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2005年09月30日
タイガース優勝の陰で
すでに一昨年、星野阪神で優勝した時から、「MACは阪神タイガースと似ている」という表現が使えなくなっていたが、今年もそのダメを押された。 「マイナーだけれど根強いフアンが居る」という類似点が、駄目トラ時代には使えたのだが。 MAC? もちろん、PCのこと(ハンバーガーではありません!)。
ついでに、思い出すのは、阪急ブレーブス。 60年代初めまでは「灰色のブレーブス」といわれて弱かったのが、60年代半ばから強くなった。 しかし、いつの間にか、オリックス・ブレーブスになり、とうとうオリックス・バッファローズになった。 昨年、ストのおかげで楽天が誕生したが、「ブレーブス」という名は消えた。
阪急西宮球場は好きな球場だった。 いつも、ガラガラで、人混みの嫌いな私に向いていた。
いつの間にかなくなっていく、、、ものを好むのかな。
投稿者 tadashi : 14:40 | コメント (0)
2005年09月29日
アリディとバルタン
少し古い話を少々。 8月のヨーロッパ、リエージュからの帰り。 リエージュの(仏版タワーレコードの)チェーン店で、ジョニー・アリディのCDを買っていたので、車中それを聴いていた。 ジョニー・アリディは、「フランスのエルビス・プレスリー」である。 昔からそうだったが、やはり歌がうまい。 もっとも、CDは1975−1984のアルバムだから、古いものを聴いていたことになるが。
日本では、むしろ、奥さんのシルビー・バルタンのほうが知られている。 彼女は「フランスの美空ひばり」として、日本では紹介される。 これはエルビスと違って、日本人にしかわからない表現である。 じつは、去年はシルビーのCDをパリで買った。 (美空ひばりと違って)シルビー・バルタンは健在で、今でもコンサートをやったりしている。
ヨーロッパのCDショップに入っても、アリディとかバルタンとか、年代もののCDを買ってしまう。
羽田空港の出発ロビーから少し上に上がったところのCDショップでも、エルビスのCDを買ったことがある。
しかし、このCDショップは、はやらなかったようで、今はもうない。
投稿者 tadashi : 17:57 | コメント (0)
機械学習の意味するところ
人工知能の分野では、機械に学習させるため、学習のことを「機械学習」という。 帰納学習、演繹学習、、と並列的に並べた本をみて、この著者は「なにを考えているのか?」と思う。 たしかに、いろいろな学習方法(学習させる方法)が存在するから、それらの特徴とか長短を列挙することは簡単である。 しかし、何も考えずに羅列したのではないか、と思ってしまう。 学生のレポート並みの出来、としかいいようがない。
たぶん、「機械学習」という言葉を、初めて聞いた人は「人間学習」と、どこが違うのか、と思うだろう。 もちろん、人間に学習させることを「人間学習」ということにする。 こんな表現は見たことはないが。
「人間学習」を「教育」というのなら、「機械学習」のようなレベルでは議論できない。 一言でいえば、「教育は難しい」のである。
では、「機械学習」は簡単か、というと、それも昔は簡単だったけれど、だんだんややこしくなってきている。 ただ、目的(応用目的)を限定すれば、見通しはよくなる。 でも、よく考えれば、「人間学習」もそうで、目的を限定すれば、「XX受験コース」のように簡単になる。
まぁ、人それぞれだけれど、とりあえずは、目的限定で対処するのが現実的か、と思う。 「就職目的」とか「院受験目的」のように。
もうひとつあった。 就職内定の人は「卒業目的」。
これが、けっこう大変な人がいる。
投稿者 tadashi : 00:53 | コメント (0)
2005年09月28日
似ているような、似てないような
30年ほど前、当時マイコンの出始めの頃、新しい研究室(計算機工学)を立ち上げた。 この点は今回もそっくり。 新しい研究室の立ち上げである。 しかし、「何か」が違う。
何が違うのか?
