« 2005年12月 | メイン | 2006年02月 »
2006年01月31日
MEMSセンサー
しばらく前までは Micro Machine と言っていたのが、少し形が変わって MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)という業界用語になって定着した。 狙い目はセンサーで、「加速度センサー」と「Siマイク」が売り。
加速度は当然。 マイクはコンデンサでも、とも思うが、集積度を争うと Siマイクが勝つ。 携帯のマイクはSi になるだろう。
Electronics 分野のもう1つの話題は、フラッシュの「NAND化」。 NORより速い。 ランダムアクセスは捨てて、ページ読み書き、ブロック消去。 USBメモリはこれでいい。 音楽や音声はこれで十分なのは、iPod shuffle をみればわかる。
****************
電子の学生さんでも、なかなか中味を理解してくれていない。 「基礎が重要」なのはわかるけど、電磁気や回路の計算はほどほどにして、「デバイスの基礎」をしっかり教えるべきでは?
じつは、先生のほうが時代に合っているのかどうか、心配な面がある。
投稿者 tadashi : 12:07 | コメント (0)
2006年01月30日
魔よけの呪文
周りには「風邪」や「インフルエンザ」が蔓延している。 2年に1回ぐらいは、この時期風邪を引くのが心配。 ビタミンCは多めにとるようにしている、といってもミカンをよく食うだけ。
寒暖の差は大きい。 一昨日の朝は-4度で今朝は+8度、12度も1日で変化する。 電車に乗ると咳をするのも多い。
魔よけの呪文が効くかどうか?
投稿者 tadashi : 21:32 | コメント (0)
2006年01月29日
入試シーズン
日曜出勤、さきほど5時過ぎに帰宅。 土日のパターンが1週おいて2月にもある。
負荷分散方式は、前大学では毎回小さいタスクで分散させていたが、重めのタスクで回数を少なくする方式。
このほうがいいみたい。 ただし、回数は国立よりもちろん多い。
投稿者 tadashi : 17:11 | コメント (1)
2006年01月28日
新講義棟の建築
広島工業大学はこの4月から3学部12学科構成に移行しますが、そのため新しく講義棟が建築されます。
2008年4月から建物は使用予定です。 今年の夏に着工されますが、それに先立ちボーリングは昨日(1/27)から始まりました。
建築場所は野球場で私の居る研究棟の眼下にあります。 野球場は沼田に移転します。 野球部の皆さんには不便になりますが、さぞ立派な建物ができることでしょう。
投稿者 tadashi : 17:02 | コメント (0)
ボーリング開始
グランド中央の分
ほかにも数箇所
投稿者 tadashi : 17:01 | コメント (0)
スピードオーバーとは違う
「60km制限のところを67kmぐらいで走ったつもり」というのが言い訳。 論理的にはおかしい、量の問題ではないから。
ハンディキャップ用の部屋には、日本だけでなく、アメリカ、ヨーロッパでも泊まったことがある。 ふつうの部屋は満員など、の理由のときもあるが、部屋が広いから家族用に勧められたりして。 ホテル側からいえば、「利用率の低さ」をカバーするため、ともいえる。
一定の割合での設置を義務づけられているが、「ビジネスホテルは勘弁して」というのが本音。
****************
黄色いぶつぶつのある歩道の有効性を疑う。 もちろん、よく使われる場所ではいいが、全然利用されないところにまで設置されているし、痛んだままで放置されている。 ユビキタスの時代、「アクティブRFタグつきの杖」をGPSで誘導するべきだろう。
投稿者 tadashi : 08:17 | コメント (0)
2006年01月27日
アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク
今日1月27日はモーツアルトの誕生日。 去年の終りぐらいから生誕250年と宣伝されていたし、某社からはカレンダーまでもらった。 まぁ、クラシックの宣伝にはいいので、学生さんの部屋に貼っている。
広島では、美味しい「お菓子の店」として知られている。 パンでは、広島のアンデルセンが有名。 リトルマーメイドとして、東京はじめ各地にも展開している。 さらに、アンデルセンとして全米にも。
ベイエリア(SFO)では、サンノゼ郊外のグレートモール内にある。 クリーム入りの小型バゲットは、広島のとまったく同じ。 いつか店員に「どのくらい店舗があるの?」と聞いたら、「一杯あるよ」といってパンフレットをくれた。 現地法人だろうが、雇用された人は「アメリカの店」と思っているようだ。
モーツアルトがアメリカ進出しているかどうか、は知らない。
投稿者 tadashi : 07:54 | コメント (0)
2006年01月25日
類は類を呼ぶ?
