渡ればすぐ。 空き時間に湖畔で周りを眺めた。

宍道湖は、でかいから、少し行くと海みたいだが、松江市街地に近いホテル一畑付近では、狭まっていて川のようになる。 湖畔で散歩もできそう。 

どこかに似ている!

SFO空港すぐ南のホテルの並ぶ地域(Burlingame)と似ている、と感じた。

投稿者 tadashi : 11:37 | コメント (0)

ほんの少し

帰りの車のHFMで知ったので、昨夜午後9時3分、空を見た。 ほんの少し月が欠けた。 ニュースにもならない程度の部分月蝕。

大体、月蝕は日蝕と比べて、さびしい。 派手さがない。 パリの98%日蝕は、「日中が夜に変わるショー」だった。 しかも、今回は「ほんの少し」。

「少し」というのは、見逃しやすい。 だから、誤魔化しも効く。 お互い、「ほんの少し」だと許しあえる。 それで、日常生活が成り立っている、ともいえる。


投稿者 tadashi : 00:26 | コメント (0)

2005年10月17日

少し複雑な心境

土曜日は松江、父兄との懇談会。 人数が少ないので、じっくり話はできた。 父兄の関心事は、なんといっても就職。 しかも、地元(松江付近)に戻ってきて欲しい、という要望。

松江付近にはそんなに企業はない。 ある父兄の場合、今年卒業の息子はなんとか見つかった。 しかし、ある会社では、広大生とバッティングして負けたという。

その会社には、数年前には、昔の私の研究室のY君が就職している。 あのときも、こういうことがあったのかも知れない。 そういう話は全然しなかった、というより、「前任は広大です」と言えなかった。

投稿者 tadashi : 08:36 | コメント (0)

2005年10月15日

楽天 vs TBS

楽天がTBSを乗っ取ろうとしている、企業統合と言ってはいるが。 ライブドアも、間接的であるが、フジを乗っ取ろうとしたが、失敗した。

ITからマスメディアまで拡大しようとすると「既得権」の壁にぶつかる。 ITはベンチャーが勝手にできる。 だから、目利きの鋭い連中が巨利を得ることが可能。 しかし、放送局は認可制のため、勝手に開局できない。 ライブドアにしろ、楽天にしろ、無理である。

もうひとつの見方は、地デジとITの戦い。 ITがすべて光ファイバーになり、「放送機能」をもつようになると、ハード的には互角。 「放送機能」を持たせるには、ブレークスルーが必要であるが、知恵を絞ればいい。 放送機能つきのアダプターで、ケーブルTV並みには今でも可能。

ソフト的には、スタッフを買収すればいいので、これは可能。 10年後か20年後には、また変革があるのでは?

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そういえば、mytrip が、日立造船情報システムから楽天に売られたあとも、mytripの会員のままで使っている。 毎回、移ることを勧誘(強制?)されても、そのまま。 楽天嫌いなわけではないが、何故か「粘れるだけ粘ろう」と思う。


投稿者 tadashi : 05:32 | コメント (0)

2005年10月14日

DURALEX

DURALEXというフランス製のガラスのコップ。 昔から愛用している。 理由は、安くて丈夫、ガラスも厚くて重みもある。 小型の丸いタイプは、フランスの大学の食堂で使われている。 自動洗浄器でガラガラ廻されても壊れない。 キズはけっこうついているが。

こういう重みはTGV(新幹線)でも感じる。 日本の新幹線は軽く速いという感じだが、フランス新幹線は鉄の塊を感じる。

DURALEXのコップ、アフリカの奥地でも使用されていた。 マラリア多発地の粗末な家で、薬を飲むコップとして。 元は仏領なのだろう。

投稿者 tadashi : 05:35 | コメント (0)

2005年10月12日

ケーブルの曲がり

LANケーブルを10台分用意するのに、少し考えた。 電源も1台300Wとして、口を分散させたが、LANのほうは、とりあえず、センターからの1本をスイッチング・ハブで分配することにした。

