2012年09月26日
アベ返り咲き
どうでもいいノダよりはマシ。 もっともホントに返り咲けるかどうかは選挙次第。 その解散・総選挙の約束はホゴ(反古)になってしまっているようだ。 ワーストケースは来夏だけど、それまでにいろんなことが起こりそうな気がする。
投稿者 tadashi : 15:16 | コメント (0)
2012年09月24日
「琉球独立」現実の選択に 〜今朝の新聞記事〜
毎日新聞(大阪版)に松島泰勝とやらが記者のインタビューに答える形の記事が掲載された。 沖縄出身の龍谷大教授で49歳。 今回のオスプレイ配置は、「安全とか安全でない」とか関係なく、嫌米、嫌日を加速する。 大学教授の言うことだから、現時点での実現性は低い。 しかし、中国の拡大傾向はその後押しに確実になりつつある。 スコットランド独立運動を参考例にあげているが、比較にならない。 ドイツもフランスもスコットランド独立を支援しないだろう。
本土から見る沖縄は表面的すぎる。 ずっと以前の話だけど、沖縄でタクシーの運転手さんとの会話で「広島から来た」というと、「お互い大変でしたね」と云われた。 つまり、太平洋戦争で沖縄が本土の犠牲になったのと同じ目で、広島を見ている。
台湾併合のあと中国が「琉球独立」を云いだすだろう、とすでに数回書いたが、どうも台湾は時間とともに中国に自然に併合されそうである。 琉球独立問題は台湾の問題とは別に進展する可能性がでてきた。 「道州制の導入」は確実に琉球独立を加速するに違いない。
投稿者 tadashi : 06:59 | コメント (0)
2012年09月21日
正念場 〜尖閣睨みあい〜
どちらも引くに引けない。 アメリカも中国と事を荒たげたくないから、バネットが中国に行っても「まぁまぁ」としか云わない。 尖閣も川中島みたいに見える。 武田信玄の「力は正義なり」というには、ほど遠い中国、 「百年早い」と言いたい。
投稿者 tadashi : 07:20 | コメント (0)
2012年09月18日
台風は広島をそれたが
県内の企業でいえばマツダ、南京の工場は休業するとか。 中国の紅衛兵には逆らえないから仕方がないだろう。 それに今日は1931年に柳条溝事件が起こった日。 「勝てば官軍」だが「負ければ賊軍」、どうも分が悪い。 中国にいる日本人には、嵐が過ぎ去るまでは、おとなしくしてもらう以外にない。
投稿者 tadashi : 07:00 | コメント (0)
2012年09月17日
1か月で収束すればいいが 〜文化大革命の紅衛兵を連想〜
クレイジーな連中の多い国に進出した企業は大変だろう。 PKOの始まった1990年代、暴動のような事態が起こると「邦人救助で自衛隊が派遣されるだろう」と思った。 しかし、弱小国ならいざ知らず、今や大国になった中国にはムリな話。 中国政府の態度自体が問題だから、当分は収束しないだろう。
尖閣に漁船の群れが来るのも陸の話と同じで、「上陸して気勢をあげる」というのも十分予想できる。 紅衛兵の多くは頭の中はカラッポの連中で、これを操る奴が問題だった。 1977年3月文化大革命(1966-68)もすんで10年くらい経っっていた。 北京空港に着いたフライトに肩に銃をかけた紅衛兵みたいな若い奴が入ってきて、乗客全員のパスポートをとりあげた。 北京はトランシットの便だったが、機外に出ることは出来なかった。
共産党大会の始まるまでは収束しないだろう。
投稿者 tadashi : 07:36 | コメント (0)
2012年09月16日
信を得ない将ばかり
国難は内外で起こっている。 国内でいえば、この狭い日本で危険のない場所なんて存在しない。 「また大地震や津波があれば」もけっこうだけど、その対策を考えればいい。 しかし、「原発ゼロ」と決めつけていいものかどうか。 もっと目の前の危機は中国で起こっている。 尖閣国有化という日本では当たり前のアクション。 しかし、民主党政権が選挙目当てにやった今回のタイミングは最悪。 異常な反応をする中国を相手にどうするか。 ノダの責任は大きい。 経済界は民主党政権につくづくアイソをつかしている。
国難に身を呈して対処できる将でないと、信は得られない。
投稿者 tadashi : 08:31 | コメント (0)
2012年09月13日
火種はイスラエル 〜イランというより〜
イスラエルの相手はもちろんイランであるが、アフマディネジャドのほうから直接仕掛けることはない。 問題は核開発の平和利用の陰で、イランは「核武装」をするとみられているから。 「証拠が見つかれば攻撃する」とイスラエルは公言している。 この点北朝鮮はすでに核実験もしているから、イランよりもたちが悪い。 イランば「北朝鮮のレベルまでいってないのに}というかも知れない。
北朝鮮の場合は、「6カ国協議で」と悠長なことを云っているから、先に進まない。 一方、イランの場合は、安保理常任理事国(5カ国)にドイツを加えた6カ国で圧力をかけている。 しかし、常任理事国の中国、ロシアは曲者、シリアのアサドも擁護している。 中国に至っては昨日の中国中央TVで、中国を訪れたアフマディネジャドに胡錦濤は「平和利用ならいいですよ」と云っていた。
イスラエルのイランへの攻撃はなんとしても抑えないといけない、とヨーロッパは考えている。
投稿者 tadashi : 07:42 | コメント (0)
2012年09月05日
どんぐりの背比べ 〜自民も民主も〜
自民党の総裁選が話題になっている。 タニガキにボスがNoと云ったため、イシハラに声がかかったり、元首相を含め何人かが出馬するとか。 誰になっても、自民党の体質を変えるものではない。 解散・総選挙のあと首相になれるかどうか。 自公にもう一つくらい加えて連立すれば、「政権奪還できる」という読みだろう。 民主党も、ノダでは駄目だからホソノに代えようという動きがある。 選挙狙い以外に大した意味はない。 しかし、民主党政権にはウンザリ、という大勢には勝てるわけはない。
自民も民主も首相の器にふさわしい人材はいないから、当分日本は「無策」のまま時が過ぎるだろう。 経済再建もできないまま、より悪い状態になるような気がする。
投稿者 tadashi : 07:35 | コメント (0)
2012年08月27日
帝国の興亡 〜歴史をざっと眺めると〜
代表はまずローマ帝国だろうが、その興亡は塩野七生を読んでほしい。 時を経て神聖ローマ帝国、そのあとのオーストリア・ハンガリー帝国。 それにオスマン帝国。 この2つの帝国は、第1次大戦後に消滅してしまった。 17世紀から18世紀にかけて誕生した大英帝国は第1次大戦後も再編され、世界最大の帝国であった。 第2次大戦後、植民地の独立で大英帝国は消滅したが、英連邦はいまだ引き継がれているといえる。
Made in Germany は、125年前の1887年に大英帝国の盟主イギリスで始まった、とドイツZDFが伝えていた。 当時イギリスに入ってくる輸入品の中に粗悪品が多かったので、生産地を Made in XX として明示させた。 それが Made in Germany の始まりだったが、丈夫な良品をつくる Made in Germany はブランドになった。 刃物のゾーリンゲンが例として出てきたが、新潟の燕、三条が下請けをしている。 だから正確には、Made by Germany というべき、とZDFは云っていた。
大日本帝国も第2次大戦であっけなく消滅した。 中国は中華帝国になるのだろうか? 中国が世界に影響を及ぼすのは、中華料理だけでいい。
投稿者 tadashi : 07:37 | コメント (0)
2012年08月26日
実効支配をやめさせるには
まずは武力行使。 しかし、それは戦争になる。 アルゼンチン沖のイギリス領フォークランド諸島がその例で、アルゼンチンが奪いにいったら、イギリス海軍が出てきてアルゼンチンは戦争で負けた。 アルゼンチンは再度フォークランド奪還をしようとしてるようだが、うまくいくとは思えない。
ロシア実効支配の北方4島、武力行使はムリ。 韓国実効支配の竹島も同様だろう。 となると外交で、ということになるが、よほどの経済力が必要になる。 この経済力は2国間に大きな格差がないとイミがない。 ロシアは、モスクワからみれば辺境の地だから、あまりカネを出したくない。 だから、「2島返還なら」という話もチラつかせている。 しかし、韓国については、いまのところ有効な手はない。 たとえ国際司法裁判所での扱いになったとしても、紛争調停を出来るはずがない。
尖閣の実効支配の維持も、日本の経済力がカギになる。 「いかに経済の再建をするか」が先決なのだが、肝心のところが心もとない。
投稿者 tadashi : 07:46 | コメント (0)
2012年08月25日
李承晩と李明博 〜反日大統領はどちらも李(昨日の野田首相の会見に思う)〜
反日運動の主導者だった韓国大統領「李承晩」が、1952年「李承晩ライン」なる軍事境界線を勝手につくった。 竹島近海も当然これに含まれた。 このときの日本漁民の被害は甚大だった(追記参照)。 先日(8/12)こういう事実を正しく教える必要があると書いた。
近世日本の歴史が正しく伝えられていない。 若い世代の歴史不勉強の原因は教師にあるが、日教組がガンになっている。 もともと「教師を信用してはいけない」と云ってるが、自分で勉強する若者も少ない。 センター試験が頭にあるせいか、自分で考えなくなっている。 択一式の「センター試験」はやめて、「近世日本を見つめて未来をどう描くか」というような記述問題を書かせればいい。
石原が「河野のバカ」と云ってるのも理解できる。
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李承晩ライン(ウイキベディアより抜粋)
李承晩ラインは、1952年(昭和27年)1月18日、大韓民国(韓国)大統領・李承晩の海洋主権宣言に基づき、韓国政府が一方的に日本海・東シナ海に設定した軍事境界線。 韓国では「平和線(평화선)」と宣言された。
--------(中略)---------
日米両国は「国際法上の慣例を無視した措置」として強く抗議したが、日韓基本条約締結の際の日韓漁業協定の成立(1965年)により、ラインが廃止されるまでの13年間に、韓国による日本人抑留者は3929人、拿捕された船舶数は328隻、死傷者は44人を数えた。 抑留者は6畳ほどの部屋に30人も押し込まれるなどの劣悪な抑留生活を強いられ、抑留期間も数年間におよんだ。
投稿者 tadashi : 07:38 | コメント (0)
2012年08月24日
猿芝居が続く
尖閣上陸の香港の5人の中には、香港では札つきの連中がいるらしい。 昨日の新聞では、まっ先に上陸した小太りの中年男は、いつもデモの最先端で警官隊と小競り合いをしているとか。 中央政府でも要警戒人物らしい。 選挙には毎回「反共愛国者」として出る泡沫候補である、とも書かれている。
一方、李明博が野田の親書を受け取らずに返送している件は、猿芝居というより「吉本新喜劇」のようだ。 どちらも一国の首脳だから、もっと世界中に知らしめたほうがいい。
投稿者 tadashi : 06:58 | コメント (0)
2012年08月22日
ミストラル級強襲揚陸艦
「強襲揚陸艦」という見かけは空母の玩具みたいな艦艇が目につくようになった。 昨日のニュースでは、米軍の強襲揚陸艦に自衛隊員40人が乗って、グアム近くのテニュアン島で訓練をするらしい。 尖閣防衛メッセージとしては喜ばしい。 9月にウラジオストックで開催されるAPEC首脳会議。 これに関する今朝の新聞記事では、ウラジオストックにはフランスから購入したミストラル級強襲揚陸艦があるらしい。
ミストラルはフランスで冬にローヌ川沿いに吹く強風で、TGV(フランス新幹線)のできるまえのパリ-ニース間の特急はミストラルだった。 「ミストラル級」というのは「強くで速い」というイミなのだろうか。 フランスの軍港トゥーロンはマルセイユから東30キロぐらいにある。 トゥーロンは地中海の風光明媚な場所にあるが、同じ地中海に面したイタリアのナポリにも軍港がある。 強襲揚陸艦は各国にあるようで、敗戦国のイタリアにもある。
韓国にも独島級揚陸艦があるが、「強襲」という文字はなく、ドック型揚陸艦というらしい。 日本もこの程度は保有しておくべきだろう。
投稿者 tadashi : 06:53 | コメント (0)
2012年08月20日
日韓とフランス・アルジェリアの関係は似てるようで違う
今朝の新聞に、アルノー・ナンタなるフランス人が「日韓関係とフランス・アルジェリア関係は似ている」と書いていた。 この表現は日本にいるフランス人からもよく聞くが、「植民地化した」という点では似ている。 新聞では、アルノー・ナンタはフランス国立科学センター準教授とあるが、CNRS所属だろう。 ナンタいわく「植民地化した国が植民地に謝罪した例はない」らしい。 どの程度が「謝罪」にあたるかどうかは別にして、イギリスがアメリカに謝罪したとは思えない。
日韓がフランス・アルジェリアと大きく違う点は2つ。 まず日本は敗戦国なので、フランスと違って安保理の常任理事国でないし核兵器も持たない。 フランスがアルジェリアに対してもつ軍事的優位性が日本にはない。 だから竹島問題でも手を出せない。 空母の1つでも竹島近海に派遣すればいいが、空母もない。 2つ目は、日韓の場合、人種的に区別がつきにくい。 アルジェリアはアフリカ大陸なので、一目でわかる。 我々日本人の多くは大陸からの移住者を祖先にもつ。 国どおしの関係としては、日韓のほうがややこしい。
それにしても、尖閣には力を入れる人が多いが、竹島には少ない。 竹島は島根県の島。 中国地方なので、バックアップが弱いようだ。
投稿者 tadashi : 08:09 | コメント (0)
2012年08月19日
尖閣は本丸ではない
本丸は(なんどか書いてるが)沖縄。 「沖縄なんて論外」と本土の人は考えてるし、今沖縄で聞いても「とんでもない」と答えるだろう。 しかし、「100年先でも同じ」とは断定できない。 アメリカの方針次第で、もし「モンロー主義」が出てきたらどうなるか。 そのとき、日本の国力は沖縄を堅持できるだろうか。
考えられる筋書きは以下のとおり。