マイコン・チップは世の中で初めてだった。 当時、皆燃えていた。 これから、なにが出来るか、わくわくしていた。 今のPCは、当時の大型コンピュータを凌駕する性能。 そして、世の中には、ありとあらゆるPC製品が溢れている。 新製品開発を目指す、といっても、ピンとこないのも無理はない。
冷めている! 学生さんには、燃えてくるものがない。
BBQの火をつけるようなわけにいかない。
さて、どうしたら、火がつくだろうか。
投稿者 tadashi : 02:44 | コメント (0)
2005年09月27日
うーーん、無理は禁物かな
3年のゼミ生9名と初回の「専門ゼミ」を始めた。 4年生がいないので、半年早く机とPC(準備中)を与えるという厚遇(?)、をしたつもりなんだけど。 今日の時点での反応は、口には出さないが、「アリガタ迷惑」というところかな。
まぁ、しばらく様子をみよう。 無理は禁物かも知れないので。
投稿者 tadashi : 16:43 | コメント (0)
ディスチャージしたかな
強力な電界を集中的に浴びたのは高1、高2の頃。 毎日のように夜長時間、送信機のスイッチを入れていた。 10W出力といえども、非能率な真空管(807)の時代。 トップ・プレートにつながったコイル付近では、ワンターンのループについた電球が灯った。 これで、送信状態を確認した、というなんとも原始的な時代。 人体が強力な電磁界のまっただ中に居た。 送信機には、まともなシールドはしていなかった。 自作の送受信機でハムを開局する時代だった。
高3では、さすが飽きてきたので、時間は減ったが、それまで2年間ほどは集中的に電荷をチャージした。 この量は、昨今の携帯の比ではない。 高電圧送電線の付近に住む人、の問題は今もとりざたされるが、ラジオ放送開始当時も、その人体への影響が懸念されたことがあるとか。
私の場合、ここまでは、そういう影響は出ていないみたい。 あの頃のチャージ電荷は、とっくにディスチャージしている。
まぁ、最近のパソコン少年には、こういう電界は無縁の話であるが。
投稿者 tadashi : 01:18 | コメント (0)
2005年09月26日
電荷量の多い人は要注意
電荷を電界のある場所におくとクーロン力を受ける。 電磁気では、「2つの点電荷の間で働く力を求めよ」という問題が基本になる。 係数を除けば、簡単な式で表現でき、計算自体は難しいものではない。 ただ、計算結果の値については、どのくらいのものか、検討がつかないだろう。
じつは、私は「電界の人体に与える影響」については興味を持っている。 最近では、(まえにも書いたように)SARという「人体への吸収率の測定」が(一部では)始まっているらしい。
このとき、物理学の教えるところでは、人間の持っている電荷量により受けるクーロン力は異なる。 電荷量の大きい人は電界の影響が大である。 だから、「人体の電荷量」を測らないと意味がない。
電荷量の測定結果により、「君はAクラス」とか、「君はCクラス」とかクラス分類すればいい。 Aカップ、Cカップじゃないけど、AからEぐらいまでの5段階ぐらい、に分ければいいだろう。
「Dクラスの人にはこの携帯がいいですよ」なんていうセールスの時代が来るかも。
投稿者 tadashi : 10:56 | コメント (0)
2005年09月25日
世界標準
しばらく前の話になるが、(北京までは入っている)野球がオリンピックからはずれることが決定した。 関係者は残念がっているが、冷静にみれば、野球は「世界標準」の競技として認められていない、ということ。 ロンドン・オリンピックに野球が入っていない、ことは、イギリス人には「当たり前」だろう。
イギリス、というか英連邦には「クリケット」がある。 私には、理解不能の競技であるが、野球に近い競技みたい。 ただ、熱戦になると、1日で終わらないこともある、といわれると、もうわからない。
このまえ、オーストラリアとの戦いに勝ったイギリス・チームが、トラファルガ広場で熱狂的に歓迎されている風景を、TVニュースで見た。 クリケットをオリンピックに入れる、という提案があれば、反対するだろう、日本は。
最近のオリンピックでは、新規に入れたり、または、廃止したりする競技が多い。 「変動相場制」に移行した、ということかも知れないが、節操のない「ご都合主義」にも見える。
真の世界標準の競技になるには、長い時間のかかる競技も多い、のに無理をしているのだろう。
投稿者 tadashi : 01:52 | コメント (0)
2005年09月24日
香港の将来も気になるが、、、
一国2制度の「香港」の将来はどうなるか?
アメリカの要求には「中国の民主化」があるが、そんな簡単な話ではない。 一方、中国は「民主的な香港」を「中国的な香港」にしよう、としている。 少なくとも、返還以前の香港と比べると、「香港の中国化」が進みつつある。 このへん、中国の欧米への歩み寄り、よりは吸引力のほうが強いようだ。
香港より、日本に影響大となるのは「台湾」。 簡単には「台湾の中国化」はできない、だろうが、長い先ではそうなるような気がする。 そうなると、どうなるか? そのときは、アメリカの力は(相対的に)下落しているはず。
沖縄が独立して、琉球国(王国ではないだろうが)に戻る、と思う。
尖閣諸島がどこに属するか、とか北方4島、どころの騒ぎではない。
中国の巨大化のテンポは予想より早い。
「経済」も当然だが、「外交」に強い政治家は絶対必要!