ハブの最適配置(?)は、各PCから等距離になるところとは限らないし、実際置き易いか、というのも制約条件になる。 なんども眺め直して、「ここが最適」と思う場所に設置した。 このへん、理論と違って勘がものをいう。

問題はLANケーブルの長さ。 長いひと巻きのを切ってつくるには、工具はないし、元気(?)もない。 慎重に長さを測って、それぞれ一番近いのをカタログを見て10本注文した。 割高になるが、仕方がない。

10mのは直径30cmぐらいで巻いているので、曲がりの戻りも早い。 ところが、3mのは、なんと直径7cmぐらいにギシギシ巻いてビニール袋に入っていたため、いまだに曲がりが元に戻らない。 直線のLANケーブルでなくて、「螺旋状のケーブル」になったまま。

「楽な選択」をした報いかも知れない。


投稿者 tadashi : 14:49 | コメント (0)

2005年10月11日

肝心のPCが来ない

とにかく、PC10台を学生さん(うち1台は先生)の机の上に置くべく、電源コードとLANケーブルを設置した。 工事というほど大げさではないが、距離(m)を測りながら。 さぁ、と思ったところで、業者に確認のメールを入れたが、返事が来ない。 最初予定していた機種は完売したけれど、代替品の目処はついた、という連絡は貰っていたのだが。

やはり、難航しているのかな? なんせ、超格安品で揃えようとしているので。

投稿者 tadashi : 12:09 | コメント (0)

2005年10月10日

空振り状態

専門ゼミでうちに来ている3年生に、「輪講」と「ミーティング」のほかに English Hour という英語会話の時間を1コマ設けた。 ただし、オプション(任意参加)で、土曜日の2コマ目。 中味はなんでもいいのだが、とりあえず、人工知能のすごくやさしいものを「話の種」として用意した。 しかし、「開店休業状態」で2週経過。 つまり、誰も来ないのである。

土曜日という設定はよくない。 私同様、遠距離から通っている学生が半数も居る。 しかし、ほかにいいコマがない。 

英語が苦手なのは、よくわかっている。 なんとか、それを克服させてやろうとしているのだけれど、完全に「空振り状態」。 もう少し、辛抱強く見守る以外はないみたい。

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「英語会話」というのは正確ではない。 本当は「英語による講義」。 
94年から11年間、前任の大学では、大学院の講義を英語でやっていた。 質問するのは「留学生だけ」。 日本人は(講義終了後に)日本語で質問していた。 

「英語による講義」、すなわち、Teach-in-English を大学院の情報工学専攻の「売り」にしていた。 留学生には好評だったが、日本人学生の大半には不評だった。 この経験から、2、3割ぐらいの支持があれば、イヤという学生が大半ても、気にしないようにしている。

「食わず嫌い」を直すのも、教育のうちの1つ、と思っている。

投稿者 tadashi : 03:58 | コメント (1)

2005年10月09日

生産者と消費者

OS上の並行プログラムでは、「生産者と消費者」を使ったモデルがある。 大量消費の時代では、1つの生産者に対し複数(マルチ)消費者のモデルとなる。 現代の特徴は、生産者に対し莫大な数の消費者が居ること。 手作りの時代には、けっこう(素人も含め)生産者が居た。 昔のラジオの時代には、手作りの「ラジオ」も大きな顔をしていた。

「少生産者 vs 多消費者」の現代では、圧倒的に「消費者」になる割合が多い。 「ゲーム、音楽が好き」といっても、「遊ぶだけ、聴くだけ」なのである。 プログラムまでいかないでも、ゲームの仕組みを考えるとか、楽曲の構成を考えるとか、踏み込まないままである。 これでは「進歩」がない!