ふつうは「類は友を呼ぶ」だけど、この表現は好きではない。 集合論的にいえば、「集合(類)が友(要素)を集めていく」ということになり、イメージが悪いから。
「集合(類)が集合(類)とくっついていく」というのが「好きな表現」なのである。 これは右脳(慣用句)と左脳(論理)の衝突かな、とも思う。
さて、私の研究室は「遠距離通学者」が多い。 初めての集まりで、私が「片道1時間半かかるので、、」といったら、「僕も」「僕も」、、、さらには「もっとかかります」。 (1人を除いて)長距離通学というのも珍しい。
そのため、土曜日の English Hour は開店休業だったが、2月上旬から曜日を変えて実施できるようになった。
****************
詞を書いてるときに「左脳」が働くとブレーキがかかる。 10年ほどまえに Moonlight という曲を書いたとき、「、、、透き通る静けさに、、、」と右脳は書いたが、「静けさ」が「透き通る」かどうか、左脳は疑う。
詞を書くときは、酔っ払って左脳を停止できればいいのだが。
投稿者 tadashi : 20:48 | コメント (0)
選択の幅
店で買い物をするとき、選択の幅が大きくないと楽しくない。 しかし、余り多すぎると大変でもある。 ほどほどの数のほうが、有難い場合も多い。
それより困るのは「何を買ったらいいのかわからない」場合。 ただ店の中をうろうろするだけになる。
3年生後期の学生さんとつき合ってきて、多くの学生さんの様子をみると、まさにこんな感じがする。
もうひとつは、学部卒の学生さんの行き先が「院生によって狭められている」という事情もある。
買い物にはお金が必要。 やっと欲しい物が見つかっても、お金が足りないことも多い。
お金を貯める(力をつける)ように努力をしないといけないのだが、、、、
投稿者 tadashi : 02:14 | コメント (0)
2006年01月24日
ハイリスク・ハイリターン
株で儲ける人と損する人、いろいろあるし、企業も同じ。 それを覚悟でやってるはずだけど、システムの穴まで見つけると有頂天になるみたい。 しかし、もう1廻り大きいシステムまでは「想定外」だったようだ。 「企業倫理」の反面教師の題材としては使える。
マイクロソフト、ソフトバンクあたりまでは、実感があった。 楽天も少し。 しかしライブドアは実感なし。 マイクロソフトを始めこういう名前は好きではない。
それにしてもマイクロソフトの製品は高い。 ハードの価格はホントに安くなってるのに。
投稿者 tadashi : 02:33 | コメント (0)
2006年01月23日
15秒早く終了
やはり、センター試験で、さるところでは「15秒早く終わった」というニュース。 15秒遅くしても抗議はないだろうから、max.30秒ぐらいの誤差は全国ではあるだろう。
問題といえば問題だけれど、こんな国は日本と韓国ぐらい。 やがては中国も加わると、Asian Standard ができるかも知れない。
アメリカ、ヨーロッパとの違いはますます明確になりそう。
投稿者 tadashi : 16:39 | コメント (0)
2006年01月22日
さもありなん
ICメモリが安くなった余波がセンター入試にも。 リスニングが導入されると聞いて、前大学の入試のようにスピーカーかと思っていた。 それはそれでけっこう気と使ったもの。
しかし、イヤフォンで聴かせるのも、別の意味で、トラブル発生は予見できたはず。 約430人というのは、50万人のほとんどは英語を受けるとして、約 0.1%になる。 統計的にみれば、こんなものかも知れない。
見逃しているのは、受験生の心理状態。 「耳がおかしくなる」ということはよくある。 「機械がおかしい」と言えば、リスニングが再受験できるのなら、今後もっと増えるだろう。
最大の解決法は只一つ。 「センター試験廃止」しかない。
投稿者 tadashi : 08:12 | コメント (0)
2006年01月21日
Shuffleがグローバルすぎる
MDが壊れたので iPod Shuffle を試行中。 Shuffleの機能があるのも、ランダムアクセスのおかげ。 それ自体はいいのだけれど、曲数が多くなると単純に shuffling するだけではどうか? 512Mでも120曲、1Gでは240曲にもなる。
ブロック化も可能としたうえで、シーケンシャルかシャッフルの選択ができるようにするべき、と思う。
もちろん、ブロック化はダウンロードの時点でユーザが決める。 12曲程度が1ブロック。
iTuneみたいなのを設計中だけれど、製作できるかどうか。 できれば、iPod shuffle みたいなのを使いたいが。
これがMRPの1つの応用のつもり。
**************
試行は通勤電車の中。 しかし、アナウンスしたがる車掌の電車に乗ったときは災難。 各駅ごと同じアナウンスを何回も繰り返すものだから。
昨日の電車はその例だった。
投稿者 tadashi : 01:33 | コメント (1)
2006年01月19日
BCI の専門家?