1.沖縄から米軍基地を排除して、沖縄を軍事中立化する。
2.沖縄を法人税10%程度の経済特区にする。
3.観光産業を促進しマカオ並みにする。
1.の軍事中立は米日中の間のもの。 2.で極東の商社などの本拠地になり、税収が増える。 これが沖縄のものになるには、道州制みたいな制度が必要である。 3.も税収の問題がクリアされることが必要。 これが実現できれば、沖縄は経済的に自立するどころか、本土より豊かになるだろう。
こうなると中国が支援する「琉球独立」にまでいく可能性が大。 ここまで予想しておくほうがいい、と思って警告している。 これまでは「台湾併合後」と思っていたが、台湾tと中国の根は同じ。 台湾併合と関係なく、中国は沖縄を狙うだろう。
投稿者 tadashi : 08:00 | コメント (0)
2012年08月16日
猿芝居は増えるだろう 〜不法入国&強制送還〜
尖閣諸島へ上陸する輩を不法入国で逮捕しても、強制送還どまり。 今回は8年ぶりというが、今後増えるはず。 不法入国、強制送還という図式はあちこちの国境で起こっている。 メキシコ・アメリカ国境では州兵が銃を持って監視している。 領海内に船を入れないようにすべきだが、警備不足なので簡単に入れてしまう。 ならばアメリカのように、尖閣でも銃を持って監視したほうがいい。 泳いできた奴には発砲すればいい。
香港とか台湾の民間団体のウラに中国がいるのは明白。 そのため民主党政権では何もできない。 ノダ君もせい一杯のポーズをとっているが、猿芝居みたいなもの。 いろんな意味で民主党政権は早く退陣していただきたい。
投稿者 tadashi : 06:57 | コメント (0)
2012年08月12日
竹島問題 〜李承晩ラインを思い出す〜
「決める政治」というノダ政権。 消費増税は決めたが、「行財政改革」に踏み込まないと10%でも不足するのは明らか。 もっとも次をノダに任すはずはないから、中途半端で終わるだろう。 竹島問題がクローズアップしてきたが、ゲンバ外相の国際司法裁判所への「提訴を検討」はポーズだろう。 「検討」ならいつでも出来る。 竹島への対策は歴代の自民政権の体たらくのせいで、とくに村山政権が汚点を残している。 さかのぼれば戦後の「李承晩ライン」に至る。 しかし、これを初等教育で正しく教えているとは思えない。 李承晩ラインで起こったことを教師自身が知らないのではないか。
この点、民主党にも問題が多い。 マエハラが外相のとき「外国人の献金」で辞任した。 この背景には「在日40万人」がある。 正式には特別永住者で、それ自体は難民問題の処理も含まれるから、必要なものである。 しかし、特別永住者の子孫も特別永住者になれる。 強制連行の歴史があるにしても、二世、三世、四世、・・・と永遠に続く。 帰化する子孫も増えてはいるが、40万人が他国人と同程度になるのはいつのことか。 「決める政治」なら、どこかでケリをつけるべき。 「国政の参政権も与える」なんていう議論のまえに、「やるべきこと」をやらないといけない。
とにかくアホな国会議員が多いから、アホな政権しかできない。 この原因は選挙で選んだ国民にある、ということになってしまうが、、、
投稿者 tadashi : 07:32 | コメント (0)
2012年08月09日
近いうちに 〜ふだんの生活でもよく使う言葉〜
「近いうちにお伺いします」と云って、その後姿を見せない例も数多い。 「近いうちに」とノダが云ったので、「近いうちに解散総選挙する」と思ったらしいタニガキ総裁。 吉本新喜劇みたいなシーンが目に浮かぶ。
「近いうちに」は今年の流行語大賞の候補になるだろう。
投稿者 tadashi : 03:59 | コメント (0)
2012年07月26日
冷静に考えよう
消費増税しないと、国の破綻が加速されるのは確実。 消費税10%でも不足するし、GDP費で適切な範囲での赤字国債を発行するのは当然だろう。 とにかく国債発行高は異常である。 「どうせ破綻するなら早くてもいい」というのは低所得者層、若者には多い。 「お金が紙くずになる」と困るのは貯蓄のある人で、年配層に多い。 ゼロからの再出発は若者に有利である。 こういう「経済の読み」をふまえて、次回の選挙に投票すればいい。
いま選挙をすれば民主党惨敗は目に見えてる。 「経済の読み」は別にして、民主党の退陣は早ければ早いほうがいい。
投稿者 tadashi : 06:43 | コメント (0)
2012年07月12日
「国民」とは誰のことだろう 〜目覚めるべきとき〜
ウジウジ小沢がやっと新党を旗揚げした。 「国民の生活が第一」という長い党名は、ウケを狙ってるが、メジャーな党名になれるわけはない。 どこかとくっつくまでの短命なものでしかない。 「国生」か「国一」とでも略すだろうが。 しかし、「4億円の生活が第一」と言ってるように聞こえて仕方がない。
昨日の中国巡視船の領海侵犯は、「尖閣国有化」へのけん制という見方が一般的である。 と同時に、一昨年小沢が一族を率いて「中国詣で」をしたことを思い出す。 アメリカ一辺倒から中国に軸足を移そうとする動きの底流を感じる。 国民は「国難」を感じるべきであるのに、「パンダの死んだこと」に目がいってしまっている。
悪いのは政治家だけでなく、マスメディアも悪い。
投稿者 tadashi : 06:05 | コメント (0)
2012年07月11日
有機溶剤は怖い
胆管がんが印刷工場で発生しているというニュースは5/20に書いたが、大阪以外に東京、石川、静岡にもあったことが判明した。 有機溶剤の場合、アスベストと違って「すぐおかしい」とわかるはずで、CSR(Corporate Social Responsibility)より前のEmployeeへのResponsibilityを果たしていない。 以前に書いたときは「会社名を公表していないのがおかしい」としたが、中小企業が多いからのようだ。
メッキ工場とかでなく、印刷工場で発生したのが盲点だったかも知れない。
投稿者 tadashi : 06:01 | コメント (0)
2012年07月06日
「人災」なら業務上過失罪を問うべき 〜国会事故調最終報告〜
近くの大竹の工場爆発事故でも、業務上過失を問うべく家宅捜索が入った。 原発事故は比べものにならないくらい大きい事故であるが、筋を通さないといけない。 歴代の東電社長と政府の長は告訴の対象になるはず。 尼崎の事故でもJR西の歴代社長が対象になっている。 福島原発事故への数百人規模での訴訟はあるが、刑事責任をウヤムヤにしていいわけはないだろう。
アホカンも当時の責任者として追及されないといけない。
投稿者 tadashi : 07:07 | コメント (0)
2012年06月28日
薄熙来の失脚 〜三国志として見ると面白いが〜
重慶市長だった薄熙来の失脚は謎に満ちているが、今朝の新聞の記事を見て三国志を思い出した。 重慶は西部内陸部で蜀の国。 北京の魏、上海の呉と比べると忘れがちである。 しかし、中国政府は重慶からヨーロッパまで大陸を横断する高速貨物鉄道を建設中らしい。 ヨーロッパ中心部まで11日間で物を運べるようになるとか。 経済的にはキーポイントになる大都市である。
重慶市長は共産党幹部(党委書記)でもあり、今回の事件に「出る杭は打たれる」という見方はできるが、蜀が魏に負けたような感じもする。 重慶市の副市長が米国領事館(成都)へ駆け込んだ事件や、薄熙来の妻がイギリス人ビジネスマンを殺した事件など、わけのわからない話も多い。 しかし、薄熙来を支持する民衆も多いらしい。
このわけのわからない国が、世界に大きな影響を及ぼしている。
投稿者 tadashi : 08:59 | コメント (0)
2012年06月27日
小沢 vs 野田 〜ワイルドでなくウジウジ〜
小沢が、「民主党をぶっ壊してやる」と云えば、「ワイルドだろ?」となるし、野田が、「解散総選挙をしてやる」と云えば、これまた「ワイルドだろ?」と威張れる。
しかし、小沢は駆け引きが好きだからウジウジしてるし、野田も解散を喜んでやる勇気はないから、結局ウジウジしている。 「自民党をぶっ壊してやる」と云った小泉のほうが、よっぽど「ワイルドだろ?」に似合っていた。
スギちゃんの次のギャグに、「ウジウジだろ?」はどうかな?
投稿者 tadashi : 07:24 | コメント (0)
2012年06月26日
行く末はどっちみち同じ 〜消費増税してもしなくても〜
消費増税で大騒ぎしているようだけど、どっちにしても経済のほうが大問題。 日本の産業の衰退は明らか。 しかも具合の悪いことに、衰退は日本だけではない。 とくにEUの落ち込みが大きい。 BRICSのうち日本に影響の大きいC(中国)とI(インド)も減速気味。 どのへんを「日本の底」とみるか、が重要。 野田は一生懸命だから、「急にドスンと落ちる」のは回避できそうだけど、「御苦労さん」で終わる可能性が大。 解散総選挙以外にないだろう。 選挙をやっても景気がよくなるはずのないのはギリシャと同じ。 ただアホばかりの民主党政権の終わるほうが、気分はよくなるだろう。
どうやって成長の見込める新しい分野を切り拓くか、を日夜腐心するべき。
投稿者 tadashi : 18:15 | コメント (0)
2012年05月16日
逆走車があとを絶たない 〜軽高速禁止を〜
山陽道でも「逆走車を見つけたら連絡を!」という電光表示が出ている。 昨日も中国道で逆走があったが、工事関係者が止めて事故にはならなかった。 数日まえの新東名の84歳逆走は全国ニュースでも流れた。 いずれも軽自動車だった。 「軽高速禁止」をなんども書いてるが、邪魔なことのほかに「Uターンが容易」という理由も加えないといけない。 団地内の6メートル道路でも、うちの前が角でスペースがあるので、よく軽がUターンしている。
昔サンノゼ郊外の(IBM研究所のある)アルマデンで、危うく逆走しそうになったことがある。 フリーウェイではなく一般道路だけど、夜で真っ暗だった。 片側が4車線くらいあり、中央分離帯もない。 街燈がないので、どこが中央なのかがわからなかった。 Uターンしたつもりだったが、道幅が広すぎて廻り切れていなかった。 ほかに車はなく、すぐに気づいたので問題はなかった。
日本の高速はせいぜい2車線で、軽でなければUターンできる道幅はない。
投稿者 tadashi : 07:49 | コメント (0)
2012年05月15日
ローカルな話題2つ 〜うち1つは全国ニュース〜
福山のラブホの火事、全国ニュースのあともローカル局はしつこく流している。 福山駅から800メートルの住宅地、というから山手のほうかと思ったら、南西方向だった。 南へ走るメインの道路は商業地区だけど、ちょっと脇に入ると住宅地区になるようだ。 福山は50万都市というが、平成の大合併で数字の上だけ、という気がする。
同じく福山の話で、鞆から6キロほどの瀬戸内海に走島という島があるらしい。 船で30分ほどらしいが、行ったことはない。 600人ほどの島でこれまでは小さな船で福山側とつながっていたが、車は運べなかった。 ところが、フェリーが運航されるようになったら、問題が発覚した。 島ではプレート(鑑札)のない車が走っているとか。 小さい島とはいえ、立派に道交法違反。 この対策がいかにも田舎的で、年寄り連中を集めて「鑑札を取るよう指導した」という報道だった。
鑑札のない軽トラがTVに映っていたが、即検挙するのが筋だろう。 事故って死傷者が出たら、「警察の怠慢」という話になるのは目に見えている。
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コメントがあります。 本土とつながっていない島では、あちこちでプレートなしの車が走っているようです。
投稿者 tadashi : 07:22 | コメント (1)
2012年05月09日
小細工ばかりでウンザリ 〜政治も経済も〜
よく言えばソフトランディングだけど、着地点も明確でない。 第一どういう選択肢があるのか、国民もわかっていない。 これはマスメディアも悪い。 政治家もあてにならないが、識者というのもいい加減な国である。
いっそデフォールトしてみれば、という乱暴な意見もある。 戦後の日本がそうであったように「超インフレ」になる。 すべていったんチャラになるわかけで、ハードランディングそのもの。 この場合はゼロからの出発になる。
小細工ばかりの政治をやってると後者になるかも知れない。
投稿者 tadashi : 07:02 | コメント (0)
2012年05月07日
ミッテランのようにはいかないだろう 〜オランド大統領〜
社会党のフランス大統領はミッテラン以来2人目。 1981年ジスカール・デスタンを破ってフランソワ・ミッテランが大統領になったのを、日本滞在中のサカロビッチ氏とTVで見た。 当時は任期7年だったが、ミッテランは2期務めたので1995年まで14年間の長期政権だった。 背景は経済が順調だったことがあるが、今回のオランドには経済の立て直しが要求される。
任期は5年だけれど、果たして上手くいくかどうか。
5年前のフランス大統領選挙についても書いていた。
***********
(2007.5.7) やっぱり右派が強い
予想通りフランス大統領選挙は「サルコジ」が勝った。 5ポイントから10ポイント程度の差をつけて「右派が勝つ」のがフランスの選挙の定石。 「心は左」だけど「財布は右」というのがフランス人の総意である。 「心は左」というのはアンチ・アメリカという意味も含まれている。 20世紀初頭では「アメリカなんぞ新興国にすぎない」と思っていたが、第二次大戦以降完全にフランスは没落した。
「右派優勢」を唯一くつがえしたのがフランソア・ミッテラン。 1981年現職大統領のジスカール・デスタンを、僅差であるが破って大統領になった。 当時広島を訪問に来ていたジャック・サカロビッチ(パリ大)がこのニュースを聞いて、非常に感激してたのを思い出す。 一緒に食事を取ったあとのことである。
もっとも「ミッテランが左」というのは、政党が左寄りだった、というだけで、もともとは極右から出発した百戦錬磨の政治家。 その後の政策も左右バランスをとった巧妙なものだった、がフランスでは現在も評価の高い大統領である。
さて、サルコジはどういう政策をとるだろうか?