結局、生産者の思う壷にはまっているわけで、ここから抜け出させることができるか、どうかが課題である。 

「蛸壺」から抜け出させて、「生産者になろう」という気にさせないといけない。


投稿者 tadashi : 18:20 | コメント (0)

コメントに感謝

コメントをいただいたら、原則、公開にします。 8月25日のコメントの公開は遅れてしまい、すみません。 10月8日分は早速公開にしています。

コメント(1) のところをクリックしたら読めます。

コメントのあるかたは、コメント(0) のところ(すでにコメントのある(1)でも可)をクリックすると、書き込めます。

投稿者 tadashi : 02:15 | コメント (0)

2005年10月08日

HGの影響?

土曜日は広島6大学のリーグ戦の日。 何週かに1度は、広工大でも開催される。 その野球場は眼下にあり、よく見える。 2試合のうちの第1試合が、現在行われている。

応援の人数は僅かだけれど、ベンチの野次はけっこううるさい。 アナウンスと野次が教員室まで聴こえてくる。 時折、HGのように「フォオー!」という声。 

「オー」なのかも知れない。 そしたら、こっちがHGの影響を受けているのかも。

投稿者 tadashi : 11:41 | コメント (0)

五日市駅の階段

ここのところ事情で電車通勤が多い。 五日市駅で気づいたこと。
「下り」のホームが、通勤時間帯に、折り返し電車のために「上り」にも共用される。 このとき、陸橋の階段が非常に混む。 左側通行の矢印があるが、ほとんど守られない。 何故か?

右側通行のほうが、乗ろうとする人は電車に近くなる。 また、岩国行きの下りで降りた人の場合、右側のほうが階段に近い。

表示どおりに階段を登ろうとすると、降りて来る人とぶつかる。

本社の方針か、昔からの習慣かは知らぬが、実体に合わせて書き直したほうがいい。


             ************

少し訂正。 岩国方面(下り)に行く人が降りるには、階段の左側のほうが便利。 どうも、時間帯で、「右」と「左」を使い分けているようだ。 長年この駅を利用している人は、表示は気にしないで、臨機応変にしているみたい。

投稿者 tadashi : 09:10 | コメント (0)

ギャップを埋めるには?

「技術」の伝承がよく話題になる。 日本の精密機械は、世界のトップを25年守り続けている。 半導体はすでに、プロセッサはインテル、メモリはサムスンがトップ。 PCは、今や(IBMを買収した)中国に行った。 まぁ、家庭電化製品はなんとかトップの位置にあるが。

今後を考えると、ひたすら努力する以外にない。 しかし、そういう状況に置かれた企業と、企業へ人材を供給する大学の間には、ギャップがある。 何が原因か?

学生さんには、インターン・シップで企業を知ってもらっては、という。 そのとおり。 一方、先生のほうはどうか? もちろん、企業出身の先生は、よく知っている。 ところが、先生の中には、企業の置かれている状況を知らない人がいる。 

先生にも、インターン・シップが必要、ということになるが、、、


投稿者 tadashi : 01:35 | コメント (1)

2005年10月07日

栄枯盛衰

GMの調子が悪いので、トヨタが支援している。 GMといえば、シボレー。 キャデラックと並んでアメ車の代表だった。 60年代のアメリカ映画で登場する大型車を、羨望の眼差しで見ていた。 80年代になると、石油危機後の変化で、アメリカでもコンパクトが主流になった。 もっとも、日本の主流のサブコンパクトより、一回り大きい。 日本車では、アコード、カムリ(いずれも向こうのは一回り大きい)など。 

ヨーロッパではサブコンパクトが、相変わらず主流で、しかもミッション(マニュアル)。 アメリカほどの変化はない。 そういえば、80年代、90年代には、GMがヨーロッパへ進出してつくったオペルが、けっこう流行っていた。 カデット、コルサ、ベクトラ、アストラなど。 最近は、あまり、見かけない。

トヨタは、クラウン、コロナで出発。 当時、他社が外国との提携で、乗用車の生産を始めたのに対し、自力でつくり始めた。 大衆車として出したパブリカは、水平2気筒。 しかも、空冷なのでオーバーヒートしがち。 バイクに車体をつけたような車。 全国の道路の整備が進むとともに消えた。

あの当時も、クラウン、コロナはいい車だったから、トヨタは小さいのを試行錯誤しただけ。 小さい車は、スバルやバイクメーカー(ホンダ、スズキ)が始め、やがて軽自動車の本格的な生産をするようになった。

トヨタの勢いはいつまで続くのだろうか?