投稿者 tadashi : 16:19 | コメント (0)
消え行く運命
マイナーな製品は探しにくい。 1年くらいまえに、FMのトランスミッターを3千円ほどで見つけていた。 そのときは2製品あって、1つは2周波数固定、もう1つはレンジ間で自由設定。 今日、見たら前者はなく、後者のみ。 当分これでいいのだが、これも消え行く運命か、、、
時々こういう製品がある。 もう1つは、PCからGBAにつなぐUSBコード。 これはもう製造中止。 あとはRS232Cでつなぐしかない、が遅くなってしまう。
あれば便利なのだが、所詮は「マイナーな製品」。 やっと、見つけても、ユーザは少ない。
やがては、消えてしまう運命なのだろう。
最後は自作しかない。
投稿者 tadashi : 03:03 | コメント (0)
2005年09月23日
秋月のお世話になりそう
ヨドバシカメラが「大」の代表とすれば、「小」の代表は秋月かな。 電界強度計のキット3800円をきっかけに、いくつかの物色をしていたら、やはり「秋月通商」に行き着く。 ただ、まだ何も買っていない。
ずーーと、昔なら部品のリストを持って買い物に行った(中高生の頃?)。 やはり、キット+アルファぐらいでないとしんどい時代だし、中味がわかるのなら、完成品でもいい。 箱を開けて改造したらいい。 八重洲無線は(とっくに)名前が変わっていた。
ユビキタスといえば、ICタグ。 しかし、ここは「ニッチを狙う」と「ICはつくれない」という2つの理由で、アクティブRFタグに焦点をフォーカス。 ちなみに、ある製品(FM周波数)をチェックしてみたら、(電波法に触れない範囲で)10mはオーケーだった。 ふつうの室内なら十分使える。 これに光センサーを併用する計画。
携帯はこんなに普及しているのに、無線の技術を知ってる学生さんは(前大学でも現大学でも)少ない。
「授業にない」という言い訳? そんなのは理由にならない。 どこの大学でも、そんな講義は(ほとんど)ない。 クラブで、仲間通しの情報交換すればいい。
自分の経験をいえば、「須磨クラブ」という社会人主体のアマチュア無線のクラブ。 高校のとき、毎週土曜のミーティングに出ていたのが役立った。
最近のクラブは、無線技術からPCのゲームに転化(進化?)しているとか。
うーーん、ハードよりソフトか!
投稿者 tadashi : 03:35 | コメント (0)
2005年09月22日
「コンピュータと作曲」だった
さきほど事務から、「10月27日にX高校(広島市)へ出張講義してくれますか?」という電話があった。 予定をみたら大丈夫なので、「いいですよ」と答えた。 相手は、すでに大学から提出されたリストをみて、私にリクエストしてくれたらしい。 それは有難いのだが、「ところで、どういうタイトルでしたっけ?」と聞いた。 たしか5月ごろに書いて出したが、すっかり忘れてしまっていた。
先生の講義のタイトルは、「コンピュータと作曲」です、という係りの人の答え。 あぁ、そうだった、と思い出した。
5月には、たぶん軽い乗り、で書いたのかも知れない。 あと、1ヶ月ほどあるが、この準備も必要になった。
投稿者 tadashi : 16:10 | コメント (0)
ニッチを狙う?
コンピュータ関連の技術を分析したとき、要素、システム、ハード、ソフトの4つに分けられる。
●要素(W:西)、システム(E:東) を東西の線
●ハード(S:南)、ソフト(N:北) を南北の線
とするレーダーチャートに描くと、技術の変遷がわかりやすい。
N(ソフト)
W(要素) E(システム)
S(ハード)
初期(70年代)はWS(ハードの要素技術)から始まり、WN(ソフトのプログラム開発)へ移った。 プログラム開発は所詮「要素技術」とみなせるから。 90年代初めまでは、この傾向が続いた。 ところが、90年代半ばくらいから、この10年くらいを眺めると、主流はプログラム・パッケージの組み合わせ的な技術へ移っている。 これはEN(システム・インテグレーション技術)にほかならない。
「プログラムを自分で書く」代わりに、いろいろな「プログラムを探して」来て、組み合わせる。
時代の流れではあるが、世の多くはこういう方向へ向かっている。
私はこういう「時計周りの方向」の逆方向を狙っている。
システム・インテグレーションを対象とするところまでは同じ。 しかし、「ソフトの組合せ」ではなく、「ハードの組合せ」で行く。 つまり、ES(ハードに基礎をおくシステム・インテグレーション)技術。 もちろん、ソフト開発もある程度は必要であるが。
結局、ES技術では、「ユビキタス環境の機器ではRTOSが必要」というところへ落ち着く。
じつは、ニッチでもなんでもない。 世の中のニーズは多い。 一方、それを教える大学が少ない。
つまり、「人材養成の穴場狙い」が当大学の情報工学科設置の目的の1つ。
結局、その教育を担当するハメになった。
投稿者 tadashi : 08:17 | コメント (0)
2005年09月21日
ガソリン密輸
ベトナムのなんとか省では、川向こうのカンボジアへの「ガソリン」の密輸が行われているとか。 リッター70円のを100円で売って利ざやを稼ぐ。 この省のガソリンの半分は密輸されるらしい。
ポリタンクを小舟で運ぶという、まさに大衆的(?)な密輸。 ベトナム政府は、補助金を出しているから、密輸は損失そのもの。 当然、取り締まるが、数が多くてとても無理とか。
水は「高きから低きへ」流れる。 自然であるから、止めることが無理。 EU統合まえのヨーロッパでは、「タバコ」などの大衆的密輸(?)が日常的だった。
ベトナムからタバコの密輸のないことを祈る。 「ガソリン」に「タバコ」の火がつくと爆発する。
投稿者 tadashi : 05:44 | コメント (0)
2005年09月20日
まさか!