投稿者 tadashi : 07:54 | コメント (0)
2012年05月05日
EUの現状維持はムリだろう
EUの通貨危機を回避するには、「通貨統合」は縮小せざるを得ないように思う。 イギリスは通貨統合に入っていないが、それでもなんとかやっている。 ギリシャもドラクマに戻れば、ムリな緊縮財政はしなくていい。 ここまでの借金棒引きした上、さらに資金援助しているから、ドイツ、フランスもギリシャを抜けさせるタイミングを逸してしまった感がある。 バクチに負けたときの引き際を逸したみたいである。
明日のフランス大統領選挙(決選投票)では、オランドが勝ちそうである。 オランドになるとギリシャはおろか、スペイン、ポルトガルも見放されるかも知れない。
投稿者 tadashi : 07:42 | コメント (0)
2012年04月05日
移民べらしは日本化 〜フランスの今後〜
フランス大統領選挙の最大の焦点は「経済」にあるが、直接的には移民が問題になっている。 日本経済をヨーロッパと比べる場合、日本と独仏2カ国を比べるとよい。 人口比は1億3千と1億4千(独8千、仏6千)でほぼ同じ。 GDPもほぼこの人口比ぐらいになる。 つまり、経済状況の現状はほぼ同じであるが、フランスも日本と同様先行きが暗い。
フランスと日本の大きな違いは移民の数である。 多くの移民を低賃金で働かせ、フランス人のほうは楽な仕事をしている。 しかし、トータルでは日本と同程度の稼ぎを生み出してきたのである。 こういう状況を維持できなくなり、移民を減らしフランス人の仕事を確保しようとしている。 これでは「フランスの日本化」ではないか。 右派サルコジは経営者の立場、左派オランドは労働者の立場にあるが、移民に対しては両者それほど違いはない。
さて、フランス大統領はサルコジとオランドのどっちになるだろうか。
投稿者 tadashi : 08:24 | コメント (0)
2012年03月30日
アファーマティブ・アクション
アファーマティブ・アクション(Affirmative Action)とは、弱者を救済するための是正措置をいう。 今朝の新聞の見出しには「差別是正は差別」とあった。 アメリカの大学入学で、ヒューストンの白人がテキサス大学を相手に「黒人優遇措置のために被害を受けた」という提訴をして、1審、2審では敗訴したが、最高裁では勝訴しそうになってるらしい。 アファーマティブ・アクションには「ネガティブな動きもある」ということになる。 オバマとしては黒人優遇措置は譲れないが、白人救済にも配慮の必要を感じているとか。 自身黒人だから、立場としては当然だろう。
日本の大学の場合、女子大を除いては、女子教員の割合は非常に少ない。 とくに理工系では際立っている。 そのため、教員公募にアファーマティブ・アクション、つまり、力が同等の場合は「女性を優先的に採用する」旨を明示する大学も増えてはきている。 ただし、実効があるかどうかは今のところ不明で、5年、10年後になってわかるだろう。
教員人事でいつも問題になるのは優劣の判断である。 分野が限定されると優劣はつけやすいが、範囲が広がると「論文の数」という話になりやすい。 分野の違う人を論文の数だけで比較してもイミはないのに。 審査側の判断というより、無難そうな判断が優先されてしまう。 だから結果としては、面白くもなんともない状況が継続される。
日本の場合、企業の停滞と大学の停滞には「類似性」がある。
投稿者 tadashi : 07:46 | コメント (0)
2012年03月22日
トゥールーズといえば 〜銃乱射の容疑者は自称アルカイダ〜
トゥールーズ大学にはコンピュータ関係の研究者がいる。 正確にいえばCNRSの研究所LAASに所属している。 LAASは国立の研究所であるが、フランスは大学が国立だから、大学内に混じってしまっている。 これはパリやグルノーブルも同じ。 初めはわかりにくかったが、人的交流には融通性が高くて効率はいい。 国立の研究所として独立させる必要のあるのは、設備費がべらぼうに高い研究所だけでいい。
LAASの研究所には知り合いがいて訪問したことがある。 逆にLAASから広島へ来た人もいる。 その中でDさんのことはよく覚えている。 Dさんの場合、専門は信頼性で広大のO先生の研究室に2か月ほど滞在したが、コンピュータの件では私も対応した。 そういう専門とは関係ない、私生活でのちょっとしたトラブルにつきあった思い出がある。
まだ広大が広島市内にあったころの話だから、1970年代の終わりごろ。 ある日曜日の午後、Dさんから「お願いがある」という電話。 「妻が美容院でモメている」とのこと。 家は近くだったので彼の家に行ったら、「美容院の髪のセットが全然違う」とのこと。 彼女は全然日本語が話せないので、フランス語でまくしたてられた美容院も困り果てているとか。 彼の日本語もダメなので、彼女のふだんの髪型の写真を持って美容院まで行って、説明した。 当時の日本でも古い髪型だったが、それに戻してもらって事が解決した。
当時のトゥールーズは、パリの最新モードとは違うオールドファッションな街だった、ということらしい。
投稿者 tadashi : 07:05 | コメント (0)
2012年03月21日
トゥールーズ 〜ユダヤ人学校で銃乱射〜
この事件は4月のフランス大統領選挙にも影響を及ぼしているようだ。 かつてのユダヤ人への襲撃の舞台はパリで、ユダヤ人経営のシャンゼリゼ通りの店へ爆弾を投げ込む、というのが定番だった。 アラブvsイスラエルの対立が背景にあり、犯行はアラブ人によるもの。 ただ今回は、これ以外に極右(ドイツでいえばネオナチ)という見方もある。
フランスも移民の多い国で、サルコジ大統領自身がハンガリー移民2世である。 ハンガリーは東欧でもアジア系で、風貌も白人とは違う。 グルノーブル滞在時、よく似た風貌のハンガリー人と懇意にしていたので、ハンガリーの国情はよく聴かされていた。 「プラハの春」のこと、ソ連邦(実態はロシア)の悪口など、ルーマニア人も同じことを言っていたが。
トゥールーズは、パリ、リヨン、マルセーユについでフランスでは4番目に大きい都市、ということになっている。 しかし、ピレネー山脈のふもとにあり、赤レンガの目立つスペイン風の地方都市。 人口の多いのは産業があるからで、労働者人口は多いから移民も多いはず。 飛行機をつくるエアバス社がその代表である。 ボーイング社がシアトルというアメリカのはずれにあるように、エアバス社もフランスのはずれのトゥールーズにある。 自動車産業と違って、航空機産業は大きなスペースを必要とするからだろう。
昨日山陽道に入ったが、飛び石連休のせいか車が多かった。 やはり日本は平和な国のようである、北朝鮮のミサイルが誤動作しない限りは。
投稿者 tadashi : 06:55 | コメント (0)
2012年03月20日
検察は悪質 〜小沢いわく〜
昨日、小沢が今回の裁判の結審で「検察は悪質」と云ったらしい。 「悪質」という言葉を調べてみると、「質が悪い」という表現であるが、一つは品物などブツが悪い、ともう一つはタチが悪いこと。 検察は人間だからタチが悪い、と云いたいらしい。 今回の裁判は、検察審査会が2度にわたって「裁判すべき」とした結果行われたもので、文句をいう先は検察審査会であるべき。 検察審査会は一般市民だから市民を批判するのを避け、うしろで操った検察のほうに矢を向けた政治的判断にすぎない。
今回の裁判が無罪で終わるのは仕方がない。 それは政治資金規正法がいまだザル法だから。 こういうケースが有罪になるように、「政治資金規正法」を改正するべきだろう。 金を多く集めた人が偉い人という政治をやめるべき、と思っている。 選挙資金ほしさで小沢チルドレンになるような陣笠議員はムダの象徴で、定員削減の対象でしかない。
チルドレンを金で操る本人のほうが、よっぽど悪質ではないか。
投稿者 tadashi : 07:09 | コメント (0)
2012年03月07日
火種はイスラエルvsイラン
イスラエルのネタニエフ首相が訪米してオバマと会談した。 「イランへの先制攻撃に理解を」というネタニエフに対し、「ここは自重して外交でなんとか」というオバマ。 イラン次第であるが火種は残る。 ホルムズ海峡封鎖うんぬんというのは、原油タンカー通過阻止による欧米日への挑戦であり、威嚇はあっても実施には慎重だろう。
やはり、イスラエルとイランの2国間のほうが一触即発だから恐い。
投稿者 tadashi : 06:52 | コメント (0)
2012年02月28日
たかがメモリーされどメモリー 〜エルピーダ倒産〜
これから上向く要素も少ないし、4480億円の負債ではどこも引き受け手はない。 もともとは八本松(東広島)にNECがつくったD-RAMの工場だったが、2003年にエルピーダが日本のD-RAM生産を集約したので大きな工場になった。 大企業のない東広島で、2400人も働ける場はほかにはない。 県も力を入れていたが、縮小は避けれないだろう。
メモリーのような成熟産業では、韓国、台湾に勝ち目はない。 電化製品と同じく、「頭」を使わないと生き残れない。
投稿者 tadashi : 07:38 | コメント (0)
2012年02月27日
右往左往の会合 〜G20ほか〜
G20をメキシコで会合しても、問題は解決するわけはない。 原油価格はイラン次第だし、ギリシャは問題を先延ばししただけ。 いくらギリシャにつぎ込んでもムダで、ユーロ圏から切り離さないとダメだろう。
国内も似ていて国会は期待できない。 円が安め方向になって、ちょっとだけ小康状態。 しかし、根底ではギリシャ化はじわじわ進んでいる。
投稿者 tadashi : 07:58 | コメント (0)
2012年02月25日
スケールの大きな詐欺 〜AIJ投資顧問2000億消失〜
個人のレベルなら、高い利息で預金を集める詐欺だから、よくある話。 個人が企業に置きかわっただけで、本質は同じだろう。 しかし、法人vs法人の話だから話は大きくなるが、個人の責任は隠れがち。 刑事告訴しても、なくなったお金は戻るわけがない。 金融庁の監督不行き届きの面はあるが、個人なら「だまされるほうがバカ」とされてしまうだけ。
だまされた企業はどう責任をとるのだろう。
投稿者 tadashi : 07:05 | コメント (0)
2012年02月21日
18歳成人は当たり前 〜歩みの遅い日本〜
これも何度も書いているが、20歳成人の国を探してみればいい。 成人式を20歳で祝うおめでたい若者が多いが、世界的にはガラパゴス。 だから「未成年の死刑判決」で議論が沸騰してしまう。 やがて死刑廃止になるだろうが、そのまえに18歳成人を早く実現しないといけない。 日本の改善すべきことは多いが、すべて後回しにするところはよくない。
マッカーサーに「精神年齢は12歳」と云わしめた国である。
投稿者 tadashi : 07:07 | コメント (0)
2012年02月09日
共和党ダンゴレース
ロムニーがギングリッチの追撃をかわすかに見えたレースも、中西部ではサントラムがトップ。 ポールだけ蚊帳の外だけど、3者の争いのダンゴレースの様相を呈してきた。 しかし、3人とも迫力に欠けてるから、オバマが再選されるのでは。 アメリカの景気回復も追い風になりそう。
投稿者 tadashi : 07:54 | コメント (0)
2012年01月18日
官僚より手強い東電 〜電力料金値上げ〜
官僚は政府管理の中にあるからまだいい。 電力会社は形式的には民間会社。 国有化ならいざ知らず、政府管理という形に持っていくのは簡単ではないだろう。 なぜなら「如何に政府に対抗するか」だけを日夜考えてるから。 そういう人材には事欠かない会社である。 発電会社としては、若干の参入はあっても寡占状態にあり、送配電分離もままならない。 企業と一般消費者は人質にとられているようなもの。
東電と経産官僚には太いパイプもあるはず。 経産大臣だけではムリなような気がする。
投稿者 tadashi : 06:33 | コメント (0)
2012年01月15日
まだ小康状態 〜台湾総統選挙〜
馬総統の再選で中国本土寄りの路線が続く。 中国からみれば、香港のつぎは台湾のはずで、「そうなれば沖縄が危ない」と書いてきた。 しかし、香港ですら一国ニ制度とやらで通貨統合にも至っていない。 台湾ドルはもちろんだけれど、香港ドルも健在。 逆にいえば、通貨統合すらまだ出来ていない。
これに比べヨーロッパは、政治統合どころか政治はバラバラのままで、通貨統合だけ先にやってしまった。 発足時はとくに問題はなかったが、ここにきて完全に裏目に出ている。 ギリシャ危機から、イタリア、スペイン、ポルトガル、そしてフランスも足を引っ張られる状況になった。
ドイツに波及すると、欧州危機は本格化して取り返しがつかなくなる、、、、
投稿者 tadashi : 05:42 | コメント (0)
2012年01月14日
やっぱりどうでもいいノダ政権
内閣を改造して、フランケンシュタインを副総理にして脅しをかけても、それは消費増税のためだけ。 行政改革のため「公務員の数と給与を2割削減」みたいな方針を出さないと、国民からは支持されない。 つまり、民主党の限界である。 これは自民も同じ。 既成政党では日本再生ができるわけがない。
行財のムダを省くには、ひとつは2重行政をやめること。 なんども書いてるが、県を廃止して「道州制」へ移行する。 アメリカというより、ドイツ型の地方分権型とする。 もう一つはできるだけシンプルな税制にすること。 自動車税をみてもわかるように、種類も多いし車種ごとにも分けすぎている。 フランスのように、コンビニでシールを買うようなスタイルにしないとダメ。 役人の数を減らすためにも、余計な仕事を極力減らさないといけない。
日本再生計画を実行できそうな既成政党は存在しない。 一部は「みんなの党」でも可能かもしれないが、ワタナベでは不十分。 こういう野望を持っているのはハシノシタだけど、生理的に好きになれない。 彼が国政に乗り出すまえに、コイズミ・ジュニアあたりが出てくればいいのだけれど、、、
投稿者 tadashi : 05:16 | コメント (0)
2012年01月13日
とっくに高跳びしてるかも
4.5メートルの壁を乗り越えるくらいは大したことではなかったのだろう。 姿がみえないのは、仲間の助けがあるからではないか。 広島市内だけを探していても、とっくに高跳びしてる可能性も大きい。 広島市内に空き巣があったとしても別人かもしれない。 塀の外に脱出してるのに、塀の中を一生懸命探した一昨日の二の舞にならなければいいが、、、
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夕方5時のニュースで「市内で逮捕」とのこと。 とりあえずよかった。
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asahi.com (2012.1.13)より抜粋
広島刑務所から11日脱走した中国人の李国林受刑者(40)の行方がわからないなか、12日昼、広島市西区の民家に空き巣が入ったと広島県警に通報があった。捜査関係者によると、現場に残された靴の跡と、李受刑者が履いて逃げたとみられる運動靴の跡が酷似していた。県警は、李受刑者の犯行の可能性があるとみて調べている。
投稿者 tadashi : 06:46 | コメント (0)
2012年01月12日
昨夜は月明かりで十分な夜だった 〜白昼堂々刑務所から脱走〜
夜中に目が覚めて庭を見たら、照明もないのにすっきりと見渡せた。 時々「月明かりでも字が読める」と思うこことがある。 昨夜はそんな夜だった。 真昼間に刑務所から脱走した奴は、月明かりでも見つかるような場所には居ないはず。 間抜けな看守をあざ笑ってるだろう。 まるで映画のシーンのようだった。 逃走に気づかず「刑務所の中を捜索してた」のはお笑いのシーンである。
広島刑務所は、昔はいざ知らず、今となっては住宅地に囲まれている。 市内中心部とそれほど離れていない。 刑務所はどこかに移すべきだろう、大学はとっくに西条の山の中に移転させたのだから。 しかし周囲の歩道を奇麗にして塀も改修し始めたことから、国は移転させる気のないことがわかる。 この塀の改修工事が今回裏目に出たが、「気のゆるみ」以外の何物でもない。
かつてオウムの上佑が、この刑務よから出所するときにも、上空に取材のヘリコプターが飛んだ。 あれは脱走ではなく正規の出所だから、話題性はあっても職務怠慢ではない。 今回は所長以下に厳罰が必要だろう。
投稿者 tadashi : 05:40 | コメント (0)
2011年12月25日
「税と行財政の一体改革」とすべき 〜税と社会保障の一体改革より〜
予算原案が出たが、これではデフォルトへ近づいていくのは確実。 だから政府は「消費税アップ」という論法をとるはず。 片や「税と社会保障の一体改革」も足踏みのまま。 この「税と社会保障の一体改革」は曲者で、「行財政改革」が抜けている。 社会保障経費の占める割合の大きいのはわかるが、行財政改革から国民の目をそらしている。 これでは片手落ちになってしまう。