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ダイハツ、マツダは3輪車のメーカーだった。 「オート3輪」といっていたが、不安定でスピードは出ない。 運搬用で、トラック代わり。 ダイハツは、軽の3輪を「ミゼット」といって出したら、売れた。

兵庫駅から新開地まで、このミゼットを改造して、人を運ぶ商売もあった。 それまでは、「輪タク」、すなわち、自転車で引っ張るやつだった。 ただ、乗り心地は輪タクのほうが上。 

この「ミゼット」という名称。 登録していなかったのか、すぐあとで、大和ハウスが「ミゼット・ハウス」という名称で、プレハブの家を売り出した。 日本で最初のプレハブ。 ただし、6畳一間の「離れ」みたいなやつ、だった。


投稿者 tadashi : 05:00 | コメント (0)

2005年10月06日

ユビキタス余話

「HPを毎日書き換える」のは大変だけど、ブログなら簡単。 だから、ブログが多い。 Koblogというのも、予想どおり、けっこうある。 ただ、「講義用ブログ」という意味のは、検索エンジンには引っかかってこない。 これは、お互いさま、なのだろう。

ユビキタスで必要な技術は、「コンピュータ+無線」の技術。 コンピュータ技術は氾濫しているが、無線技術は意外に少ない。 一般的な無線技術は「枯れた技術」という面もあり、多くは最近の携帯絡みのものに限定されてしまう。 無線の基礎技術を短時間で教えるには、工夫が要りそう。

全周波数で無許可で出していい電波の強さ、とか、ラジコンなど特定周波数でのそれとか。 という以前に「周波数帯の特徴」の把握。 そして、各種の変調方式などなど。 昔は、無線研出身の学生さんが多かったので、釈迦に説法。 何も教える必要がなかった。

個人的には「ソフトウェア無線」まで、興味が行ってしまう。 実用化にはコスト的に問題があるが、ブレークスルー(大げさかな?)を破れば、一気に流行りそうな気もする、、、、

投稿者 tadashi : 02:57 | コメント (0)

2005年10月05日

あなどれない!

学生実験、といってもあなどれない。 ハード(電気回路)の学生実験を担当しているが、今週の月曜日は、トラブルに見舞われた。 FET(トランジスタ)の実験、しかも、静特性なので「楽な実験」のはずである。 事実、先週はまったく問題はなかった。

ところが、今週は2班のうちの1つで「おかしい現象」が起こった。 1時間ほど格闘したが、どうみても、FETが壊れている、という現象。 いろいろチェックしたあと、FETを取り替えた。 実験装置に「半田づけ」されているので、慎重に。 しかし、まったく同じ現象を呈した。 うーーん、原因は何か?

ここでTAのM君に相談した。 彼もFETの故障と判断して、また、取り替えた。 が、同じ現象。 2人で、「うーーん」とうなった。 最後は、測定器(デジボル)か!

とにかく、2班で計6個のデジボルを使っている。 しかも、それぞれ電圧、電流の切り替え可能。 1班に3個使う。 チェックには3個同時に動かすことが必要で、手間がかかる。 M君は、すべての可能性を丁寧にチェックしてくれた。 最後に、1個だけ、「電圧は正常だが電流がおかしい」のを発見してくれた。 それを、電圧用に廻して、解決した。 

学生実験なので、配線するのも学生さんの実験項目。 トラブルを起こす機器にシールを貼って、来週以降の実験に対処することにした。


投稿者 tadashi : 05:44 | コメント (0)

2005年10月04日

NHK教育の効用?

NHK教育TVのレベルは、国際的にみても高い。 総合は民放に任せて、「NHKは教育だけ」でいいような気もする。 そうすれば、受信料も安くなる。 そうなると、払うのはイヤという輩も増えるかな?