明日から後期が開始。 さっそく演習が1コマ目から。 この演習、名目は「電気回路演習」なのだが、「電磁気演習」も含んでいる。 まぁ、1年生対象だから、電磁気も基礎的なのでなんとかなるが。 ただ、教科書は持っていない。 学生さんのを現場(?)で見る以外にない。
「まさか!」と思って電磁気関係の本は、すべて前大学に置いてきた。
来年の講義担当の中には、「過度現象、分布定数回路」がある。 これも、「まさか!」に近い(が諸事情から、この担当は仕方ない)。 電気回路の本はあるので、なんとかなるだろう。
外野手が内野を守ること(あるいは、この逆)はMLBではよくあること。 ユーティリティ・プレイヤーということかな、格好良くいえば。
本来の講義(アーキテクチャ、離散数学、デジタルシステム設計など)は、来年度から始まる情報工学科の学生が2年生になってから。 つまり、07年度からになる。
待ち遠しい!
投稿者 tadashi : 15:52 | コメント (0)
2005年09月19日
ビジョンには夢が必要
政治家としては大衆にアッピールするビジョンを描くべき。 池田勇人の「所得倍増」、田中角栄の「日本列島改造」。 功罪は別にして、わかりやすい「夢」を描いていた。 最近の子供には夢がない、と大人はいう。 そりゃそうだ、大人が夢をもたないのだから。 最近の子供は理科離れ、も同じ。 大人が理科離れしているのだから。
結局、日本がどこを目指すのか、が語られていない。 「現状維持」が無理なのは自明。 どこを削って、どこを充実させるか、というプランがない。 削る話に夢は無理だけど、充実させる話は夢があるはず。
充実させたいのはいったい何?
ヨドバシ・カメラは好き、だけど、残念ながら、まだ広島にはない、、、、
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夢には同時に「元気」も必要。 バイタリティ溢れるような。
大阪のおばちゃん、を目標にすればいい。
そういえば、今年の夏のこと。 リエージュの夕方だった。 どこで晩御飯食べようかな、と歩いていたら、大阪弁が聴こえてきた。 大阪のおばちゃんが数名。 「あんた、これ買うた?」
ヨーロッパの観光地では見かけるが、リエージュは地味な街。 観光的には日本人には知られていないのに。 ブルージュならわかるが。
そういえば、西条のスーパーイズミの2階に「リエージュ」という貴金属の店がある。 この店名の由来は昔から気になっている。
投稿者 tadashi : 00:43 | コメント (0)
2005年09月18日
ビジョン不透明
民主党の代表はMさんとか。 真面目そうにしゃべっているが、どういう人か知らない。 小泉さん相手なら、民主党代表はOさん(前代表ではない)しかない、と思う。 Oさん、こわい顔なので黒幕のほうが似合う?
代表になったMさんの「日本に本当の民主主義を!」という表現は、聞きようによっては癇に障る言い方。 もう少しソフトな話しかけ、ができないのか、と思う。
しかし、日本の将来ビジョンを3とおりぐらい、きっちり描いて民意を問うべき。 「小さい政府」と「規制排除」とは同義語ではない。 「既得権廃止」はしないといけないが、規制すべきところは「規制」が必要なのは事実。 しかし、「なにを規制するのか?」が問題。
「タクシー料金の規制廃止」をしても、タクシー会社擁護のため、「個人タクシーへの参入排除」は相変わらず存在する。
フランスでは全部タクシーは個人営業、だから、最近のパリのタクシーにはけっこう「ベンツ」がある。 アメリカは、イエローキャブで知られるように(日本同様)会社営業でオンボロが多い。 一長一短があるが、どっちが日本にはいいと考えるか? タクシー料金を下げて、運転手の賃金を下げると、「運転手のほとんどは移民になる」だろう。
投稿者 tadashi : 07:26 | コメント (0)
2005年09月17日
まぁまぁかな
さきほど集中講義終了。 今日用意した配布コピーとコンピュータのスライドには、少し一致しない箇所があった。 しかし、4日間とおしてみれば、「まぁまぁかな」というのが自己評価。 15コマをほぼ真面目にやった。
他大学の集中講義、昔はけっこう手抜きをした。 Y大、TG大、、、、 依頼してくる側も「適当にやってくれていいですよ」というし、こちらもけっこう忙しかったので、ほとんど準備なし、で出かけた。 それに比べると最近は、丁寧に準備するようになった。
要するに最近は他大学も「厳しくなった」のだが、 「人間は環境により変わる」ということだろう。
投稿者 tadashi : 15:41 | コメント (0)
2005年09月16日
あと1日
今日は人工知能基礎。 「人工知能 with ニューロ」なので順調に終了。 あと1日。
家から10分もあれば到着できるのは楽。
投稿者 tadashi : 19:44 | コメント (0)
時間配分は難しい
4日間の集中講義を、アーキテクチャ、コンパイラ、人工知能基礎、同応用、に配分してみた。 が、2日目のコンパイラを1日中やるのは少し長すぎた感がある。 もともと、そう予想されたので、デモを入れたけれど、デモはほんの短い時間。 講義の時間のほうが圧倒的に長い。
それに学部ではなく、大学院の講義、ということで、イントロ部分は別にして、「レベルを高く」という制約もある。 眠くなる学生さんの気持ちもわかる。 アーキテクチャとGCCまではともかく、コンパイラを形式言語から説く、というのは、出身学科が電子の人にはきついだろう。
まぁ、明日、いやもう今日(3日目)からは誰も眠らせないぞ!