消費税アップと引き換えに、「公務員数と公務員給与をともに20%減」ぐらいを一緒にやるべきである。 こういう一体改革でないと国民は納得しないだろう。 民社も自民にも出来ない「改革」である。 デフォルト間近になると第3の政党が登場するような気がする。 それは、なんども書いているが、右翼的な政党である。
財政危機を論じるTV、新聞などマスメディアは近視眼的に見えてしかたがない。 だから、結果的には政府の肩を持つことになってしまっている。
投稿者 tadashi : 07:37 | コメント (0)
2011年12月22日
異常なことが多いが
Docomoスマホのメール・トラブル、au, SBのi-Phone4Sの追い上げにムリをしたからだろう。 過ぎたるは及ばざるが如し。 どっちみちスマホには縁遠いが、Docomoは1位を守るのに苦労しているみたい。 しかし、異常な事態はユーザーが困る。
たかが一市長が東京に行っただけで大騒ぎ。 これは異常である。 背景に維新があるので、政党のトップが会うのまでは仕方がない。 しかし、文科省の大臣が会うのは異常。 全国の市長が「文句を言いたい」といってきたら、会うのか? 名古屋市長なら、どうするのか。 まぁ河村のおっさんは減税にしか興味はないので、文科省には行かないだろうが、、、
金正日死去があっても、北朝鮮に「変化がある」と期待してもムダ。 異常なことは起こらないだろう。 でも考えてみれば、ここまでずっと異常な状態できている。 しかし、異常な事態が続くと「それが正常である」と北朝鮮の国民は思ってしまっているのはないか。
投稿者 tadashi : 06:24 | コメント (0)
2011年12月20日
犬のダイエットも金がかかる
ハリー君も食べ過ぎ、というか食べさせ過ぎで、かなり体重オーバーしてしまった。 食欲が旺盛なので何でも食べたがるが、ダイエット用のドッグフードにしたら10倍くらい高くつく。 しかし、やせないと成人病になるので、当分ダイエット用でいくことにした。 主人に似てしまったようだ。
キム・ジョンイルの体型は成人病の典型、いいものを食いすぎたのだろう。 金はふんだんにあるから、ダイエットするべきだったが、あとの祭り。 息子も同じ体型だけど、まだ若い。 暗殺でもされない限り60歳までは生きるだろう。 となると、あと30年は体制が続くことになる。
やはり問題は後ろにいる中国ということになる。
投稿者 tadashi : 07:40 | コメント (0)
2011年12月14日
欧州経済危機はどこまで波及するか
欧州経済危機はじわじわとボディブローのように効き始めている。 アメリカの年末商戦は好調なようだから、しばらくは日本も大丈夫だろう。 問題は「年が明けてから」のような気がする。 ヒッグス粒子のニュースもあるが、CERN(欧州合同原子核研究所)の予算は大丈夫なのかな、という心配もしてしまう。 CERNについては、つい本題に関係ない裏門(フランス側)にあるホテルの話をしてしまう(ので省略)。
世界経済のキーである中国はというと、韓国とモメているし、、、
投稿者 tadashi : 06:24 | コメント (0)
2011年12月05日
1年半も政府不在でOKの国 〜ベルギー〜
やっとベルギー政府が発足したとか。 去年の選挙のあと、モメて政府不在になっていた。 ベルギーには2つの国があり、いまや北のオランダ系(フラマン語圏)が独立したがっている。 ならば、勝手に独立すればいいようなものだけど、最大の都市であるブリュッセルが2つの国の共通都市で、これを2つに分割するのはムリ。 今回の首相はフランス系(ワロン語圏)だから、長くは続かないだろう。
2つの国と書いたのも、「ベルギー第2の都市は?」と聞くと、北はアントワープといい、南はリエージュという。 お互い相手のことは無視している。 リエージュのTVの天気予報の写真(2009.8.20)でわかるように、ワロン地方の天気しか云わない。 もっとも小さい国で類推できるから支障はないが。
「政府がなくてもやっていける」というのは官僚国家だから。 ヨーロッパは時間の流れがゆっくりしている。 アメリカのように歴史の短い国とは違う。 日本以上に官僚国家で、融通はきかない。 政府の運営が「自動運転モード」になっていても大丈夫だった、とも云える。 しかし、政府ができたから、これからまたモメるだろう。
投稿者 tadashi : 07:23 | コメント (0)
2011年11月29日
ゼロベースで考え直すべき 〜立法と行政は車の両輪〜
「行政の簡素化」はずっと云われてきたが、逆に肥大化している。 これは立法にも大きな責任がある。 パッチパッチで法律を増やしてきたから、行政の量が増え人員増加を招いている。 少なくとも、行政に関わる法律はできるだけ簡素化しないといけない。 そして、ネットで対応可能なシステムにすれば、役人の数はずっと減らせるし、
住民にとって必要なのは警察、消防、道路・河川の修繕管理のような現業で、当面余剰人員はこっちに廻せば、よっぽど住みやすい街になる。 高度成長時代は、社会保障みたいな存在の役人も許容できた。 「猛烈会社では働けない」というタイプjの人間が役人になったのである。 「5時に帰れる会社」なんて存在しない。 「給料は安くていい」から「楽をしたい」というのが、役人根性である。 不況になった現在では、決して低賃金ではなくなっている。 そういう輩を許容できない時代になっている。
都庁みたいなデカい建物は要らない。 都庁はマンションにして、売り出せばいいだろう。
投稿者 tadashi : 05:53 | コメント (0)
2011年11月28日
そのうち橋下政権誕生するかも 〜大阪W選挙結果〜
大阪の人間以外からみれば、大阪都構想はどっちでもいい話。 橋下の本心は「国政」だろうから、まずは来年2012年の衆議院選挙。 民主党の負けるのは確実。 維新はまだ全国区ではないから、自民と組んで勢力拡大をはかるだろう。 みんなの党あたりも巻き込むかも知れない。 「維新」は「吉本」と同じで、東京進出を狙っているはず。
ユーロ経済危機は2014年ごろに最悪な状態になり、マルクが復活しそう。 ドイツはメルケルではダメで、右翼的な政権になるのはないか。 もちろん、日本の経済状態も最悪になって、右翼的な政権になりそうな気がする。
早ければ2016年、遅くても2020年には「橋下政権」が登場するのはないか。
投稿者 tadashi : 06:14 | コメント (0)
2011年11月14日
大阪ダブル選挙 〜大阪都より大阪府33市を減らすべき〜
大阪市民でも大阪府民でもないので、「橋下vs平松」はどっちでもいい。 大阪都構想もわからなくもないが、「下からの改革」に限界があるのは自明。 キャンペーンだけで終わるから、政権をとらないとイミがない。 橋下は国政へ出るチャンスを狙っているはず。 今回の選挙結果はどっちでもいいだろう。
前にも書いてるが、全国の「府や県は廃止すべき」だろう。 そして、現在の大阪府は6市ぐらいにまとめればいい。 このほうがよっぽど自治体の赤字解消に貢献できる。
投稿者 tadashi : 07:34 | コメント (0)
2011年11月08日
温もりが忘れられず
今日から寒くなるらしい。 これまで暖かすぎたから、平年並みになるだけで寒く感じる。 下り坂になると体に堪えるのである。 「温もり」に慣れすぎて「下り坂はイヤ」という連中がいるのは事実。 田舎を選挙区にする連中は、次回の選挙に落ちないように、TPP反対を云っている。 山田前農相はともかく、原口前総務省まで、街頭で反対を表明している。 佐賀の民が恐いらしい。
こんにゃく芋は別にして、米に780%も関税をかけてもらっていた、という「温もり」を忘れられないようだ。 低所得者層からみれば、1000円の食事を500円とか300円にできるチャンス。 「1ヵ月1万円生活」もTVでの話でなくなる。 年収200万円の人がふつうに暮らせるようになるのである。 もちろん、富裕層はいままでどおりの食事ができるから、なんの問題もない。
今まで、「日本は異常な状態を続けていた」という自覚をしないといけない。
投稿者 tadashi : 07:18 | コメント (0)
2011年10月27日
「尊農攘夷」運動
「尊農攘夷」運動は、80年代の牛肉・オレンジの輸入反対以降続いているが、今回のTPPでも案の定盛り上がりをみせている。 江戸時代末期の尊王攘夷(尊皇攘夷)のころは、ペリーの米国というより英仏の植民地化の危険もあったので、攘夷も意味があった。 TPPの場合の攘夷は、この期に及んで「とにかくイヤ」と云っている。
それにしても、国会議員の反対数が多すぎる。 アホ議員の多い責任は国民にある。 TPP延期なら、どうしようもない国である、ことにマチガイない。
投稿者 tadashi : 02:09 | コメント (0)
2011年10月21日
雑感 〜カダフィの終焉ほか〜
昨夜からカダフィ死去のニュース。 いきさつはともかく、リビアは新政権へ。 しかし、エジプト同様政権がまとまるかどうか、は不明。 政権打倒までは呉越同舟で行けるが、その後の方向ではまとまらなくなるのが当たり前だから。
ギリシャの緊急財政案に反対デモ。 2004年はオリンピックに浮かれていたはず。 浮かれると落ち込みは余計にこたえる。 しかし、なんとか乗り切らないと、ヨーロッパ全体が危うくなる。 ここ1,2年がヤマだろう。
タイの洪水も大変なことになってきた。 こっちは、ここ1週間ぐらいがヤマになりそう。
投稿者 tadashi : 07:51 | コメント (0)
2011年10月19日
まだ焦点は定まっていない 〜反格差デモ〜
「ウォール街占拠」から始まったデモは、「格差社会に反対」をスローガンに全世界的なデモになってきたが、一時のファッションで終わるだろう。 フラストレーションの発散にはなってるけれど、具体的な要求になっていないから。 今回のデモの特徴は、リーダーがはっきりしないこと。 だから統一がとれていないし、要求事項が漠然としている。
99%が1%に文句を云っている、というのはわかるようでわからない。 仮に1万人だとすると、9,900人が100人に文句を云うことになる。 この100人に「富が集中している」というのが統計的に正しいとしても、それだけではハッキリしない。 マードックとか個人名をあげても、ウサばらしで終わるだけである。 閣僚と同じように、全国民に「資産公開をせよ」というスローガンならわかるが。
しかし、「資産公開法」が仮にできたとしても、そこからどうするのか。 「資産上限法」でもつくって、「上限を超える資産を没収する」というなら話はわかる。 そういう具体的なスローガンになるはずがない。 1%に文句を云っている99%の人間の主張は千差万別で、バラバラだからである。 2014年ころには、これをまとめる奴が出てくるのでは、と予想しているが、、、
大王製紙の前会長とやらの未返済の55億を、一族の親戚筋が返したとか。 こういう連中は1%の人間になるのは明白だけど、伊予三島の市民が文句を云うデモは、起こるはずがない。
投稿者 tadashi : 03:17 | コメント (0)
2011年10月08日
茶番劇 〜小沢裁判〜
Webで週刊・上杉隆(7ページ)を読んだ。 記者クラブとの関係で新聞・テレビよりやや詳しいだけ。 なにも内容はない。 政治資金規制法で「無罪を勝ち取るだけ」という立場と「本質を知りたい」という立場が、噛み合うハズがない。 4億円も「私のお金」でいくはず。 おそらく無罪で終わるだろうが、それまで茶番劇は続く。 お膳立てをしたのは検察審査会という世論だから、当然といえば当然なのである。
ヤンキースがタイガースに負けて、リーグ優勝決定戦にも出られない。 こちらも茶番劇みたいだけど、「やってみないとわからない」というところが違う。
投稿者 tadashi : 06:42 | コメント (0)
2011年10月06日
Steve Jobs dies 〜CNNニュース〜
引退したのは、ついこないだだった。 56歳というから残念だろう。 オバマが哀悼の意を表すくらい、アメリカではビッグニュースになっている。
投稿者 tadashi : 10:37 | コメント (0)
2011年10月05日
地方分権への歯止め 〜政令指定都市の人口100万人〜
広島市や仙台市が政令指定都市になったときは「100万人以上」だった。 だから周辺の町を合併して「数合わせ」をした。 ところがその後、岡山や新潟など100万人以下の政令指定都市もつくられるようになった。 ドンドン政令指定都市をつくっていけば、「県廃止」につながるかな、とも思っていた。 ところが、今回熊本を20番目の政令指定都市にしたあとは、100万人以上に戻すらしい。
「多くなりすぎるのは困る」という判断なのだろう。 国の行く末を考えて、というより、総務省の役人の権益を守る、という背景が見え隠れする。
熊本市が20番目の政令市に 18日に閣議決定 (東京新聞 2011年10月4日)
政府は4日、熊本市が求めていた来年4月1日からの政令指定都市への移行を認め、今月18日に関係政令を閣議決定する方針を決めた。昨年4月の相模原市に続き全国20番目の政令市となる。九州では1963年の北九州市、72年の福岡市に次いで3番目。
移行の人口要件は、熊本市までは70万人以上に緩和されたが、今後は従来の100万人以上に戻る。現在、合併で100万人以上の都市をつくる動きはなく、政令市は全国20市体制が当面続く見通し。
九州のほぼ中央に位置する熊本市は、中央省庁の出先機関などが集まる。今年3月の九州新幹線鹿児島ルートの全線開業で、アクセスも向上している。
(共同)
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2011年10月04日
アメリカのつぎは日本?
メロン、そしてトマト、レタスが危ないと報道されたアメリカ。 こんどは不況、失業問題でのデモが、全米で展開される事態になった。 オバマ政権では、10%の失業率改善の根本的な対策はとられていない。 日本の場合、失業率は半分くらいだけど同じ問題を抱えているから、アメリカに追従する可能性もある。
現在、日本とアメリカとの類似点は「民主党政権」であること。 デモの主張の1つ「大企業からもっと税金を」というのは共和党ではなく、民主党の政策であり反オバマとは矛盾する。 日本の場合は、いままでの法人税が高すぎるから、下げるというのは当然。 そういうイミでは、この問題はデモの目標にはなり難い。
それと、現在の若者のパワーを考えると、日本で同様のデモは起きそうにないが。
投稿者 tadashi : 06:26 | コメント (0)
2011年10月03日
どうでもいいノダ 〜嫌悪感はないので〜
Teblogを始めてから、政治的なことはあまり書いてこなかった。 小泉政権は末期だったので、あと自民が3人、いずれも論評するまでもなかった。 2009年民主政権誕生後少し書くようになった、「ホラ、だまされたやろ」。 ハトはお笑いで終わったが、そのあとのカン。 生理的に「嫌悪感」を持ってしまったので、どうしようもない。 なにかにつけてアホカンと書いていた。
ノダは、今のところ、どうでもいい。 ただし、民主党は嫌いである。
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2011年09月27日
クリーン or ダーティ
コンピュータの場合、キャッシュとメモリの間の内容が一致すれば「クリーン」、不一致の場合は「ダーティ」という。 マルチキャッシュの場合は、キャッシュ間でもクリーン、ダーティの両方があり、キャッシュ・プロトコルの話になる。 キャッシュの内容を演習で見るのはムリだけど、実記憶と仮想記憶の間のクリーン、ダーティなら、OSが管理してるので演習で確認することが出来る。
虚偽記載という話は「ダーティ」そのものである。 もともと、実世界の用語をコンピュータ用語にしたのだから当然でもある。 片方に記載があり、片方にない、というのもダーティ。 ダーティOzawaと云われても仕方ない。 それでも必要という勢力が民主党にあるが、これは前回の選挙の結果。 次回もそうなら、日本はそういう国ということになる。
開発途上国の問題は、記録をきっちりとっていないことにある。 汚職はもちろん、援助物資の横流しもそう。 記載をきっちりして、それを開示できるシステムになっていないとムリ。 これを外から強制すると内政干渉になる。 結局、その国の人間の問題になる。
それが巧妙になるのを許す土壌がある限り、先進国でも同じ問題は続く。
投稿者 tadashi : 08:09 | コメント (0)
2011年09月19日
なんの工夫もない(続)