BCI はBSEとまぎらわしい、が違って Brain Computer Interface の略らしい。 「BCIの専門家の先生に質問したいのですが、、」というメールが来た。 「専門はブレインコンピュータ」と言っているものだから、検索でひっかかるらしい。 本人は「うーーん、そうかな」ぐらいの感じ。
メールの主は専門学校の学生さん。 真面目な質問なので、(短くではあるが)真面目に答えた。 このブログは、そういう検索にはかからない、だろう。 Koblogは引っかかるみたい、だけれど。
もっともBCI 関連では、アメリカでいい加減なことを言っているのが1人か2人。 日本でも真面目に考えている神経生理学の先生がやはり1人か2人。 その次ぐらいに私が引っかかる。 私は「脳にセンサーをつけるのは10年(以上)早い」と思っている。
むろん、脳科学研究所のM先生が使われているように、医学計測用のはすでにあるが特注品。 あれでは普及しない。 コストも下げないといけないし。 ベンチャービジネス向き、と思うが、ここは人のやるのを見守りたい。
私自身は「ゲームのコントローラ」でいくつもり、当分はGBAで。
GBAでも「RTOSが載せられる」のだから。
****************
もう1つ、BCI に使えるのは「楽器」。 ピックアップつき、ならいい。 エレキギターでなくても、アコギにもピックアップはつけられる。
「BCI の研究」と称して「エレキを弾く」と、また「勘違いする学生」が出るだろうなぁ。
左脳がまともな人だけ、右脳の仕事をしてもらうほうが無難なのである。
投稿者 tadashi : 00:59 | コメント (0)
2006年01月18日
親の心子知らず
教育的見地から個人ごとにPCを与えて3ヶ月が経った。 クロス開発環境づくりとセルフ開発のグループに分かれている。 いずれのグループでも順調なのは、メキメキ腕を上げつつある。
困ったのは、さっぱり進まないだけでなく「ゲーム禁止」と言ったのに、目をかすめてゲームしかやらない奴。 昨日は目に余るので「警告」の説教をした。
再度見つけた時は「WindowsをキルしてLinuxだけにする」と言明。 ついでに「ゲームをつくるのならいい」とも。 まぁ、できる奴はLinuxでもやるのも知っているが、そこまでレベルは上がっていない。
Windowsもないと困るだろう、という「親心」がアダになってる面もなきにしもあらず。
投稿者 tadashi : 00:17 | コメント (0)
2006年01月17日
続授業評価
いろいろな質問項目があり数値化され、レーダーチャートで表される。 平均値と比べると一目瞭然。 しかし、「すべての科目」の平均と比較するのはあまり意味がない。
じつは前大学では、これがオープンになっていてWebで見れる。 が、あまり見る人がいなかった。 役目柄、工学部全体はざっと電気系は細かく見た。 要するに、「知識をつめこむ科目」と「技術を鍛錬する科目」に分けないといけない。 前者には甘く、後者には辛くなる。 後者で単位を取るには、前者の数倍以上厳しいのだから。
いっぽう自由記述は非常に参考になる。 辛い評価の「技術鍛錬科目」にも2割程度は「非常に役立った」となるし、逆に2割程度は「チンプンカンプンで教え方が悪い」となる。 選択科目だから「マジにやる以外は来るな」と言っていても、来るだけ来て単位を欲しがる。
どういう授業かというと、「チップ、アーキテクチャ、OS、コンパイラ」などを設計させる授業。 運転練習ではない、と断っていても、そういう気分で来る。 成績下位の何%かはアメリカ流に「アンケートに答える資格なし」とせよ、とM先生(ドイツ人)は言ったが、まったくそのとおり。
2種類の講義をした経験から、平均値評価より、中味に踏み込んだ評価でないといけない、と痛感している。
投稿者 tadashi : 07:53 | コメント (0)
2006年01月16日
授業評価
昨今はどこの大学でもやっている「学生による授業評価」。 昨春より勤務の大学ではやや歴史が浅い。 しかし、アクションは速く「テーチング技術アップ法」なる本が土曜日配布された。 ほぼ妥当なことが書かれているが、一般論にすぎない。
じつは前年度(平16年度)前大学の工学部では、この関係の委員会の長を勤めた。 W先生のところのT助手の開発した、「Webから学生さんに評価を入力してもらうシステム」のパワーアップをお願いするのが役目だった。 学生さんからのリクエストに「迅速に対応する」までは行かなかった。
9割はまともで1割ほど問題の教員がいる、と本に書いてある。 そのくらいかな、と思う。 しかし、若手なら注意しやすい。 問題は「教授」クラス。 しかも「研究はできる」となると、誰も注意をしにくい。 まぁ、無難な講義に廻ってもらう以外にない。
教授(や助教授)に採用(昇任)まえに「授業評価」も評価の1項目になっているが、形式的で実効を伴っていないのが大きい。
投稿者 tadashi : 07:55 | コメント (0)
2006年01月15日
メモリ容量
相変わらず「半導体メモリの容量」は年毎に増加している。 1Gのフラッシュとか1G搭載のPCも簡単に手に入る。 M(メガ)という単位が消える日も近そう。
それに比べ、我が「頭のメモリ容量」は年々減少している。 最近、ダイハツの新型軽のCMで、何故か「ゆ」から出てくるシーンで流れる曲。 唄ってるのはカテリーナ・バレンテとすぐわかった。 フランス語で唄っている。 日本語の「曲名」も「XXの花」まで出たが、XXが出ず数日気になっていた。
やっと、今朝(広島行きの)車でHFMを聴いていて「情熱の花」と判明。
「情熱」が頭のメモリから読み出せないとは!