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「コンパイラ作成の必要性」はつぎのとおり。
クロスコンパイラは、ターゲットのプロセッサが変わるたびに作成しないといけない。 GCCをみれば、すごい数のコンパイラがあるのがわかる。 マイ・プロセッサにはマイ・コンパイラが要る。 VLIWなら、アーキテクチャより、むしろコンパイラのほうが重要になる。
だから、コンパイラ作成技術を身につけて、という筋。 もちろん、裏には Yacc (Bison) の話があるのだが、「そこまでは踏み込みたくない」という学生さんが多い。 Yacc については、昔インターフェースに4回連載記事を書いたくらい、こちらには自信がある。 (自分の書いた記事でも忘れてしまったところもあったが。) もちろん、最適化を重視するときは、Yacc だけに頼っては駄目だが、まずは、Yacc から始めるのが初心者向け。
じつは、昔、学部でコンパイラの講義を10年ちかくやったときも、尻込みする学生が多かった。 そのあと、担当した先生も苦労しているようだ。 経験的には2割ぐらいかな、試作にチャレンジするのは。
思ったほど難しくない、と思うのだけれど、Yacc には相性があるみたい。
投稿者 tadashi : 00:05 | コメント (0)
2005年09月15日
RTOSの必要性
ARMプロセッサをターゲットマシンとしたクロス開発をデモる予定。 ターゲットマシン、その実体はGBA。 これはすごく安価なPDAである! DSが発売されてから正価自体も9800円に下がったが、7月偶然ヤマダで7千円で購入。 PC上のGCCで開発したプログラムの転送には専用ケーブルを使う。 このへんのノウハウはNさん(愛媛大)がUnixUserに書かれたものを借用。
問題は、このやりかたではターゲットのGBAにOSがないため、ARMのプログラムが起動し終了(あるいは無限ループ)のあと、手動でしか次のプログラムの起動ができない。 単なるプログラムの転送だけでは実用にはならない。 ターゲットにもOSが必要。
まぁ、昔はRTモニターを使ったが、今はRTOSの時代。 そこでRTLinuxとかTronが登場するわけだが、このへんの必要性を理解していただけるか、どうか。
明日、いやもう今日の講義ためのデモのチェックをしていて思ったこと。
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GBAとは「ゲームボーイアドバンス」のことです。 最近買ったのは、正確には、SPがつくが、SPのつかないオリジナルのGBAでも同じ専用ケーブルが使用可能。
私の所有するゲームカセットは、昔のGB時代の「テトリス」だけ。 なお、このテトリスでは10万点出すとロケットが発射される!
昔のGBのプロセッサはZ80のため、アドバンスではこのテトリスのようなGB時代のゲームを動かすために、ARMのほかにZ80も載せている。
GBAは、大げさにいえば、デュアルプロセッサ・マシン。
投稿者 tadashi : 00:28 | コメント (0)
2005年09月14日
近大集中講義
今日14日から、近大(東広島)大学院の集中講義を開始した、土曜日の17日まで。 全部PCでできるよう準備したので、ホワイトボードはほんの少しだけ。 初日は「コンピュータ・アーキテクチャ」、加えて「ターゲット」をARMとする「組込みシステム開発」にも言及。 明日はGCCのデモのあと、「コンパイラ」へ移る予定。
広大時代の院講義とは全然違う? うん、そのとおり。 「英語」の講義でもないし。
昼休みに10月1日にオープン予定の「マルチメディア・センター」を広大のA先生と一緒に見学。 すばらしい!
広大のA先生も集中講義に来ているとのこと。 この時期集中講義が「集中」するのも仕方ないようだ。
投稿者 tadashi : 18:21 | コメント (0)
2005年09月13日
小さな政府
そういえば日曜日(11日)は選挙だったが、広島4区では常連のNさんの楽勝。 出口調査の人も居なかった、朝7時すぎは。 Hエモンでも来てくれないと、広島4区は無風。
自民党だから当然ではあるが、Nさんの選挙事務所には「小さな政府」という垂れ幕があった。 当を得たスローガンではあるが、議員数を減らすのも「その1つ」である。 衆議院も480から、3分の2の「320」くらいにしたら?