「国有財産の売却や歳出削減で5兆円を捻出する」という程度でも、財務副大臣はムリと云っている。 いろんなものの売却はともかく、「歳出削減」の努力をするつもりはないようだ。 もっとも急に上から云われてもダメで、地道に国や自治体の「仕事の仕方」を検討するべき。 半年か1年かけてやれば、歳出削減だけで5兆円くらい出るだろう。
(読売新聞) 2011年09月18日 より)
五十嵐文彦財務副大臣は18日、東日本大震災の復興財源を巡り、民主党の前原政調会長が復興財源として税外収入などで5兆円超の確保を目指す考えを示したことに対し、「いくらでも出るだろうというのは少し乱暴な話だ」と述べ、現実的ではないとの見方を示した。
政府税制調査会(会長・安住財務相)は16日、国有財産の売却や歳出削減で5兆円を捻出する方針を決めたが、五十嵐氏は「(5兆円も)安住財務相の指示に従って無理やり出した数字だ」と述べ、一段の上積みは困難との考えを示した。都内で記者団に語った。
投稿者 tadashi : 01:52 | コメント (0)
2011年09月18日
蓋の耐用年数
昨日駐車場にある雨水のマンホールの蓋が壊れた。 蓋の上で停めることはないが、上を通らないと駐車できない場所にある。 家の建ったときからあるので17年半経過してたが、一昨日車の入るときに少し「メリ」となってたので、昨日出るときには蓋の真ん中が陥没してしまった。 仕方なく近くのホームセンターまで、雨の中買いに行った。
本管の蓋は金属製だけど、枝分かれした部分なので、30cmの小型の蓋でFRP製みたい。 買ったのをみると「荷重2トンまで」とある。 車はコンパクトカーで1.5トン以下だし、運転手がいくら太ってもまず大丈夫。 しかし、年月が経つと耐力が落ちるのも仕方ない。 古いのは若干粗製みたいだが、こんどのは20年くらい持つような気がする。
「蓋」といえばパレスチナ。 イアスラエルが蓋をしてしまっている。 パレスチナ側が打開策として、「国連加盟」をしてきたのも当然だろう。 しかし、イスラエルのサポーターであるアメリカは拒否権行使の構え。 これでは世界の同意は得られない。 イスラエルだって建国前は流浪の民だったはず。 力で蓋をし続けるわけにないかないだろう。
パレスチナの蓋の耐用年数は「あと5年以内」とみるが、、、
投稿者 tadashi : 07:40 | コメント (0)
2011年08月30日
日本は正常ではない 〜毎年変わる首相〜
このTeblogを書き始めたのが2005年3月。 小泉政権の3年目だった。 その翌年の秋から、安倍、福田、麻生(ここまで自公政権)、2009年秋から民主党政権になって、鳩山、菅、そして野田。 毎年首相が変わって7人目。 いくらなんでも多すぎるだろう。
Teblogでは、世間と違うことを書くようにしてきたが、菅のときに「同じこと」を書いてしまった。 これでは、モットーである「天の邪鬼」に反するが、震災の影響が大。 つい、菅には生理的な嫌悪感が働いてしまった。 根幹には民主党の愚策への文句があるので、野田になってもケチをつけるかも知れない。
投稿者 tadashi : 00:27 | コメント (0)
2011年08月29日
これでいい「のだ」、または、野田では「ノーだ」
どっちにしても、これから1年ないし2年は民主党政権。 だから、どっちでもいい「のだ」。
投稿者 tadashi : 15:43 | コメント (0)
2011年08月27日
経つ鳥跡を濁す
菅は辞めるにあたって、「自画自賛」したとか。 「厚顔無恥」の代表例になってしまった。 「失政」については週刊誌などにお任せして、周りが大変だったことは容易に推定できる。 民主党が「日本をダメにしている」という事実は明白。 国債のランクは下がる、中国からはまた尖閣諸島付近でちょっかいを出される、復興は進まない、・・・・。 D級グルメコンテストをやってもイミはない。
つぎの首相が誰になっても、総選挙までは我慢しないといけないだろう。
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周囲が菅を嫌ってた理由はよく理解できる。
産経ニュース 2011.8.26 (抜粋)
民主党の両院議員総会で退陣を表明した菅直人首相=26日午後、国会内(ロイター)
ストレステスト、脱原発…。“原発の専門家”を自称する菅直人首相が何かを打ち出すごとに、振り回されてきた原発関係者。26日の退陣表明に恨み節が漏れた。
大阪大の山口彰教授(原子炉工学)は「首相の発言は根拠を示しておらず、内容も二転三転する。思いつきや世論の動向だけを見て発言していたようだ。国の方針を不明確にしたことで、日本のエネルギー政策を議論すべき大事な時期に、国民を思考停止に導いた」と指摘する。
原発行政に関わってきた経済産業省の幹部は「経産省への不信感が強いのだろうが、重大な発表の前でも首相からの相談や問い合わせはなかった」と、首相との距離を振り返る。
経産省にとって、7月13日に首相が打ち上げた「脱原発」宣言のショックは大きい。別の幹部は、「脱原発には自治体との調整など数々の難題があるが、そうした状況を考慮したとは到底思えない軽すぎる発言」と、怒りが収まらない。
首相から何度も激しい罵声を浴びせられた東京電力。松本純一原子力・立地本部長代理は、「東電として特にコメントはない」。だが、別の電力会社社員からは「さんざん振り回された。首相が緊急会見を開くたびに冷や冷やした」という声も聞かれた。
投稿者 tadashi : 00:30 | コメント (0)
2011年08月25日
京風ラーメンも参加 〜D級グルメコンテスト〜
「出ない」と云っていた「京風ラーメン」もコンテストに登場するらしい。 前原本人は、同じ京都出身でも紳助とは大違いで、好感は持てる。 しかし、「直球勝負」しかしないから、また打たれるのではないか。 「変化球」も必要なのが政治の世界。 ましてやトップになると、アラ探しに熱中する奴はたくさん出てくる。 投手(党首)としてイニング全部は難しく、5回の勝利投手の権利を得るまで持つかどうか。
菅は、真に当たっても飛ばない球を投げるナックルボーラーで、「蛙の面にしょんべん」みたいな奴。 誰が党首になっても菅よりはマシだけど、母体の民主党がダメだから長続きはしない。 むしろ、行き詰ったときに、「解散総選挙」にうって出ることを期待したい。
広島には、京風ラーメンをウリにしているラーメン屋がある。 しかし、京風ラーメンという表現は、京都では使わないだろう。 これは「広島風お好み焼き」も同じで、広島にはただの「お好み焼き」しかない。 広島で「広島風」なんて云わない。 しかし、広島以外では「大阪」が優勢なので、わざわざ広島風がついてしまう。 ラーメンの場合は全国どこにもあるから、「京風」と云わないとわからなくなる。
花巻ソバ(岩手)は自分が出品できないから、どの出品物に加担しようか、熟慮している。
投稿者 tadashi : 06:03 | コメント (0)
2011年08月23日
壇ノ浦へ 〜奢る平家は久しからず〜
リビアのカダフィ大佐、福原の都から「一の谷」、屋島を経て壇ノ浦で滅んだ平家を連想してしまう。 カダフィがトリポリから脱出できるかどうか。 長年カダフィの周りで甘い汁を吸ってきた連中も多い。 それが証拠に政権崩壊までけっこう月日がかかったし、まだ最終決着まで少し時間がかかりそう。
「一の谷」は須磨(神戸市)のすぐ西にあり、子供のころの遊び場の一つだけれど、すぐ背後には山が迫っている。 源氏は、鵯越から7つの山を越えて、一の谷へ背後から迫った。 崖のように急な斜面なので、二の足を踏んだ武将が多かった。 しかし、源義経は鹿が降りていくのを見て、「鹿も4つ足、馬も4つ足」といって崖を懸け降り、平家の陣を背後から襲った。 まぁ、義経の伝説だから、つくり話かも知れない。 今回のトリポリの攻防から、子供のころ聴いた話を思い出してしまった。
リビアの事情を中国TVは特派員が伝えている。 中国と違い、日本はアフリカを重視しているとは云えない。 民間にすべてを任していると、リビアの油田は中国にとられてしまうだろう。 しょうもない「D級グルメコンテスト」をしている間にも、世界は流動している。
誰が首相になっても、当分は期待ができない国である。
投稿者 tadashi : 07:11 | コメント (0)
2011年08月11日
不愉快の核心 〜菅は辞めても責任追及されるべき〜
これまで、一般に報道される「不愉快なこと」でなく、個人的に「不愉快なこと」を書くようにしてきた。 「天の邪鬼」をウリにしているので、一般と重なるのはイヤなのである。 しかし、3.11以降は、どうも「個人的に不愉快なこと」と「一般的に不愉快なこと」が重なるようになってきた。
それは「菅嫌い」として集約される。 もちろん、「菅好き」の人はそれでけっこうだけど、2年前の選挙の直前で「民主党は危ない」と気づいたので、その流れには乗らなかった。 主張として、一番気にいったのは「みんなの党」であり、それは今も変わらない。 このへんの地方区には「みんなの党」はいないので、民主党以外の人にせざるを得ない。
民主党政権の1年目は、沖縄の人は怒っているけど、まだ「お笑い」の多い鳩政権。 しかし、菅になってからは、「怒り」ばかりを感じるようになった。 ミスをミスと云わず正当化したり、8.6の広島では「人気取り」的発言をしたり。 湯埼知事も会見で「首相の発言はおかしい」と云っている。 ローカルTVのみの放映で全国ニュースになっていないが、まったくそのとおり。
3.11直後の対応についての客観的な見方は、海外のほうが正確。 一番問題にしてる点であり、菅が辞めたら「失敗は強く追及されるべき」であろう。 エジプトのムバラクとまではいかなくても、「道義的責任」を強く感じてもらう必要がある、と思う。
****************
2011.7.9に書いた「菅の不手際」と同じことが、9日のニューヨーク・タイムズに書かれている。
asahi.com(2011.8.10)
東京電力福島第一原発の事故をめぐり、米ニューヨーク・タイムズ紙は9日付紙面で、日本政府が緊急時迅速放射能影響予測(SPEEDI)のデータを事故直後に公表することを怠ったために、福島県浪江町など原発周辺自治体の住民らが被曝(ひばく)している可能性が高いと伝えた。
長文の記事は、菅政権との対立で4月に内閣官房参与を辞任した小佐古敏荘・東大大学院教授が、事故直後にSPEEDIのデータ公表を政府に進言したが、避難コストがかさむことを恐れた政府が公表を避けたと指摘。「原発事故の規模や健康被害のリスクを過小評価しようとする政府に対し、社会の怒りが増大している」と論評した。
そのほか、原子炉のメルトダウンを裏付けるデータ公表の遅れや、校庭での放射性物質の基準値をめぐるぶれなども問題視した。(ニューヨーク=田中光)
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投稿者 tadashi : 05:59 | コメント (0)
2011年07月29日
デフォルト問題 〜2000年問題を思い出す〜
アメリカの債務上限引上げを共和党が認めないので、もうすぐデフォルト(債務不履行)になりそう。 だけど、大した問題にはならないみたい。 「初めての問題」には、2000年問題のときのように、過剰反応をして悲観説が強く流される。 最悪のケースを考えておくと、少しぐらいの不幸は逆にハッピーに感じる、ということ。
日本のほうが債務上限を厳密に立てるべきなのに、平気で「赤字国債」を認めている。 だから、「債務上限」という観念は希薄である。 民主も自民もダメで、かろうじて「みんなの党」に期待しているが、マイナーでしかない。 メジャーになるには、政界再編成しかないが、いったん痛い目にあわないと国民は目覚めない。 2014年危機説は、国際的というより、国内の経済危機のような予感がする。
日本の場合、バブル崩壊後、金融再編成が進み、リーマン・ショックでもつぶれた銀行はなかった。 地方銀行では、静岡銀行の自己資本率の高いのを除けば、危ない銀行や信用組合はけっこう多い。 「自転車操業」の最たるものは銀行で、日本のメガ・バンクも心もとない。
「3メガ規制強化」という見出しが、1週間くらいまえの新聞にあった。 一瞬、「メモリのフォルト規制かな」と思ったが、経済欄なのでメガ・バンク、つまり、UFJ、SMB、みずほの話だった。 「自己資本を8%にせよ」ということだけど、この程度で商売できるのは、うまい話である。 もっとも、UFJで1%上げるのに9000億必要というから、さすがメガである。
増資ナシで集めるとなると、もっと搾取しないといけないが、銀行員の給料を抑えるのが先ではないか。
投稿者 tadashi : 06:42 | コメント (0)
2011年07月09日
一番不愉快なこと 〜菅の勝手な論理〜
なんか「妙な風の吹き回し」になってきた。 自分のことは棚に上げて「自公にも責任あり」とかなんとか。 謝ってるのは、今回のストレステストを云いだしたことの「政府内の足並みの乱れ」だけ。 まず謝ってほしいのは、菅政府の初期対応の「まずさ」である。 のこのこスタンドプレイで福島まで出かけたりしたこと。 それが一因で、原子炉内のガスを抜いて圧力を下げる「ベント」と呼ばれる措置が後手に回り、原子炉建屋で水素爆発を引き起こしたこと。 一番不愉快なのは、このことに陳謝のないこと。
どうみても不手際が多すぎる。 初期対応のまずさが、より大きな災害になっている。 ストレステストについては「EUはやる」と云ってるが、アメリカは同意していない。 詳細を調べたわけではないが、通常の検査が静的なものとすれば、動的な検査をしようとするものと推定する。 しかし、完全なテストなんて出来るわけはない。 飛んでるジェット機が、落ちない範囲で出来るテストは限られるように。 完全なテストをすれば、原子炉はぶっ読んでしまうだろう。
云ってみれば、検査の上塗りをするだけで、労力と時間のムダ使いになるだけのように思う。 IAEAの包括報告書は無視して、今回のストレステストは使うという巧妙さ。 浜岡のときもそうだったが、突然言い出す始末。 退陣引き伸ばしの口実を云ってるだけ。 一貫性のない民主党政府にもあきれてしまうが、これを追及する野党もだらしない。
ミスチル桜井和寿の Tomorrow never knows の一節を思い出してしまう。 菅より桜井君のほうが、当たり前かも知れないが、ぐんと優れた感性の持ち主である。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
償う事さえ出来ずに 今日も傷みを抱き
夢中で駆け抜けるけれども まだ明日は見えず
勝利も敗北もないまま 孤独なレースは続いてく
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
J-POPのシングルCDはほとんど買ったことはないが、Tomorrow never knows とシーソーゲームは買った。
****************
毎日.jp (6月18日)より
福島第1原発:IAEA報告書「日本は緊急時の決定遅い」
【ウィーン樋口直樹】東京電力福島第1原発事故に関する国際原子力機関(IAEA、本部ウィーン)の包括報告書が17日、明らかになった。IAEAはこの中で「日本の複雑な体制や組織が緊急時の意思決定を遅らせる可能性がある」と指摘した。東京電力と規制当局、政府間の足並みの乱れによって事故対策が後手に回ったことなどを踏まえ、日本に警鐘を鳴らしたものとみられる。
毎日新聞が入手した未公開の報告書は160ページ。5月下旬から6月初めまで来日したIAEA調査団の報告を基にまとめたもので、15項目の「結論」と16項目の「教訓」からなる。
緊急時の意思決定の遅れを懸念する「結論」部分は、事故直後、政府と東京電力が別々の対策室を設けるなど協調性に欠けた点を指摘したとみられる。この時には、原子炉内のガスを抜いて圧力を下げる「ベント」と呼ばれる措置が後手に回り、原子炉建屋で水素爆発を引き起こした。また、原子炉の冷却に手間取り、燃料棒の破損も招いた。
(後略)
投稿者 tadashi : 00:56 | コメント (0)
2011年06月03日
総選挙はAKBだけになった 〜茶番劇の結果〜
昨日はちょっぴり期待してたが、民主党内での不信任案賛成は2人だけで、全然話にならなかった。 まぁ、政治家は羽合の衆であることを示しただけで、衆議院の定員も半分くらいに減らしたほうがいい。 菅は、アホな政策をするだけでなく、「退陣する」とみせかける「ペテン師」でもあるようだ。
「AKBの総選挙」もどうでもいい話だけど、話題づくりの巧みさには感心する。 もっとも、AKBもさっぱりわからない。 もうすぐ2年で更新の必要な Emobile契約があるが、EmobileのCMに出てくる板野友美さん。 彼女もAKBのメンバーらしいが、上位に当選することはないとか、、、
整形疑惑があるらしいが、ペテンを使わないで、ご健闘のほどを!