**************
60年代の曲で、原曲はベートーベンの「エリーゼのために」。 日本では、ザ・ピーナッツがカバー曲を出していた。
80年代には、YYという女のグループが「キッスは目にして」という曲名で、再度カバーした。 60年代のザ・ピーナッツは鮮明に覚えているのに、こっちのYYは思い出せない。
YYはマイナーだから、覚えてなくてもいいだろう。
メモリ容量が少なくなると、「取捨選択」が必要だから。
投稿者 tadashi : 16:00 | コメント (0)
shuffleゲット
広島まで行って iPOD shuffle をゲット。 1軒目は1Gのみだったので、2軒目で512Mをゲットできた。
1Gでもいいのだけれど、あと半年もすれば、512Mの値段(1万)で買えるようになると思って。
***************
フラッシュといえば、舛岡さん(東北大教授)のことを想う。 1年後輩だけれど、東芝時代の発明が正当に評価されていない。 青色ダイオードの中村さんと違い、「闘うタイプ」ではないから心配。
投稿者 tadashi : 13:25 | コメント (0)
2006年01月14日
iPODやーい!
今日土曜日帰宅後、iPOD を買おうと思って出かけた、shuffleだけど。
「現物はありません、お取り寄せになります」とデオデオの店員さん。
残念!
そんなに売れてるの? それとも西条まで届かないの?
**************
mini とか nano の発売後のブームはよくニュースになっていた。 shuffle はそれほど話題にならなかったから、店頭にあるものと思っていた。 もっとも Apple だけなく、Sony や Pana も「お取り寄せ」。
フラッシュもの全体が品薄?
PC用のフラッシュは溢れているのに。
投稿者 tadashi : 23:45 | コメント (0)
耐久テストの結果
スリーダイヤでも電機ではなく重工のほう。 エアコンをつくっていた(もうやめた?)し、「まぁいいかな」ぐらいの気持ちで取り付けた。 理由は少し安かったから。 店(JMS)の人も「私も使ってますけど調子いいですよ」というし。 なんの話かというとETCの機器。
少なくとも昨年12/26の前日までは正常に動作していた。 12/26にトラブル発生。 「通過が早すぎるか?」と自省を書いたが、そうではなかった。 その後、立て続けに同じトラブルに見舞われた。
ゲートは空くので「入ったら赤ランプ点灯」なので、出るときは人のいるほうへ行くことになる。 この処理に最後(1/6)は30分もかかった、夜は慣れない人がやるものだから。 毎回これではETCの役をなさない。
結局、先週土曜日(1/7)に別のメーカーの機器に取り替えた。
8ヶ月で駄目になるとは!