小選挙区へ移行のとき、議員数はほんのちょっぴり減った。 が、あの時も、減らされる選挙区は大反対をした。
これも「総論賛成、各論反対」の例。 (議会は立法のほうであるが)行政改革も大変だろう。
投稿者 tadashi : 12:47 | コメント (0)
Y監督辞任
カープのY監督辞任。 朝の車で、HFMのC新聞ニュースとして聴いた。 広島以外の人にはニュースにもならないだろう、カープファンを除いて。
辞任にもいろいろある。 学部長辞任。 時々あるが、やめたのは学部長だけで、教授としては辞任していない。 会社的にいえば、管理職からの降格ぐらいの意味しかない。 「辞任」といっても「辞職」ではない。
昔、前大学で某センター長を「期限満了辞任」をしたことがある。 一応、2年間の期限を満了したからいいでしょう、と再任を辞退。 再任はしたくなかった。 (終了後、CDの製作をしたが。) 最低の責務(?)は果たすけれど、管理職は好きではないので。
辞任にもいろいろある、という例。
「小2の時からカープファン」と歌っているキャプテンストライダムとかいうバンド。 詳しくは知らないが、広島出身ではないらしい。 「山のように見える」というフレーズが頭から離れない妙な曲の中で。 「広島に縁がないカープファンもいる」という証明かな。
ご苦労さんです。
投稿者 tadashi : 08:42 | コメント (0)
2005年09月11日
コンピュータ・アーキテクチャ研BBQ
昨日のBBQ参加者、現役+旧メンバーの一覧、私もOBですが。
デジカメ画素は200万(100万は嘘)、約1/8にした画像。 フラッシュが焚かれなかったので、顔面が暗くなった人も。
新聞記者も顔だけ、のぞかせています。 旧メンバーを入れても人数は最盛時の半分(以下)。
これからは、新生コンピュータ・アーキテクチャ研として、また発展することでしょう。
投稿者 tadashi : 14:21 | コメント (0)
無事終了
9日からの大会。 一般講演は午前で終了。 日曜なのに朝8時半からちゃんと出ていました。 自分の講演は10時なのに、PowerPointのファイルを8時半にダウンロードする必要があった。 こういう手もあり、かと感心。
自分のところだけ、直前に来て「講演」、というのを阻止するためか?
投稿者 tadashi : 14:14 | コメント (0)
2005年09月09日
大学活性化の行く末
工学教育協会の大会(3日間)が始まった。 初日の今日の午後は講演会。 文科省のA課長さん、話全体は月並みだったが、最後のほうで話は大学活性化に及んだ。 昔、東大ですらランキングが100位の圏外だったころからみれば、最近は随分よくなっている。 ランキングは、データのとりかたがおかしかったのが、修正されたことが大きい。
しかし、学生も先生も優秀なら国籍不問とすればよく、ランキングはどんどん向上する。 野球を考えればよい。 外国人枠を撤廃すればセパどちらでも1位間違いなし。 自国人を優遇する限りは、限界がある。
昔は「日本語ができるから、外国人より有利だよ」と若い人に言ってきた。 すべて英語でいい、ということになるなら、外国人枠を撤廃するかどうか、がキーになる。
「相撲界と学界は閉鎖性の程度が似ている」と思うが、相撲界のほうがチャンピオンが外国人である分、進んでいるといえよう。
投稿者 tadashi : 20:38 | コメント (0)
2005年09月08日
研究室づくり
がらんとしていた部屋にも机、テーブルはほぼ入った。 同じ大きさの部屋が2つ。 1つはPCと一緒の居室。 もう1つは実験室、というのが標準的。 8人なら楽々、10人を超えるときつい。 今年は私のところは9人と決定した、昨日の会議で。 以前は15人という研究室もあったらしいが、電子は減少気味なので10人を超えることはないだろう。 (来年発足の「情報」はこの点怖い!)
この人数、たとえば10人というのは卒研の人数で1教員あたり。 国立に換算した研究室でいうと、教授、助教授の2人で、人数はこの倍20人、ということになる。 やはり、ざっと倍くらいの負担に相当する。 しかも、私立には助手はいない。
さて、これからPCの調達。 人数分(9台)集まるかどうか?
投稿者 tadashi : 08:42 | コメント (0)
2005年09月07日
台風一過
東広島は幸い大したことはなかったが、山陽道は大変。 というか、朝8時に家を出て着いたのが今11時。 山陽道の閉鎖で一度帰宅し、出直したため。 まだ、ここより西のほうでは止まっている。
途中のサービスエリアはトラックで満杯で、道路の路肩にも溢れていた。
九州方面だと、全面開通まで待つか、少しでも行けるところまで行くか、という選択かな?