投稿者 tadashi : 02:22 | コメント (0)
2011年06月02日
Le Monde 〜 El Mundo でなく 〜
El Mundo(エル・ムンド)というスペイン語を使ったNHKの番組案内を見た。 番組そのものは見たことがないので中身は知らないが、Le Monde(ル・モンド)なら知ってる。 意味は El Mundo と同じだが、フランスの新聞で硬い内容なので、読みにくい。 Figaro(フィガロ)のほうが、まだ読みやすい。 Le Mondeは格調も高いが、やや左寄りと云われている。 しかし、フランスでは読者層に合わせて、新聞の論調はかなり違う。
日本はといえば、新聞の数は多いが、赤旗を除いて、論調は似たり寄ったりである。 朝日から産経、読売まで若干のスペクトラムはあるが、大した差ではない。 これは、国民のスペクトラムに大した差がない、という反映でもあろう。
しかし、ブレ方もみんな同じで、3.11以来の大事故で、「脱原発ムード」が蔓延し始めている。 とにかく論調が一辺倒で、論理的とは言い難い。 政局については 「こんな場合か」と今朝の毎日新聞の第三面にあるが、「こんな場合」だと思う。 国会は立法の場であって、行政は役所が行う。 現在の政府からの行政への指示はありきたりだし、大した立法案件も出ていない。 もっと積極的な案件が復興のために直ちに必要なのである。
もっとも、受け皿にも問題が多いから、不信任案がたとえ可決されtも、期待はできない。、
投稿者 tadashi : 06:36 | コメント (0)
2011年05月31日
だから民主党政権ができたのに 〜国民は『木を見て森を見ず』〜
仙谷官房副長官いわく、「国民は『木を見て森を見ず』だ」、「政府がやっていないという報道が多すぎる」と報道機関に対し、不満を漏らしたとのこと。 そのとおりで、国民は『木を見て森を見ない』ために、2年前民主党政権を選んでしまった。
だから、政権がころころ変わるのも仕方ない。
投稿者 tadashi : 07:44 | コメント (0)
2011年05月28日
梅雨空と同じ 〜政局の行方〜
なんとも早い梅雨入り。 今年の梅雨入り宣言だけはハッキリしてたが、梅雨空自体はモヤモヤしている。 アホ菅がドーヴィルに居る間に着々「菅おろし」が進んでいるようだ。 民主党政権には愛想をつかしてるが、かといって、「自民党政権でいい」というわけにはいかない。 ○○ガキも首相の器には見えないから、モタモタするのは目に見えている。
しかし、民主主義国家としてはやむを得ない。 不信任案が通って、「解散総選挙」となるのが筋道。
投稿者 tadashi : 14:33 | コメント (0)
2011年05月26日
Deauville 〜夏でも海に入る人は少ない〜
昔の絵葉書ですが、、、
投稿者 tadashi : 15:10 | コメント (0)
Deauville 〜ドーヴィル〜
今日から始まるG8サミット。 開催地のDeauville、カタカナではドゥーヴィルが正確だと思うが、ドーヴィル(ひどいときはドービル)と書くことが多い。 最初はニースの予定だったらしいが、パリに近いドーヴィルになった。 パリから2時間くらいのノルマンディの海岸の保養地。 地中海のニースと違って、夏でも水は冷たいので、甲羅干しの人が多い。 ただし、7,8月はメチャメチャ混む。 長期滞在のときの話だけど、ノルマンディの海岸のホテルはどこへ行っても満室で、オンフルール(エリック・サティの生誕地)のはずれで野宿(といっても車中泊)した。
1989年のDeauvilleのホテルでの国際会議では、研究室のAさんとFさん(2人とも現広大教授)にドライブしようと誘った。 3日間の学会中日の夕方5時ごろ、発表の終ったFさんをすぐに車にのせて、モンサンミッシェルまでドライブ。 懇親会には間に合わないので、パンをかじって観光し10持ごろホテルに戻った。
このホテルも格式高いホテルだったので、小さいレンタカーだけどホテルに車が到着すると、ボーイが車を駐車場に持っていってしまう。 出かけるときは、ボーイに番号の書かれた紙を渡すと、どこからか車を持って来てくれる。 車のカギを受け取るときに、チップを渡さないといけない。 格式高いホテルの駐車場は、実質有料なのである。
G8でアホ菅も、恰好だけはつけよう、と頑張るだろうが、所詮は儀式にすぎない。
投稿者 tadashi : 06:36 | コメント (0)
2011年05月24日
過去に戻すのは至難の業
イスラエルが、自国の平和と安全のためと云って領土を拡張し続けてるので、パレスチナとの和平は行き詰まっている。 オバマは、中東和平のために「1967年の国境線を守るべき」と、イスラエル首相ネタニエフに譲歩を迫った。 しかし、予想通り受け入れられなかった。
中東の場合、アメリカはどうしてもイスラエル寄りな面がある。 だから、歴代の大統領はこういう話をしたことがない。 オバマは、公平な立場でみれば当然のことを云っただけだが、これを受け入れないだけの武力がイスラエルにはある。
領土問題の解決は難しい。 話合いで解決できるようなものではない。 アジアに話を置き替えれば、中国の進出がそれに当たる。 いったんイスラエルのように領土拡張をしてしまうと、十分それを維持する武力を備えつつあるので、元に戻すのは至難の業である。
投稿者 tadashi : 10:24 | コメント (0)
2011年05月15日
加速された国の経済破綻
国と地方を合わせた借金総額が、1千兆を超える日は早まっている。 しかし、アホ菅の念頭にはないらしい。 震災復興ができたとして、それは現状復帰。 それに1〜2年かかるだろう。 その間、経常的に増える借金に、震災復帰費用が加算される。 無制限に賠償すると何兆円になるのだろうか。
アメリカの民主党政権も、財政赤字で苦しんでいる。 しかし、強くブレーキをかけてるのは、共和党。 きわめてマトモなことを云っている。 「財政赤字額の上限」を問題にしているからである。 日本でいえば、1千兆を上限にするようなものである。 上限を超える場合は、歳出削減になるのは当然。 少なくとも震災復帰までは、大幅な歳出削減は当然だろう。 自民党も、この観点から民主党を攻めるべきだけど、それが出来ない。 なぜなら、信条のある党ではないから。 大連立なんて構想が出てくること自体、自民も民主も政党としての体をなしていない。 自民でも民主でも、どっちでもいいような連中が沢山いるから。
原発事故の処理は、自民政権の後処理だけど、民主政権の不始末の処理は何政権になるか? 当面は政権のたらい廻しがあるだろうが、2014年ころに極右政権になるような気がする。 強権を発揮しないと、どうしようもない事態になることが予想されるから。
投稿者 tadashi : 06:35 | コメント (0)
2011年05月10日
浜岡原発停止
結論の是非はともかく、唐突な感じがする。 考えてみれば、子供手当のときも同じ。 一応の説明はするが、「序論からすぐ結論」で、人を納得させる十分な説明になってない。 この人はグローバルなものの見方が出来るのだろうか、と思う。 理系にありがちな「セッカチな人」という印象を与えるだけである。
なにが原因か? 万人を説得するための「理論武装」が出来ていない。 だから、演説も空虚になってしまう。 ハトがお坊ちゃんだったので、愛想をつかされた。 「腹案」なんてありもしないことを云った。 そのあとに出てきた人は、厚労相を務めた人で実直そうに思えた。 しかし、所詮は一大臣以上の器ではない。
2年前の総選挙のとき、投票日が近づくにつれ「民主党への期待」が大きくなった。 しかし、「もしかしたらマズイのでは?」と思わなかったのだろうか。 人の群がるところには、「盲点がある」と思っている。 天の邪鬼な性格でもあるので、民主党には加担しなかったし、今でもそうである。
この国の不幸は、まだしばらく続きそうである。
投稿者 tadashi : 06:43 | コメント (0)
2011年05月06日
結論Bは正しくても信用できない 〜「AならばBなり」のロジックから〜
結論Bは、「菅政権はダメ」。 震災前はもちろん、震災後もダメである。 だけど、前提Aが気になる。 前提Aが「オザワとその周辺」となると、前提が「真」であるとは言い難い。 つまり、前提Aは「偽」かも知れないのである。 法的には無罪であっても、「法に不備がある」と庶民は考えている。 だから、検察審査会は裁判を要求したのである。
1970年代にイリノイ大学のプレパラートさんの提案したモデルでは、「Aが正しいなら、Bの正誤を判定できる」が「Aが誤ってるなら、Bの正誤は不明」となる。 これは、「AならばBなり」の論理の自然な拡張になるので、広く用いられる。 大阪地検の話は、このプレパラート・モデルであった。
今回の「オザワとその周辺」の動きも、このプレパラート・モデルに相当する。 だから、結論Bは正しくても、前提Aは信用できないのである。
{一部 2010/10/23 より引用)
投稿者 tadashi : 17:20 | コメント (0)
2011年05月02日
O157でなくO111 〜生肉は食わないほうがいい〜
子供の死者まで出たユッケ食中毒の原因はO111とか。 2年まえにペッパーランチで起こった合成ステーキは、定番のO157だった。 いずれにせよ、十分焼けばいいのだが、、、
生肉といえば、ベルギーを思い出す。 ルーベン大学を訪問したとき、街のレストランで食事をごちそうになったが、出てきたのがハンバーグみたいだけど、ほとんどナマ。 タルタル・ステーキといえば聞こえはいいが、好きではない。
火を十分通す性質(たち)なので、ヒレ肉でも 「well done」と云ってしまう。
投稿者 tadashi : 17:45 | コメント (0)
Osama Bin Laden
CNNは、1時間まえからずっと「Osama Bin Laden killed」を報じている。 パキスタンの山岳地帯ではなく、市街地に住んでいた。 ホワイトハウス(ワシントンDC)やグランドセロ(ニューヨーク)に集まって喜んでる人々をみると、これがまた「テロを誘発するのでは」という気もする。
アメリカ国内のテロ警戒は厳しいだろう。 しかし、ロンドンは浮かれているから、危ないのでは?
投稿者 tadashi : 14:33 | コメント (0)
2011年04月27日
不条理かな
5台ほどの車の群れが、高速を速度オーバーで走っていた。 取締りは日本ほどきびしくない国の話だけど、ある地点で取り締まりのパトカー1台が待ち構えていた。 群れが通り過ぎるや否や、サイレンを鳴らして追いかけた。 捕まったのは最後尾の車1台だけ。 逮まえられて、罰金を払わされた男は「ボクだけ捕まえるのは不条理」と云った。
ホリエモンが、最高裁で上告棄却され、収監になって「不条理」と云ったときに、この話を思い出した。 日興やカネボウだって粉飾決算をした。 なぜ、ライブドアだけ実刑を受けるのか、と。 会社の規模の割に粉飾額が大きすぎる、というのもあるだろうが、裁判に訴えた人が3千以上、というのも大きい。 片や民事だけど影響してるだろう。
4年前に5/8という数字で、この件について触れたのを思い出した。
*************
5/8に思う
(2007/3/16)
5/8 という値はわかりにくい。 4/8 だと 1/2 だから50%、 6/8 は 3/4 だから75%。 まぁ、その中間というところか。 別の見方をすれば、60%を合格ラインとするなら、5/8 は60%を超えているから「合格」と判定して欲しい、ということか。
ホリエモンへの検察の求刑「4年」に対して、裁判官が「2年6ヶ月」という判決を下した。 分数計算で分析してみたら、上記のようになったのである。 左脳的に考えると、どうしても数値評価になる。
一方、右脳的にいえば、部下に責任をなすりつけて「自分は知らない」という逃げを打つ、とは何たる奴かと思う。 一言でいえば「卑怯」である。
「すべての責任は自分にある」と罪を一身に背負ったほうが、人気も出て「再起しやすい」ように思うのだが。
投稿者 tadashi : 07:02 | コメント (0)
2011年04月23日
国策民営の実態 〜一般論〜
電力や電話のようなインフラ企業は、本来は国営でもおかしくない。 ヨーロッパの多くはそうだし、日本も戦前はそうだった。 国策で、インフラがつくられるのは当然。 だから、「運営も国」でいいようだけど、非能率な運営に陥りがち。 ここで、アメリカ式の能率主義で「民営」という方向になる。
うまくいってるうちは、国策国営より、国策民営のほうがよかった。 民営なら「自由度」は大きい。 しかし、その自由度が今回のような大事故では裏目に出た。 もっとも、国のコントロールで、すべてがうまくいくわけではない。 コントロールする人間の技量が問題になるので、その養成には十分な準備が必要になる。 この話をすると、日本の大学機構の「欠陥」の話に及んでしまう(ので省略)。
いずれにせよ、運営する企業の社員の意識は、国策会社の場合、公務員に近い。 だから、一般企業の社員とは違う。 それは、「社長」も同じ。 そういう目でみないと、「東電社長」の行動は理解できないだろう。
投稿者 tadashi : 02:33 | コメント (0)
2011年04月22日
決断力欠如の政権 〜国策民営ゆえに〜
原発を推進してきたのは自民党、古くは科技庁長官あとの若き日の中曽根だし、田中角栄初め高度成長時代の自民党首相は、その責任者だったことは間違いない。 国策民営だから、今回の事故が東電だったから、運営者の東電に問題が被せられているが、三保が関なら、当事者は中国電力になる。
「しかし」である。 今回のような重大事故なら、民営から国営に即座に切り替え、「非常事態」としての対処を国が行うべきだった。 東電だけでは手におえなくなった、という判断は遅すぎた。 「指揮者は誰か?」と書いたように、指揮系統を即座に統一して、指示を出すべきだった。 自衛隊、消防、警察バラバラで、「初動の遅れ」は明らか。 この責は現政権にあり、その長である「菅首相」には、決断力の欠如があった。 その結果、事態が長引くことになった。
「東電国営化」も幻になったようだし、今となれば、ダラダラ終息を待つ以外になさそうである。
投稿者 tadashi : 17:12 | コメント (0)
2011年04月20日
原発10km圏内に1年間住んだ 〜古い話ですが〜
場所は時々思い出話に出てくるグルノーブル(フランス)で、37年もまえの話。 原発はグルノーブル郊外にある。 郊外とはいえ、リヨンとつながる高速にのると、数分ですぐ脇に見えてくる。 街の中心から5kmくらいだから、原発と同居している街である。 フランスは、電力の70〜80%を原発に依存する国で、ドイツとは対照的である。
グルノーブルは、四方が山に囲まれた盆地。 山といっても、日本の山と違って岩盤で出来た2000メートル級の山で、フレンチ・アルプスとつながっている。 シャモニーへ行って、モンブランを眺めるエギュー・ドュ・ミディへのロープウェイに乗った人はわかると思うが、尖った山の先端とロープがつながっている。 エギュー・ドュ・ミディは富士山より高い。 岩盤でないと崩れ落ちるから、日本ではムリな構造である。 日本は砂地の国で、どこに何をつくっても砂上の楼閣になる。
周囲が屏風みたいな山で囲まれた街だから万一原発事故があっても、グルノーブル圏内で収まるから、市街地に原発がつくられたのだろう。 フランスでも最初につくられた原発は、南仏であまり人がいないところ。 グルノーブルは2番目だけど、市街地原発である。 圏内といっても、30万人ほど住んでるから大変な事態になるが、「事故は起こらない」という感覚でないと住めない。