投稿者 tadashi : 02:52 | コメント (0)
2006年01月13日
金は返したくない
借りた金は返さないといけない。 ふつうは利子までつく。 低利子の現在、「利子分はまけてやるから元金はそっくり返せ」というのでは、あまりうまみはない。
じつは、日本の現在の奨学金制度(育英会)は、あげるのではなく、貸すだけ。 昔は、それでも免除職というのがあって、そこへ就職すれば返却不要。 だから、それを見込んで借りることができた。
ところが免除職(大学、公的機関)にありつくこと自体難しくなった。 昔は、民間企業と公的機関にかなりの給与差があり、ほとんどは民間へ行った。 その「つなぎとめ」という意味もあった。
今やそんな時代ではない。 大学院も修士までは行くけど、博士にはなかなか行かない最大の理由。
だから(「時代による変化#7」で書いたように)最短6年で「博士」まで行けるようにすればいい。
*****************
じつは日本に来る国費留学生は特別扱い。 彼らは、奨学金は(借りるのでなく)貰えるし、また、金額も多い。 こんなに国費留学生の待遇のよい国はない。
それは、中曽根さんが首相の70年代の終りに「留学生を10万人に!」という政策をとったから。 その結果、現在、12万少しになった。 もちろん、これは私費も含む数。 ただし、数が増えたといえ、欧米に比べれば、まだ少ない。
外国(とくに東南アジア)から「私を推薦して」という手紙やメールがしょっちゅう来た。 留学生にとっては、国費留学生というのは魅力的だけれど、すごく狭い門なのである。
投稿者 tadashi : 13:34 | コメント (0)
2006年01月12日
ミラージュ
三菱の車には、しばらく前までミラージュという小型車があった。 フランスの戦闘機の名前は、昔から「ミラージュ」なのである。 けっこうフランスは武器輸出で稼いでいる。
アフガンのケシの栽培はけしからん、のは当然。 しかし、武器も麻薬と同様輸出はすべきでない。
小泉さんがEUに「東アジアへの武器輸出」に反対するのも当然といえば当然。
しかし、日本は戦闘機やイージス艦をアメリカから輸入している。 「日本はアメリカから武器を買うな」といわれると、どう答えるのだろう。 造れないから買っている、では説得力は弱い。
「日本はアメリカの準州で、輸入ではありません」とでも言うのかな。
投稿者 tadashi : 06:54 | コメント (0)
2006年01月11日
さらばマイトリップ
粘ったけれど、とうとう昨年11月末でマイトリップ(旅窓)が使えなくなった。 R天がイヤなわけではないけれど、日立造船情報システムに愛着みたいなものを感じていた。 使い慣れた靴から、やむを得ず新しい靴に履き替えさせられたような感じ。
欧米の場合、ホテルチェーンごとの予約システムが主体。 アメリカはホリデイイン、ヒルトン、・・・、ヨーロッパはAccor系など。 日本では、チェーン以外にも、独立した小さいホテルまで包含しているシステムがあるのは立派。
マイトリップを高く評価していたが、買収されたのだから仕方ない。
***************
昨年10/15に「粘れるだけ粘ろう」と書いた。 まぁ、その時点でもだいぶ経っていたので、あっけなく終末が来たわけである。 もっとも出張回数は激減したので、あんまり影響はない。
結局、R天の会員にさせられてしまったが、オークションにも興味はないし。
投稿者 tadashi : 00:35 | コメント (0)
2006年01月10日
素晴らしい
昨日の野洲は強かった。 鹿実は高校生としてよく鍛えられてるが、野洲のほうがプロ的。 とくに、最後のゴールは素晴らしかった。
滋賀から優勝チームが出るのも驚き。
投稿者 tadashi : 04:41 | コメント (0)
2006年01月09日
少子化
少子化は日本の大問題。 子供を持つのがイヤだから、子供なしで老後を迎えるとことなる。 そうなると、ペットを飼う。 だから、犬の数のほうが子供の数より多くなる。
いろいろ理由はあるが、日本の教育費は高い。 とくに、大学の授業料。 これもアメリカに倣っているから。 私学の高いのはもちろん、国立も値上げを続けて、いまや私学の半分くらい。 昔はタダみたいだった。
ヨーロッパは基本的にはタダ同然。 その代わり、適応する人以外は出て行ってもらう。
フランスの場合、バカロレアという高校終了試験(国家試験)を受かった人は、とりあえず、全部入学させる。 その代わり、1年、2年、・・・と毎年進級試験をして、不合格の人は上がれない。 この結果、4年卒業時には(高卒数の)30%ぐらいになる。 これが進学率になるから、適正値に落ちつく。