投稿者 tadashi : 11:02 | コメント (0)
2005年09月06日
電界強度計
最近のものはどうなっている?と思って検索してみた。 昔ながらのメーカーもある(ので安心)。 普及品は昔と基本的には同じだし、秋月のキット(3800円)まである。 ちゃんとしたメーカー品でも10万-30万程度。 そういえば、昔(大昔?)自作したなぁ。
なんでこんなものを探しているか、というと RF ID (アクティブなICタグ)の測定をしよう、と思っているから。 だいぶ赴きが違う? そんなことありません、昔に戻っただけ。
ついでに調べてたら、盗聴発見(なのか盗聴目的なのか?)関係も多い。 もうひとつはSAR(Specific Absorption Rate)の測定機器も新登場。 SARSと間違うような名称だけど、要するに「携帯の脳への影響」を調べるため。 イギリスでは本気で始めている。 ただし、この測定器は発売間もないせいか1桁高い(約300万円)。 こんな高いのは今は不要。 普及品で十分。
じつはRF IDを使うマル秘の「アイデア」を持っているのです!
投稿者 tadashi : 10:44 | コメント (0)
台風接近
台風が接近してきた。 7月は大雨に2,3回見舞われた。 山陽道を走るので雨には要注意。 少々の雨は気にしないのだが、閉鎖されると困る。 じつは、事故で閉鎖されたとき、2号線もえらく渋滞したので、熊野経由できたら2時間かかった。 このときは、志和インターまで行って止められたので、この往復に2時間。 片道1時間のところ結局4時間かかった(が、事故とはこういうことだろう)。
昔、ロサンゼルスで大雨に遭ったことがある。 ロスは雨の少ない街。 水はシェラネバダのほうから引いている。 ところが、1987年の12月。 突如大雨になった。 高速に水がプールのように溜まった。 エンジンストップしないよう、ヒヤヒヤしながら、プールを通った。
まぁ、ひどくならないうちに帰ったほうがいいかも知れない。
投稿者 tadashi : 08:35 | コメント (0)
2005年09月04日
少し慌しくなりそう
まだ9月も始まったばかりなのに少し慌しくなってきた。 後期の開始が21日(なんか中途半端!)なのも一因。 まだそれでも2週間ほどあるけど、14日から17日まで別の大学(院)での集中講義が入っている。 じつは先週からその準備を始めている。
最近は「PCで講義する形」が標準化している。 1回2時間くらいの準備なら大したことはないが、15回分ともなるとけっこうある。 5年くらいまえに学部の講義で全回分を用意したことがあるが、テキストも書いた勢いで10日ほどでやっつけた(ために「いい加減」なところも残ったが)。
最近は、学生さんの授業評価があり、「先生の講義の準備は十分でしたか?」なんて項目もある。 別にいまさら点を稼ぐつもりもないが、「PCを使わず黒板ばかり使ってました」なんて書かれるのもしゃく。
なんとか、集中講義分は来週8日までには済ませましょう。
そのあとは、学生さんを迎える実験室の整備という仕事があるのです。
とにかく「電源工事」もしないと、、、、
投稿者 tadashi : 14:56 | コメント (0)
ヘビメタ演歌
Mフリードマンなるヘビメタバンドのギタリスト。 日本の(ひばり等の)演歌に興味を持ったとか、で Lust for Life(生きる欲望?) なる演歌っぽい曲を弾いていた。 もちろん、詞のない演奏。
そういえば、昔ベンチャーズも「京都の恋」なる曲を書いてけっこうヒットさせたことがある。 詞は誰だったか忘れたけれど日本人。 演歌の詞は外国人には難しいけど、メロディを真似るのは簡単、ということ。 ただし、多様化した日本では、よほどのインパクトでもないと、もう流行らないだろう。
それより、ギタリストには何故が目がいってしまう。 ほとんど最上位のフレームで、しかも3,4弦あたりでアドリブつきのメロディを弾くのはさすが。 昔学生時代、銀座のACB(アシベ)でも、ギタリストの指ばかり見ていた。 寺内タケシ、、、古いなぁ。
チャーは時々TVで見るけど、はたけ(シャ乱Q)はどうしてるのかな?