岩盤に囲まれた盆地で、グルノーブルは地震とは縁がない。 事故が起こるとすれば、「テロのような人為的なもの」と考えられている。 だから、敷地の入口には、ライフルを肩にかけた警備員が立っている。
投稿者 tadashi : 05:29 | コメント (0)
2011年04月17日
経産省お得意の工程表
なにか仕事をするとき、必ず工程表を書かせる。 書くほうも心得たもので、肝心のところはアイマイにしておけば、すぐ書ける。 肝心なとこをアイマイにしてるので、工程表はいつもほぼ達成される。
そういうアイマイな工程表を、今日東電が発表した。
「達成目標をもっときちんと書け」
という批判が出るのは確実。
投稿者 tadashi : 18:21 | コメント (0)
2011年04月14日
福島県のこと
福島県は、「原発を押しつけられたばかりに」と嘆いているだろう。 今でこそ先端企業も進出した東北地方であるが、1960年代はまだ過疎地が多かった。 福島県は、東西に3つの地域(浜通り、中通り、合津)に分けられる。 合津地方は白虎隊で知られる昔からの城下町だし、中通りには郡山、福島など主な都市がある。 東北新幹線も中通りを通っている。
これに比べ、東の「浜通り」は、一番南の茨城県との県境に、小名浜、平などまとまった町が5つあり、これがのちに合併して「いわき市」になった。 いわき市を除けば、浜通りは海ばかりで寒村が多かった。 ここに東電が目をつけたのである。 もちろん、漁業補償やらなにやら、それなりのお土産をつけたので、福島県も原発を受け入れた。 今回の事故さえなければ、雇用創出にもなってたし、双方それなりの関係が出来上がっていた。
しかし、今回はその関係を壊す事態になってしまった。 終息にはまだ時間がかかるが、東電と国はこれ以上の悪化を防ぎ、残りの原発を現状維持で保ちたいはず。 それは首都圏の電力の維持にもつながる。 都民は、福島に同情はしても、電力は欲しいのである。 節電はしても、ディズニーランドは再開して欲しいし、東京ドームで試合をして欲しいのである。
今回のような事故を想定した協定は、つくられていないだろう。 40年まえの原発設置時の補償金の有効期限は、切れていると見るのが妥当。 福島県は、東電や国からの話のまえに、「それなりの要求」を早く出すべきだろう。
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Oさんからコメントをいただいています。
投稿者 tadashi : 06:37 | コメント (1)
2011年04月13日
目糞、鼻糞を笑う
福島とチェルノブイリの比較。 五十歩、百歩でもいい。 もちろん、相違点はいろいろあるが、「人口密集国の原発事故」という点が、一番怖い。 「汚染列島」と見られても仕方ない。
「レベル8」という新たな国際基準をつくらないことを願うだけ。
投稿者 tadashi : 07:55 | コメント (0)
2011年04月12日
アコムの広告ではあるまいに
「計画的」という言葉を、やたらに官僚が使い始めtた。 「計画的停電」の場合は scheduled と理解できるから、妥当な使い方だろう。 しかし、「計画的避難(区域)」はどうみても scheduled ではないだろう。 意味としては designated と云ってるようである。 deignated なら、Designated Hitter (DH、指名打者)のような使い方から、「指定避難(区域)」になる。 「指定」では刺激しすぎる、という言葉のごまかしにすぎない。
DHといえば、アスレティクスに移籍したマツイは、ホームランは1本出たけれど、打率はやっと2割。 予想としては、今年でMLBは終わりで、来年は楽天にでも移るのではないだろうか。 そういう予定なら scheduled だから、「計画的打者」ということになるが、、、
投稿者 tadashi : 06:20 | コメント (0)
2011年04月10日
「県」は不要 〜統一地方選前半〜
(何回か書いてるが)県と市のダブリは解消すべきである。 となると、政令指定都市は独立でいいし、小さいサイズの市は統合すればいい。 大阪は「府」をなくして、大阪市、堺市をもう少し拡大して、あとは2つか3つの市でくくってしまえばいい。 大阪府に33市もあるのは異常である。 それに、尼崎市を大阪府と思ってる連中も多いので、近畿圏ぐらいを大まかなくくりとすればいい。 府県という単位は不要である。
東広島の県議選は、定員4人のところ立候補も4人で、無投票当選。 選挙はナシでいいが、「県議もナシ」にしないといけない。
投稿者 tadashi : 06:24 | コメント (0)
2011年04月07日
まだまだ続くイバラの道
汚染水の海への流出は一応止まったようだけど、炉の爆発回避に窒素注入とか。 最悪の事態になると、日本はホントに沈没してしまう。 当事者は、「薄氷を踏む思い」だろう。
そして、経済状況も同じ。 ACはしょうもない「かけ声」ばかり流している。 全体の2割が働くだけで、「8割は働かない」という社会の構造そのものである。 被災者へのボラティアはけっこうだけど、製造業の復興のために「働く」という仕掛けをつくるのが本筋。 だけど、技能のない人に集まってもらっても仕方ないし、、、
国づくりの方策を、再検討したほうがよさそうだ。
投稿者 tadashi : 06:46 | コメント (0)
2011年04月05日
背に腹は代えられず
とは云え、「汚染水の海への放出」で、東日本の沿岸漁業への影響は避けられない。 拡散しても、海流にのってどこへ行くかわからないし、沿岸の貝類、昆布、ワカメには確実に蓄積されるだろう。 チェルノブイリと違って、日本の原発事故は、「人口密集国で起こった原発事故」として、世界に喧伝されている。 後世に残る「大惨事」になってしまった。
話は変わって、黒田の今季初勝利はめでたい。 ラッキーな勝ち星だったけど、「運」も人生で大事な要因である。
投稿者 tadashi : 06:14 | コメント (0)
2011年03月30日
トラブルの根は同じ
原発よりニュースの扱いは小さいが、みずほ銀行のトラブルはお粗末極まりない。 銀行としての業務が、まともに遂行できなくなるような事態を招いた。 システムトラブルとしては、最悪のレベルである。 請け負った会社とはモメるだろうが、原因と責任の所在はハッキリさせないといけない。
重大な事態が続く原発もシステムである。 最終責任が東電と国にあるのは明白である。 しかし、プラント工事会社としての責任もある。 「40年前は予測できなかった」で免責にするには、事態が重大すぎる。 人口が少ないというだけで場所を選び、浜辺につくった福島原発。 津波に弱いのは素人でもわかる。 工事をした会社からみればプラントもシステム。 「旧式だから危険」という認識はできたはず。
技術屋は「工事を受注したので遂行しただけ」と云うだろう。 しかし、トラブルを常に想定しないといけない。 工事会社にしても、経営者の判断だけでは危ない。 技術屋がもっと前に出て、危ないシステムに警鐘を鳴らす必要があるだろう。
世の中には「危ないシステム」が溢れていて、我々は砂上の楼閣の上に居るような気がする。
投稿者 tadashi : 03:12 | コメント (0)
2011年03月29日
官僚の限界
まだ先の見えない原発処理、このままダラダラと行くのは確実。 現場の作業員が一生懸命やるのを見ているだけで、すべては神頼みみたいなところがある。 東京にいる電力会社の連中は「官僚」そのものだから、当然だろう。
事故発生の数日で「非常事態」と判断し、東電を一時「政府管理」にして、政府主導ですべての処理を迅速にやるべきだった。 もちろん、東電の「まともな連中」を掌握する必要があり、社長はじめ役に立たない上役は隅っこに追いやる必要もある。 陣頭指揮の出来る人材を選び、いち早く「指揮者」とすべきだった。 もちろん、「指揮者」は内部だけでなく、どこから選抜してもいい。
民主党や官僚(東電)では、望むべくもない話であるが、、、
投稿者 tadashi : 06:43 | コメント (0)
2011年03月27日
すべてにいい顔をできるわけがない
非常事態はまだ続く。 福島原発の処理が長引けば長引くほど、社会不安は続くし、経済の低下は続く。 復興への経済負担のため、それでなくても超赤字の国に、さらにもう一つ「超」がついてしまう。 赤字国債発行に野党が同意するには、民主党の「アホな政策の棚上げ」は当然である。
非常事態だから、「子供手当」は中止すべきだろう。
投稿者 tadashi : 08:41 | コメント (0)
2011年03月20日
ゴッホは来ずに、フィンランドが来た
4月5日から広島県立美術館で、予定されていた印象派展が中止になった。 理由は、モネ、ミレー、ゴッホなどの絵画を日本へ送る契約を、フランスがキャンセルしたからである。 広島は福島から遠いのに、「日本は汚染列島である」と見做されたようである。 牛乳、ホーレン草、・・・の報道のせいかも知れない。 日本人の欧米への入国審査も、ガイガーカウンタでチェックされ、「入国はダメ」と云われるかも知れない。
国内で云えば、「東京脱出」も少しはいるようだ。 フィンランド大使館は東京を脱出して、広島へ来た。 東京が「屋内待機」になったら業務に差し支える、というのがその理由。 「東京で屋内待機」まで汚染が広がるとは思えないから、「広島でバカンスを楽しもう」という理由もあるだろう。 どうせ大使館の仕事はヒマだから。
とにかく、福島原発の早い終焉を望む。
投稿者 tadashi : 07:07 | コメント (0)
2011年03月18日
制御不能な状況
政府の見解は「東電」の受け売りで、政府自体はなにも判断していない。 かろうじて、自衛隊や警察庁への要請を受けているだけ。 アメリカから見れば、「制御不能なシステム」に映るだろう。 アメリカが云うように、30Km以上でなく「80Km以上離れた場所に避難せよ」というほうが、客観的には正しいだろう。 「当面の健康には支障がない」ではダメで、「子孫に支障がない」という配慮がない。 東京は停電で騒いでいるが、「事態が好転する」という楽観的な状況にはないだろう。
元寇のときの「神風」ならぬ「神豪雨」を祈るだけかも知れない。
投稿者 tadashi : 06:49 | コメント (0)
2011年03月17日
春はいつ来る
昨日から真冬に逆戻りで、雪も降ったし今朝は寒い。 暖かくなったとこから急に冷え込んだので、体がついて行かない。 被災した三陸沿岸の方々は、暖房も十分でないから、これ以上だろう。 深く同情したい。 3月半ばを過ぎても、「春」が遠のいている。
「遠のく」といえば、日本経済も同じ。 未だ「原発処理」も終息していないが、日本は復興に向かって、これから邁進しないといけない。 「対ドル79円突破」という不可思議な現象もあるが、これは一時的と見るべき。 当面、選挙どころでないから、アホな政府でも頑張ってもらわないといけない。 少々のインフレ覚悟で日銀は紙幣を印刷して、復興資金をドンドン公共投資に廻すべきである。
これでインフレが、ものすごく進んだとしたら、それは実力のなさ。 (予定より早く)日本は沈没してしまうだけ。 そうならないことを願う。
投稿者 tadashi : 06:36 | コメント (0)
2011年03月16日
現場の指揮者は誰か?
緊急事態にある6機の原発の状況を把握して、適切な指示を出している現場の責任者は誰なのか? ジェット機なら機長がいて、「私が機長です」というアレである。 東京にいて、ゴチャゴチャ云ってる奴ではない。
察するに、東電は「事故なんてあり得ない」として、しょうもない奴を責任者にしてるのだろう。 緊急事態に対処できない名前だけの責任者がいて、ホントの現場任せになったのが、今回の結果のように思う。 まだ、継続中であるが、、、
東電だから、けっこういい給料をもらいながら、ふだんは役人なみの仕事しかしていない。 こういう緊急事態のために「高給をもらっている」という意識はゼロに違いない。
投稿者 tadashi : 06:43 | コメント (0)
2011年03月14日
被害は甚大
実態が報道され始めたが、想像以上にひどい。
また、関東では「計画停電」という問題も生じている。
連絡をとった何人かは、今のところ停電にはなっていない。
西条にいると思っていたG君は、東京滞在とか。
3/11のTeblogに寄せられたものを、再度ここに載せます。
****************
お久しぶりです。
2009年度卒業のゼミ長Gです。
今、出張で東京都内にいます。
都内ではそれほど変わった変化は見られません。
営業所のある秋葉原も普通でした。
(街中がメイドだらけなのは普通じゃありませんが”笑”)
ただ、当社の乾燥米飯の大量発注が相次ぎ、営業所がピリピリしてます。
これ以上、被害が深刻にならない事を祈るばかりです。
報告終わります。
投稿者 tadashi : 16:26 | コメント (0)
2011年03月13日
頭を冷やしたほうがいい
地震と津波の被害は甚大であるが、福島原発では、とうとう怖れていたことが起きた。 スリーマイルやチェリノブイリと同じく、メルトダウン。 海水で冷やしてなんとかしてるが、周囲は「死の街」になった。
ドイツは原発を止めた。 地震の可能性は、日本に比べて小さいドイツでも止めた。 地震国日本は、今後も「大地震がある」と考えるべきである。 「原発が安全である」というなら、東京電力が供給する先は首都圏だから、千葉にでもつくればいいのに福島につくった。 こういう事故があっても、首都圏は安全でいたいから。 もっとも、広島も同じで、中国山脈の向こうの山陰側(三保ガ関)に原発をつくっている。
海水で原発を冷やすとともに、頭も冷やしたほうがいい。 原発を止めて、電力の供給不足になっても仕方ないだろう。
投稿者 tadashi : 06:17 | コメント (0)
2011年03月12日
言語に絶する大被害 〜東北地方太平洋沖地震〜
世界最大級で、阪神・淡路の100倍とか。 死亡350人、行方不明500人以上(NHK午前3時)だから、まだ増えるだろう。 皆さんや関係者の無事を祈ります。
投稿者 tadashi : 03:07 | コメント (0)
2011年03月11日
未曽有な大地震発生
首都圏とは、固定電話はつながらなくもないが、携帯はダメ。 皆さんの被害は?
コメントをもらうと「公開」します。
投稿者 tadashi : 17:12 | コメント (1)
2011年03月07日
一番重要なことは何か
「現在」あるいは「未来」? それも個人のこと、あるいは、社会のこと? 話を個人のことにしてしまうと、千差万別だから、まとまるわけがない。 ほとんども政治家は、「現在の自分のこと」しか考えていない。 それは有権者も同じ。 そういう有権者の選んだ政治家が、いまの日本を動かしている。
「未来の社会」を描き、現在とるべき政策を示すと、あちこち痛みを伴う。 しかし、放置すればドン底へ行くのは明らかだし、そうなりつつある。 三方一両損ではすまなくなる。
誰が何で辞めようが、個々の政局について書く気はない。
投稿者 tadashi : 05:59 | コメント (0)
2011年02月25日
ウィスコンシン・ショックになるか
サブプライム・ローンの破綻から、リーマン・ショックが起こったのは記憶に新しい。 アメリカではいま、ウィスコンシン州の財政破綻から、公務員の給与や年金にストップがかかっている。 1つの州でなんとか収まればいいが、波及すると話が大きくなる。
そして、日本にも伝搬すると「ウィスコンシン・ショック」になる可能性もある。 スーパーボウルでは、ウィスコンシン州のグリーンベイが勝って湧いたはずなのに、、、
投稿者 tadashi : 20:30 | コメント (0)
2011年02月22日
カダフィはいつまで持つか?