親は子供の教育費のことは、日本ほど考えなくていい。 フランスにも戦後しばらくは少子化問題があったが、今は解決している。
「育児手当」という小手先の対応では解決しない。
*****************
日本の教育の特徴は予備校(塾ともいう)の多いこと。 大学入試は「なし」にして、予備校が1、2年生を吸収したらいい、と昔から思っている。 フランス流にいえば、広島地区の大学は全部「広島大学」。 だから、通うのに便利なとこへ行けばいい。
駅前のXXなんかは人気が高くなるだろう。
3年生まで生き残った人だけ本校へ行くので、数は今と同じくらいになるはず。
投稿者 tadashi : 05:32 | コメント (0)
2006年01月08日
時代による変化(#7:大学)
日本の大学ほど変化したものはない。 戦前はヨーロッパを見習う形で、大学は旧帝大を中心にあとは専科大学と若干の私学のみ。 それが、アメリカに負けてから、すっかりアメリカナイズされた。
駅弁大学といわれたように各県に国立大学が誕生した。 しかし、これは工専などを昇格させたから、看板の架け替えだけ。 食うことに事欠いた時に新たに建築されるわけはない。 私大も続々誕生した。
長田(神戸市)にあった神大の土木の建物はひどかった。 中学時代、西代の日興無線という電機部品屋へよく通った時に付近を通ったので、木造の壊れそうな建物をよく覚えている。
もっとも、広大へ来たとき、同じような木造の建物が千田町(広島市)にあるのにも驚いた。 原爆の「爆風で倒れたのを起こして使用している」ということだった。 この建物は1982年の工学部移転時まで存在した。
進学率50%を超えるのはアメリカと日本だけ。 世界の中では異常ともいえるが、日本がアメリカの1つの州だと思えば、不思議ではない。 よくいわれるように私学がそれを支えているし、おかげで職にありついている。
高卒の数と大学入学数はもうほぼ一致しているから、高校の延長気分で大学へ来るのが殆んどである。 しかし、大学は細分化されているので、とまどってしまう学生も多い。 形式だけアメリカに習うから、問題が起こる。 アメリカのように始めの2年はカレッジで基礎教育とし、3年目から大学を選択させたらいい、と思う。 カレッジはどこでもいいし、専門の選択はカレッジ在学中に考えればいい。
戦前の日本では旧制高校がこれを担っていた。 今の日本では、大学が旧制高校、大学院が大学、と思ってもいい。 だけど、優秀な学生にとっては、大学4年は長すぎる。 3年、人によっては2年でもいい。
つまり、「飛び級」を20%ぐらいの学生に適用すれば、大学院生の数が爆発的に増える。 これで、すべてがうまくいく、と思うのだが。
****************
前大学時代、「どうしたらDrコース(博士課程後期)の学生が増やせるか」という議題で、意見を求められた。 私の持論はつぎのとおり。
「学部3年、修士1年、博士2年」とすればいい。 博士取得まで6年、これは今の修士終了までと同じ。 アメリカでも優秀な人はこの程度ですませている。 工科系では6割以上は修士へ行く。 もっと時間のかかる人は今までどおりやってもいいが、横並びの必要はない。
同じような考えは阪大(情報)のM教授も持ってられた。 2000年ごろの情報関係の会合での話。 今やM先生は阪大総長(学長)。 じつは、情報関係では同意が得られても、分野が変わるとそうもいかない。 だから、情報だけでもやらせばいいのに、「抜け駆け」のように思うらしい。
こういう「規制緩和」はもっと積極的にやったほうがいいのだが、「足を引っ張りたい輩」の多いのも事実。
投稿者 tadashi : 03:27 | コメント (0)
2006年01月07日
選別的CM飛ばし
TVは2011年に完全デジタル化、つまり、アナログ廃止とか。 えらく気にしている人も居るようだけど、ケセラセラでいいのでは? 見れなきゃ見れないでもいい、TVなんか、と思うし、安いアダプターもできるだろう。
もう1つはHDレコーダになってから、「CM飛ばし」が容易になったこと。 すでにテープ時代にもあったが、不完全だった。 この結果、HDレコーダを見る人の2/3ぐらいは、CMスキップで見るとか。 これが、TVコマーシャル市場の2.6%ぐらいに相当し、540億円ぐらいの価値減になるらしい。
こういいう数値の真偽のほどは知らない。 ユーザとしてこんなことは気にしてられない。
CMの中には「見てもいい」というのもあるし、「いい加減にしてくれ」というのも多い。 「好きなのは残し、嫌いなものをスキップする」というのがいいのでは?
MRP(マインドレゾナンス・プロセッサ)の応用を、こっちの方向へも向けようかな。
投稿者 tadashi : 21:23 | コメント (0)
大雪は避けられるか?