何故だか知らないが、時刻合わせの信号が(総合ではなく)教育のほうで出されている。 これで装置の時計の「時刻合わせ」がされると、ビデオの機器などの時計が狂うことはない。 1年半くらい前に購入したビクターのビデオは、これで時刻合わせされている。

他社もとっくにこれを使っている、と思っていた。 ところが、最近買った三菱のビデオは、時刻が狂いだした。 そこでマニュアルをみたが、このことは書かれていない。 

「折角の教育TVを利用していない」のでは、「受信料を払っている意味がない」ではないか!

投稿者 tadashi : 01:26 | コメント (0)

2005年10月02日

ヤンキース優勝の陰で

早朝とうとうヤンキースは、ギリギリで地区優勝をした。 NHK BS のおかげで、オンタイムでMLBを見ることができる。 それ自体は、昔と比べると「すごいこと」だと思う。 

一方で、NHKの不払い問題がある。 日本がアメリカに追従した改革を貫徹するのなら、当然、NHKは民間放送になればいい。 つまり、受信料はとらなくていい。 が、「受信料も仕方ない」という意見がある。 ひとつは、民放にない「質」の確保を支持する声。

もうひとつは、政治問題。 政府としては、国営放送(に準じたもの)が必要。 朝日、ばかりだとイヤなのである。 だから、「NHKの民営化」には首相も反対するだろう。

NHKはこのままで行くだろうが、受信料を下げる必要はある。 このため、「BSの民営化」で誤魔化す方向をとるみたい。 いずれにせよ、BS登場はバブル期で、一挙に料金は「倍増」した。 バブルの崩壊した現在、元に戻すのは当然であろう。


投稿者 tadashi : 16:35 | コメント (0)

2005年10月01日

Koblogへ書き込み開始

「カラ」ではしようがないのと、テストを兼ねて、写真のアップロードを含め書き込みを開始。
ただ、内容はこのTeblogとたびたび重なると思います。

 学生さん向けのKoblogは無視してけっこうです。

投稿者 tadashi : 21:27 | コメント (0)

講義用のブログを設置

前期は未設置だった広島工大のHPに、講義のためのブログができました。 このブログと同じ Movable Type ですが。 ただし、今日(10月1日)できたばかりで、中味はまだ「カラ」です。

講義のメインは「大学院(電子工学専攻)」ですが、「専門ゼミ」のもここに書く予定です。

アドレスは
www.ae.eleph.it-hiroshima.ac.jp/tad/
です。

ご参考までに。

投稿者 tadashi : 18:39 | コメント (0)

MRPとDAT

学生さんに示している研究テーマは
 MRP:Mind Resonance Processor
 DAT:Detection System of Active RF Tags
の2つ。

最初のMRPは、ブレインコンピュータの流れで、ARTが「パターン」を共鳴で認識するのに対し、「パターンの集合」を共鳴で認識させようとするアイデアに基づく。 だから、「ARTのこころ」を理解してもらうのが先決。 3ヶ月あれば、「こころ」はわかっていただける、と思っているが、甘いかな? マインド・レゾナンスはやや誇張した表現。 「パターン集合のレゾナンス」が正確なところ。

今のところ、MRPを選択する意志を示している学生さんが多い。 理由は簡単で、「音楽」への応用をアッピールしていたから。 プレゼンの機会はなくて、「ちらし」で選択する方法だったので、「ちらし」には「音楽」を前面に出した。 これが良かったのか、悪かったのか、は不明。

DATは、ユビキタス時代に合わせて、アクティブ・タグの新展開(本当?)。 無線の技術は必要になるが、最近の学生向きにやさしくしている。 必要なのは、やはりコンピュータ・ソフト。 DATというと、テープを連想する人もいるかも知れないが、今やめったにお目にかかれないので、乗っ取ったつもり。

いずれも、RTOSの技術を根底におく。 つまり、興味で引き付けて「組込みソフト開発」へ持ち込みたいが、そうは問屋が卸すか、かどうか。


投稿者 tadashi : 01:32 | コメント (0)