投稿者 tadashi : 10:05 | コメント (0)
2005年09月03日
もう1つベトナムに関連して
フランスの中華レストランは、ベトナム人がやっている場合も多い。 パリではさすが本来の中華のほうが多いが、地方に行くと「ベトナム中華」と看板にまで書いていることもある。 地方では「ベトナム中華」と覚悟して店に入るほうがいい。
これは「ベトナム、ラオス、カンボジアの3国の旧守国がフランスである」ということに起因している。 昔の教科書には、この3国を「仏領インドシナ」と書いてあった。 あれから、随分時間が経ったのに、今だにフランスの地方で「ベトナム中華」に出くわすのは、やっぱりレストランは世襲制だろうなぁ、とか、さらには息子さんも就職は厳しいので世襲するのかな、なんて食事をしながら、考えてしまう。
断っておきますが、「ベトナム中華も美味しい」のです! ただ、白米に慣れている日本人の中にはベトナム中華の「ごはん」は駄目という人もいます。
投稿者 tadashi : 11:10 | コメント (0)
理解できなかった小説
原作者Fサガン(たしか今年の春?)に続いて、翻訳の朝吹さんも亡くなられた。 「悲しみよ今日は」という小説、買って読んだことがある。 たしか、高校時代。 さっぱり理解できなかった。 日常生活での心理的な内面を書いたものは、当時は全然わからなかった。 というか、興味が沸かなかった。
戦後、フランス映画やフランス文学も話題になった時代があった。 最近は、フランスでヒットした映画「アメリ」にしても、日本ではそんなに話題にならないが、当時のフランス映画はけっこう人気があった。 もっともわかり難い映画もあった。 ジャンポール・ベルモンドの「勝手にしやがれ」など。 そういえば、これはヌーベルバーグというふれこみだったし、大島さんも日本のヌーベルバーグの監督としてデビューした。
現代は心理面を重視する傾向が強い。 日本の昔の戦国時代の話でもそう。 心理面の描写が多いし、長い。 だから、最近の大河ドラマは見ない。
投稿者 tadashi : 08:40 | コメント (0)
2005年09月02日
ベトナムといえば
古い話になるが、1979年だったかにM(修士)を出たV君はベトナムからの留学生だった。 彼はサイゴン(現ホーチミン)出身で、学部は別の大学だったが、留学中の1975年に母国(南ベトナム)が消滅してしまった。 M修了後、日本の会社に就職したが、そのあとアメリカへ行き、現在ベイエリア(サンノゼ)に居る。
最近しばらく会っていないが、毎年のようにアメリカで会っていたことがある。 サンフランシスコのベイエリアへ移るまえはロサンゼルスに居たが、彼の居た(ロス郊外の)アルハンブラ市はベトナム人が多く住む街。 「ベトナムのラーメンを食いましょう」といって、ベトナム人街へ連れて行ってもらったこともある。
彼の家族は、その後の南ベトナムを象徴している。 ボートピープルになった兄弟も居たが、結局、両親はじめ家族全員アメリカへ移住した。
そういえば、こないだMを修了したC君もベトナムからの留学生だった。 C君も、サイゴン改めホーチミン市出身だったなぁ。
投稿者 tadashi : 23:52 | コメント (0)
ベトナムの国慶節
国慶節というのは中国の専売特許か、と思っていたら、ベトナムでもそういわれるらしい。 9月2日は「ベトナムの国慶節60周年」とニュースが報じていた(BSニュース3:30AM)。 つまり、「60年前」にホーチミンがXX王朝を倒して今のベトナムが出来たのが1945年9月2日らしい。 当時の北ベトナムに相当する。 その後はアメリカの後押しした南ベトナムと泥沼戦争。 そのアメリカでも反対運動が起こり、フォークソングが流行った。 日本でも小田さんの「ベ平連」というシンパ組織も出来た。
そして、北が南を倒して統一したのが「30年前」、1975年の春。 じつは、このとき私はフランスに滞在していた。 統一後、ハノイ工科大の先生がグルノーブルに来て講演(もちろん専門の話)をしたので、よく覚えている。
今年が「60年前」と「30年前」に相当するというのが興味深い。
投稿者 tadashi : 08:19 | コメント (0)
成果主義
会社の人事評価で「成果主義」が言われてから、早や数年経つ。 ここにきて、「成果主義」の問題点が新聞記事になったりしている。 要するに、「成果に見合った給与」を払いましょう、というのが会社の立場。 ところが、その判定が難しいし、副作用もある。 新聞記事は、その副作用に焦点を当てて書く、ことになる。
じつは、約10年まえから日本能率協会中四国の評議員をしている。 (そろそろお役ご免を申し出ているが)この評議員会では、ここのところ、毎回この「成果主義」が話題になる。 多くは会社の人事担当部長あたりになるから、その問題点を披露される。 結論はいつも「成果主義は難しい」である。
最近のインターフェース誌のコラムで、どこでも2割の人間はキーになって貢献しているが、残りの8割の人間は適当にやっている、と書かれていた。 うーーん、「2割」というのはいい線かな、と思う。 その2割の人達に、「成果に見合った給与」が払われているか、どうか?
いつか、この評議員会で「大学ではどうですか?」と振られたことがある。 「大学では採用と昇格時に厳しくやっていますから」とお茶を濁した。 じつは、最後の昇格後の評価はやっていない。 つまり、教授の評価は甘い。 だから、「教授も任期制」というのは一理あるし、形式的にはそうなりつつもある。
しかし、実際に「教授がお互いに同僚を評価する」のは無理。 外部評価しかないだろうが、これがまたクセもの。 学会などで関係のある外部は遠慮勝ちになる。
裁判員制度みたいに無関係な人にやってもらうのはどうか?
投稿者 tadashi : 07:53 | コメント (0)
2005年09月01日
恒例BBQ
早や9月になりました、まだ30度を超えて暑いですが。
9月10日(土)に恒例(?)の「高屋BBQ]を開催します。 残っている院生諸君(6名)の日頃の勉学の労を癒すためです。 (癒すほど励んていない人も居るかも知れませんが。)
近くに居るOB1名、と他研究室へ移ったM1にも声をかけているので、たぶん、倍くらいになるでしょう。
(遠い人は無理ですが)機会があれば是非ご参加を!