昨夜からまた雪。 今朝、西条インターでは「広島-五日市冬タイヤ」というメッセージ。 最悪、広島で出てノコノコ走る覚悟で来たら、広島以西の50k規制だけ。 順調に着いた。
時々あるが、西のほう山口付近がけっこう雪で、東は雪が少ない、というパターン。
今でも「ノーマル+チェイン」という装備。
理由は、高速をスタッドレスで走りたくないのです。
投稿者 tadashi : 08:55 | コメント (0)
2006年01月06日
論文の価値
CHAOS学会主催のCASYSという国際会議では、選別した論文を親学会であるAIP(アメリカ物理学会)発行のプロシーデイングスに載せる。 Duboisさんと誰か(毎回変わる)が編集者となり、ブック形式に近いものにする。 優秀論文賞の論文もこれに含まれる。
これ自体ハードカバーの立派なものであるが、重くてかさばる。 だから、すべて前大学に置いてきた。
ところが、Duboisさんのアイデアの素晴らしいのは、選定にもれた論文の多くをCHAOS学会発行のジャーナル誌に載せる。 このジャーナル誌は、かなりの論文の救済に役立っている。
-------------------------------------
ここまではいいのだが、日本の大学での評価は、1にジャーナル論文、2にプロシーディングス論文と格付けされることが多い。 優秀論文は、アメリカ物理学会(AIP)というデカい学会のプロシーディングスに掲載される「栄誉」を受けるのだが、日本では「たかが国際会議論文」という位置づけになってしまう。
最初に選定された論文は、選に洩れて救済された子学会のジャーナル論文より、低い評価を受けることになる。 ジャーナル論文数の欲しい人は、優秀論文ではなく、つぎの選定のほうを望むことになる。
日本の大学における業績評価は、「中味の評価」ではなく、「形式評価」に陥っている。 つまり、本当に評価するという手間を省いているし、もし、本当に評価したとしても、評価した人を信用しなくなっている。
まともな評価をしているのは、東大と京大ぐらいかな。 ジャーナル論文数は少なくても優秀な人を教授にしている。
もっとも、この子学会のジャーナル論文のおかげで学位の条件をクリアーさせた例もあるので、Duboisさんには感謝している。
投稿者 tadashi : 14:49 | コメント (0)
2006年01月05日
ちょっと苦戦した
締切りが迫った昨年の国際会議論文の仕上げ中。 じつは年末に10ページに収める作業は済ませていたので、ほとんど終了したつもりでいた。 念のため「掲載規定」をみてみたら、参照文献の書き方に「通常にない注文」がついていた。
それは、出典文献が会議のプロシーディングの場合、「編集者名」も書くこと。 もとはK君の原稿だけれど、そこからピックアップした引用20論文中半分くらいは「これ」がない。 いまさら、という気もするが時間はまだあるので、昨日から「これ」を埋める作業を始めた。
結局、AltaVistaを使って、場合によっては内容の類似する代替論文に置き換え、さきほど終了した(させた)。
「通常にない注文」という意味は、著者がHPに論文リストを挙げていても、「これ」はないのがふつう。 もとのプロシーディングのHPまで辿っても「これ」は書いていない。 自分が(コピーでなく)プロシーディングそのものを所有する以外は不明なことが多い。 「これ」がなくても、HP上で「論文」そのものを見えるようにしている著者も多いというのに。
まぁ、ここのところは「優秀論文賞」をもらった手前、Duboisさんにおとなしく従うことにします。
**************
「通常にない注文」と書いたけれど、じつは物性の人は必ず書く。 情報のほうでは、ほとんど書かない。 まえにも書いたが、この国際会議CASYSの2/3が理学系の人だから、当然かも知れない。
投稿者 tadashi : 20:03 | コメント (0)
2006年01月04日
仕事初め
今日4日は仕事初め。 最近は朝6時半に出て7時半到着のパターン。 今日は道路も空いていた。
いろいろセッティングがすんだところ。
気分も新たに新年を始めよう。
当大学は6日から授業開始で、ちょうど6日に講義がある。
投稿者 tadashi : 08:10 | コメント (0)
混んでるのに空席がある
正月時期は汽車も混む。 まだ神戸に実家があった10年以上まえの話。 広島駅から新幹線の自由席に飛び乗ったとき、年の暮れで混んで立ってる人も多いのに、1つ空席があった。
座ってみてわかったのは、隣は作業着姿のベロンベロンに酔ってるおじさん。 まずかったかな、と一瞬思った。 座ったのに立つのは余計まずいので、そのまま座ってたら、話かけてきた。
酔っ払いの話なので、適当にあいづちを打っていた。 九州の飯場、どこだったか忘れたが、そこから関空の工事現場に行くところ、とかいろいろ話出した。 酔ってるからやや声が大きいのと、話がとまらない。
しばらく話につきあっていたが、車内販売が来た時、
「おねえちゃん、ビール1個、いや2個」
と言って買ったあと、缶ビール1つを私に「飲めや」と言ってきた。
下戸の私はまいったが、断るのは空気が悪くなりそうなのと、人の言うことを聞ける状態ではない。 仕方なく飲んだフリをした。
缶ビールのいいのは「飲んだフリ」のできること、量が外から見えないから。 それに岡山あたりから寝てくれたので、助かった。
------------------------------
もう1つは、サンフランシスコからバークレーまでBART(地下鉄)に乗ったとき。 混んでるのに空席があったのに座ったら、むかいあった前の席は、長身でグラサンの怖そうな黒人のお兄さんだった。
私がガムを噛んでいるの見てか、「ガムをくれ」と言った。 間合いの悪いことに、それが最後だったので「もうない」と答えた。
子供のころは進駐軍に「ギブミー、チューインガム」だったのが、逆になった。 もっとも、米兵にそんなことを言ってはいけない、と教育されてたので、言ったことはないが。
「混んでるのに空席」というのは、「わけありの席」かも知れないので、ご注意を。
投稿者 tadashi : 01:22 | コメント (0)
2006年01月03日
39セントでも安い
CNNによると、アメリカでは、郵便(封書)の値段を37セントから39セントへ値上げするらしい。 それでも日本の半額に近い。 ガソリンが上がったといっても半分以下、1/3に近い。
バス料金に至っては、サンフランシスコ市内から、SFO空港を通って、スタンフォード・ショッピングセンターまで乗っても、1ドル。 広島から西条を通って白市ぐらいまでの距離がある。 このバス料金は1桁ぐらい安い。
難点は、途中でうるさい子供連中が乗ってきて、バスの中で騒ぐこと。 SFO空港からスタンフォードまで乗って懲りた。 空港からサンフランシスコ市内まではそうでもなかったが。 旅行者には、路線バスよりは高いがリーズナブルな値段で、空港からBARTに直接乗れるようになり、便利よくなった。
生活基盤費を低く抑えないと、貧困層は生活できないからであろう。
アメリカをフォローする日本は、こういう点も真似しないといけないのでは。
投稿者 tadashi : 07:41 | コメント (0)
時代による変化(#6:住居)
昔の家は、一部を除いて、ひどかった。 仙台時代喘息になったのも、ひとつは家のせいかと思っている。 院生時代、夜中2時ごろ零下5度くらいの道を歩いて帰ってみたら、部屋の温度も零下5度。 これでは寝られないので、石油ストーブをつけて30分ほど待つと+5度くらいになり、やっと寝ることができた。
60年代半ばだから家自体はよくなっていた。 が、窓なんかは隙間があり、地球温暖化以前の氷河期(?)だったので、家の中でも寒かった。 最近のマンションの気密性は素晴らしい。 一面換気には注意しないといけない。 いずれにせよ、住居は格段によくなった。
70年代半ばのフランス滞在時、日本は高度成長時代に入っていた。 GDP(当時はGNPのほうがメイン)が欧米と肩を並べだした。
フランス人いわく、
「日本経済はすごいじゃない?」
これに対し、
「まだ社会資本は蓄積されていないよ」
と答えたのを覚えている。
80年代になったら、見かけは欧米並みになってきた。 しかし、居住面積は狭い。 彼らからは「うさぎ小屋」といわれた。
「全戸100平米マンション」という広告を見て、やっと外見だけでなく、中味も充実したようjに思う。
ただし、アネハ関連の物件を除いて、、、
投稿者 tadashi : 00:34 | コメント (0)
2006年01月02日
今年は短い?
去年の正月はギター侍が流行っていた。 「XX切り」というやつ。
起:XXさん
承:あんた・・・ていうじゃない
転:でも、それは・・・ですから
結:残念!
「起承転結」があり古典的だから、「笑い」をとるまで少し時間がかかった。
今年のスタイルには、もっと短いのが多い。
A -> B
Aで言った前提(前件部)を後半B(後件部)でひっくり返してしまう。 「導出原理」も出番がない。
ひとりごとを言うのに、カミました
ヒロシです、、、、(ここは A -> B とは無関係)
速く言うと、ギャグ百連発になる可能性があり、聴いているほうもついていけない。 だから、ゆっくり目に言っている。
「あるある探検隊」もこのパターンだが、リズムのある同期式になってくる。 ラップ的でもっと動きのいいのは、後発の「武勇伝」。
同期式の場合は「動き」が必要でまさにTV的、ラジオでは駄目。
昔、「オール阪神・巨人はヤスキヨより面白い」と思った。
ラジオの時代から生きているから、かも知れない。
****************
「同期式」かどうかは、複数かピンか、という違いにある。 ピンだと自分の気分で、伸ばしたり短くしたりできる。 まぁ、聞き手に合わせられるという良さはあるけど、間延びしてしまうこともある。
昔、学生時代、カルテットでスイング・ジャズをやってたことがある。 ドラム、ギター、ベース(が私)にクラリネットかテナーサックス(吹くのは1人だったので)。 ベニーグッドマンや鈴木章治を目指してた。 このとき、女子学生がピアノで加わりたいと希望してきたので、一時クインテットにした。
しかし、彼女はクラシックあがり、でジャズにはとうとうなじめなかった。 要するに「同期式」には向かなかったのである。 バンドの場合、音は落としてもごまかしが効き、その代わりにリズムをくずすのは絶対に許せない。 このへん、クラシックをピンでやっている人は、音の正確さを第一にしてリズムを甘くしがちである。
「同期式」になじむかどうか、は分野によらない。
社会生活いっぱんに当てはまる話である。
投稿者 tadashi : 01:14 | コメント (0)
2006年01月01日
謹賀新年
年賀状です。
旧年中はいろいろお世話になりました。
今年もよろしくお願いします。
今年の目標は「ダイエット」と「軽妙にボケること」です。
前者は毎年同じですが、後者は新規目標です。