エジプト大統領は3人でいい、と書いたが、リビアは1人ですむ。 カダフィ 1人でずっと支配を続けている。 北朝鮮ですら3人目になろうとしてるのに、「1人で独裁」というのは脅威に値する。 大統領でなく「大佐」という称号のままで、独裁してきたのも異常。 「軍政を続けたい」ということだろう。
次男というのが出てきたが、今後どうなるかは軍次第だろう。
投稿者 tadashi : 07:50 | コメント (0)
2011年02月03日
独占は腐敗を招く
「消したつもり」は本人だけで、インストールした側からは、すぐメールは復帰できる。 力士間の相互伝達に携帯を使ったばかりに、「証拠」が残ってしまった。 昔は興味があったが、最近は見る気もしないのが相撲。 ウインタースポーツでも、もうすぐ始まるスーパーボウルのほうが面白い。 相撲を公益法人にする必要はない。
「独占」させるとロクなことはない。 NHKもしかり。 民放と同じような部分は、すべてカットしたらいい。 BSだけで十分なので、今の10分の1くらいの規模でいい。
投稿者 tadashi : 14:19 | コメント (0)
2011年02月02日
独裁は腐敗を招く
エジプト大統領と云えば、ナセル、サダト、ムバラクの3人ですんでしまう。 ということは、いかに大統領独裁の長い国か、というのがわかる。 ナセルの頃は、イスラエルとの戦争の時代。 第X次中東戦争と呼ばれていた、Xは4までだったかな。 あのころのエジプトは、アラブの盟主としての地位があった。 もっとも、中東戦争ではイスラエルの最新兵器のまえに負けていたが、、、
ムバラクは、「人心把握のできないくらい腐敗した」ということだろう。 フィリピンのマルコスを連想してしまう。 イメルダ夫人のように何千足の靴を持ってるわけではないだろうが。 もちろん、もうイスラエルの敵ではない。
中東やアフリカには問題のある国はたくさんある。 チュニジアもそうだったし、カダフィのリビアもそう。 若いころの勢いもないから、話題にもならない。 落ち目になると、アラがボロボロ出てくるだろう。 サウジやヨルダンのような王政の国も、いつまで続くのだろうか、、、
投稿者 tadashi : 06:35 | コメント (0)
2011年01月14日
Cosmonaut ではなく Astronaut
バンプのニューアルバムのタイトル Cosmonaut になにか違和感があった。 宇宙飛行士が Cosmonaut でもわかるけど、別の云い方をしてたような気がした。
アメリカで時々起こる銃乱射事件。 今回アリゾナで銃撃された「ギフォーズ下院議員のニュース」で、夫マーク・ケリーさんは Astronaut だった。 アメリカではふつう宇宙飛行士を Astronaut と云う。 Cosmonaut はロシアの宇宙飛行士。 これは冷戦時代の名残りだろう。 Astroだと、ヒューストンのアストロ・ドームのように「明るい感じ」があるが、Cosmoだとコスモポリタンのように印象はやや暗い。
バンプの Motoo くん、このへんの事情も承知でつけたタイトルだろうか、、、
投稿者 tadashi : 05:49 | コメント (0)
2010年12月17日
長期計画はもちろん
中期計画もない、というさびしい国。 もちろん、官僚の書く作文でなく、きちんとした財政的裏付けのある計画でないとイミがない。 これまで官僚は一部政治家とグルになって、右肩上がりの予測を根拠に自分の周りの仕事だけしてきたし、今回の予算編成でも同じ。
また一歩「破たん」に近づいているのが日本である。 もちろん、同じような国が沢山あるが、、、
投稿者 tadashi : 05:59 | コメント (0)
2010年12月14日
「仮免」で政治をされたらたまらない
一国の首相たるものトンデモナイことを云う。 「仮免」で運転するときは、本免所持の人が同乗する。 誰かが同乗して、民主党の首相連中に「右へ行け、左へ行け」と云ってたらしい。 そうかも知れない。 民主党が直進できず、左右にブレてる言い訳をしたかったのだろう。 しかし、直進のつもりが左に曲がりがちなのが民主党。 直進できる政党にチェンジしないといけない。
本免のまえに「免許失効」になることを願う。
投稿者 tadashi : 05:45 | コメント (0)
2010年11月28日
黄海 波高し 〜米韓演習〜
直接は南北朝鮮の衝突だけど、根本的には「米中」の問題。 中国側からみれば、海の向こうのほうからやって来て、韓国、日本の後押しをしているアメリカが邪魔になる。 その点、ベトナムは立派。 アメリカを長い戦争の結果とうとう追い返したし、今は中国と領海で争う。 「自主独立」については、ベトナムを手本にしたほうがいいかも知れない。
投稿者 tadashi : 06:01 | コメント (0)
2010年11月26日
アイルランド vs イギリス
アイルランドは長年イギリスの植民地だったが、1905年独立した。 しかし、島の北部は北アイルランドになり、連合王国UK (United Kingdom)、つまりイギリスの1国である。 グレートブリテンGB (Great Britain)島には、イングランド、スコットランド、ウエールズの3国しかないが、北アイルランドを含めた4国がUK(United Kingdom)を形成する。 ワールドカップとしては、この4国が参加する形になる。 決勝トーナメントへ出てくるのは、イングランドだけになることが多いが。
北アイルランドはずっと紛争が続いていた。 イギリス側からは、イングランドから北アイルランドへ移住した人の国であり、もともと居るアイルランド人とゴタゴタがあるという見方になる。 移住したのはプロテスタント、アイルランドはカトリックなので「プロテスタントとカトリックの争い」と国際社会へは云っていた。
しかし、アイルランド側からは、宗教対立は表面上の話で、もともとアイルランドの領地へイギリスが侵入してきたのである。 この点はロシアのチェチェンと似ている。 だから、IRAは対英テロ闘争をやってきた。 IRA(Irish Republican Army)アイルランド共和軍は、アイルランド独立闘争(対英テロ闘争)を行ってきた武装組織である。 1975年にロンドンで市内のロンドン塔を見学中に、「爆弾予告があった」とかで、施設外に出されたことがある。 1900年代になってテロは少なくなったが、火種は残っている。
投稿者 tadashi : 00:10 | コメント (0)
2010年11月24日
ならず者への対処
北朝鮮の攻撃には驚いたが、イミョンバクの対応は(仕方がないという意味で)適切だろう。 確かに住民を含む攻撃だから深刻だけど、大韓航空機爆破でも民間人の犠牲を沢山出した。 硝戒艦爆破が軍、ウラン濃縮施設の誇示が政府(朝鮮労働党)、今回の国境付近の攻撃が軍。 いずれも、目的は3代目就任の国内への顕示だろうが、軍、政府、軍と交互に競っているようにみえる。
ならず者の要求は「みかじめ料」の要求になるはず。 攻撃をやめる代わりに「みかじめ料」、すなわち、援助を出せというだろう。 出す方は「援助」でも、北朝鮮は「戦利品」という認識しかない。 まったく不合理な話であるが、イミョンバクはどう対処するだろうか。
当面は安保理での非難決議などで国民を落ち着かせたのち、「みかじめ料」を出すような気がする。
投稿者 tadashi : 09:20 | コメント (0)
2010年11月23日
ポルトガルでなくアイルランド
ギリシャのつぎにEUの財政支援を求めるのは、ポルトガルという噂もあったが、アイルランドのほうが先だった。 イングランドの植民地だった19世紀に、ジャガイモ飢饉で大打撃を受け、アメリカへ大勢移住した。 スウィフトのガリバー旅行記は「植民地時代が反映されている」と云われる。 アイルランド系アメリカ人はケネディ、レーガン元大統領はじめ沢山いる。 旧知のマクラスキー先生(スタンフォード大)もそうだし、アイルランド人にもけっこう出会ったことがある。
10年くらい前まではアイルランドも景気がよかった。 法人税が安いし、ヨーロッパでは賃金も安いほうなので、外国企業が多い。 だから「GDPは大きいがGNPはそれほどでない国」の例にも使われた。 アメリカ企業がダントツに多いが、日本企業もけっこう進出している。 90年代だけど、ドイツの国際会議で会ったダブリン大学の先生は、「うちの奥さんはニッサンに勤めているよ」と云っていた。
リーマン・ショックのあと立ち上がれない点では、日本も似ている。 景気低迷に加えて、近隣の中国、ロシアからの攻めもあり「国難」の時期。 なのに民主党に政権を任せたのは大失敗。 野党も「柳田のクビをとる」くらいではダメで、解散・総選挙まで持ち込まないといけない。
投稿者 tadashi : 03:00 | コメント (0)
2010年11月20日
裁判員裁判
日本は「不思議な国」だと思う。 5年前に裁判員制度の導入が知らされた時点では「???」だったが、昨年から現実のものになった。 裁判員になりたい人も何人か知ってるが、それほど多くはない。 裁判員になった人の苦悩ばかり報道されているのは如何なものか。
「法律の適用が妥当なものか」を庶民的感覚で聞いているだけ、で素直に判断すればいい。 「判断に自信が持てない」という人の多いのが「日本人の特徴」だとすると、裁判員制度はやめるべきだろう。 匿名でものを云う奴ばかり多くて、堂々とものを云う教育が出来ていない国で裁判員制度が始まってしまったから、こういう事態になる。 試行錯誤しながら前進していく以外にない。
若者は、匿名の2チャンネルはやめて Facebook へ移行したほうがいい。
******* 発足時に思ったこと *******
(2009.05.23)
一昨日(5月21日)裁判員制度が始まってしまった。
裁判員制度については散発的に書いているが、「日本では200年は早いのでは」とも書いた(2008/06/06)。
まぁ、戦後の民主主義と同じで、順応性の高いのは日本人の長所(?)だから、うまく行くだろう。
「背景を理解すべき」とも書いたけれど、始まったからには「どういうことになるか」を予想しておいたほうがいい。
まず、刑は軽くなるだろう。 そして、その行く先は「死刑廃止」である。
もちろん、「死刑廃止」という主張は昔からある。 が、日本でここまで盛り上がらないのは、ヨーロッパと比較すれば明白。 ヨーロッパの根底には、カソリックという宗教観がある。
ヨーロッパでも若者の宗教離れは進んでいるが、それでも根底にはカソリックがある。
それと比べ、宗教的背景が日本ではゼロで、「死生観」へのコンセンサスがない。 (この原因は日本仏教の堕落にあるが、今回は省略。)
この国で「死刑廃止」が定着すれば、アメリカの属国からの脱皮の第1歩になるかも知れない。
投稿者 tadashi : 04:19 | コメント (0)
2010年11月16日
湯崎と柳田
湯崎は(何回か書いてるが)広島県知事で、柳田は広島県選出参議院議員で現法務大臣。 湯崎さんは民間出身らしく、今回も「TPPを促進すべき」と非常にマトモなことを云っている。 片や、柳田は大阪地検の件で「法相はいい。二つ覚えておけばいい。分からなかったらこれを言う」と地元で発言し、衆議院法務委員会で追及されている。 アホなことを云って「馬脚を現した」という感がする。
湯崎知事は「いいこと」を云うのだけど、全国区の話にはならない。 こないだの育休の件も「はしのした」が噛みついたので、少しだけ話題になったが、大したインパクトにはなっていない。 片や、柳田は「法相として適任か疑わしい」ので、これからもネタを提供する可能性は大きい。 任命者は「菅」だから責任は「菅」にあるが。
柳田は、そのうちまた「アホなこと」を云って、首が飛ぶのではないか。
投稿者 tadashi : 14:37 | コメント (0)
日和見主義
APEC終了のタイミングをみての、検察の海上保安官への決定は日和見的である。 もとはと云えば、管政権そのものが日和見政権。 しかし、これは去年の総選挙で民主党を選んだ国民のせいでもある。 こういう日和見は小国の特徴である。
経済大国とおだてられたころから、「日本は大国」という勘違いが始まった。 ところが「失われた10年」という90年代からおかしくなり、2000年になってもその衰退は続いている。 これは「このまま続く」とみるのが妥当。 日本は小国ではないにしても、「大国ではない」という認識をしないといけない。
1970年代の話であるが、ハンガリー、ルーマニア、チェコなど東欧の人と話をしていると、「日和見主義はやむを得ない」という。 当時のソ連邦はアメリカと対等に張り合ってたし、東欧諸国はソ連邦の支配下にあったから、当然かも知れない。 しかし、日和見な現実を「日和見でない」という管政権はおかしい。
「解散・総選挙」が適当だけど、現状では期待薄。
投稿者 tadashi : 07:55 | コメント (0)
2010年11月12日
Googleにまつわるお話
「全員10%給料アップ」をリークした社員を解雇したとのこと。 社内秘のリークへのGoogle社の対処はきっちりしてるが、海上保安官のUtubeへのビデオ・リークは、秘密にするような内容かどうか。 国際テロ内部資料のリークのほうが、もっと重大な問題と認識しないといけない。
Googleマップで、ニカラグアとコスタリアの国境線に誤りがあった。 コスタリア側に食い込んでたので、ニカラグア軍が侵攻したとか。 コスタリア側が追い出して大事には至らなかった。 〜CNNニュースより〜
陸続きだからGoogleマップには国境線が明示されている。 だから、Googleに頼んで、北方4島を含む海上に日本の国境線を書いてもらうべき、と思う。
投稿者 tadashi : 12:19 | コメント (0)
2010年11月11日
まんが喫茶
日本の場合、インターネットを使いたいのにPCが手元にないとき、まんが喫茶を使うのが常識。 だけど、まんが喫茶には入ったことはない。 ホテルや空港で使用できるし、こないだ東京では Emobile を使っていた。
ヨーロッパの場合、まんが喫茶は見当たらない。 ネットアクアセスをしたいときはコピー屋さんに行く。 このコピー屋さんはもともと印刷屋さん的なオフィスショップで、ずらっとコピー機が並んでいる。 その一角にPCが並んでいて、1ユーロぐらいでテンポラリなパスワードをもらって、1時間くらい使える。 だから、PCなしで行き、ホテルあるいはコピー屋さんからアクセスするようにしている。
今回はビデオ流出で、神戸の「まんが喫茶」がクローズアップされてしまった。
投稿者 tadashi : 12:56 | コメント (0)
2010年11月09日
ベンチがアホやから
「野球がでけへん」と云ったのは江本孟紀、阪神タイガースで当時の監督は中西太。 タイガースはいつもこういうムードがあり、今年の監督もアホだと云われてる。 しかし、それはそれでフアンは楽しんでいる。 野球のようなスポーツはまだいい、少なくとも選手を経験したプロが監督をしているから。
しかし、政治の世界はそうではない。 末端の仕事がどういうものか、は「頭の中での理解」しかない。 現場を知らないアマチュアが物事を判断しようとするから、現場では不満が出る可能性は大。 警察の末端にはアホが多い、と書いたが、石垣海保は末端でなく先端にいるのではないか。
今回の石垣海保の連中は「ベンチがアホやから」と思ってるだろう。
投稿者 tadashi : 07:57 | コメント (0)
2010年11月07日
coup d'État は「国家への一撃」
coup d'État はフランス語で「国家への一撃」という意味である。
今年の夏以降で云えば、まず外国からの一撃は
南では、尖閣での中国漁船の一撃
北では、国後でのメドベージェフの一撃
があるが、こういう外国からの攻撃は coup d'État とは云わない。
しかし、
尖閣での漁船衝突ビデオの流出
国際テロ資料の流出
は「国家への一撃」の始まりかも知れない。
ちょうど40年まえ1970年11月三島由紀夫は自衛隊に coup d'État(クーデタ)を訴え、割腹自殺した。
生きていれば、ズクダンズンブングン・ゲームをやってる場合ではない、と云うだろう。
投稿者 tadashi : 04:23 | コメント (0)
2010年11月05日
末端「低レベル」が問題
役所はどこでもそういう傾向はあるが、末端の警察官のレベルが低い。 いろんなレベルの連中とつき合わないといけないことはわかるが、状況判断の出来ない、というタイプがいるのも事実。 説明するのに時間がかかる、というのは低レベルとしか言いようがない。
昔1980年代のこと、大学院の専攻主任という立場から金沢警察署まで行った。 中国からの留学生の不祥事が原因だけど、金沢市まで事務屋さんに同行した。 そのときの警察官のアホさには辟易とした。 話の仕方の問題もあるが、数行ですむ調書を10ページほどダラダラ書く始末。 ルーチンな仕事だから、もっと簡素化できるだろうから、警察システムの問題かも知れない。
現場の警察官にはしょっちゅう訓練を繰り返すか、まともなのに取り換えないと各地で問題は続くだろう。 今なら不景気でもっと優秀な人材が得られるのではないか。 もっとも、アメリカではもっとひどい警官がいるのも事実。
投稿者 tadashi : 08:00 | コメント (0)
2010年11月04日
Medicare kills OBAMA
アメリカの中間選挙、民主党大敗は必然だろう。 景気のいいときならともかく、財政困難で10人に1人は失業中のときにMedicare(医療制度改革)の実現はムリ。 共和党が過半数を占めた下院で廃案になる可能性大。 オバマとしては、正義感とアフリカ系アメリカ人のために「当然のこと」をしているけど、これこそジレンマの最たるものだろう。
アメリカの2重構造(富裕層と貧困層)の問題は、中国にもそのまま当てはまる。 都市層と地方農民層、とりわけ、都会で働く農民工の問題は大きい。 日本では、正規雇用と非正規雇用の問題もあるが。
かつては、こういう場合はすぐ「革命」に結びついたが、現在の主要国では、「民主主義」あるいは「軍国主義」が革命の防波堤になっている。 民主主義のない国では、革命阻止に「軍事力」しかない、のは自明。
投稿者 tadashi : 11:17 | コメント (0)
2010年10月27日
レアアースだけでなく
昨日あるコンポーネントをネットで購入しようとしたら、つぎのようなメールが来た。
--------(中略)--------
商品はただ今お取り寄せを行っておりますので、全てのご注文商品の当社出荷は11月8日になります。 海外調達商品ですので通関状況や天候その他の事情により予定より遅延する場合もありますので、予めご了承ください。
----------------------
「通関状況」と云ってるのは「中国の状況」と云い替えていい。 製品として中国製とわかるのはハイアール、ラファイエなどまだ数少ないが、電子部品の中国依存も衣料品なみに多い。 Emobileの製品はHWという中国製だし、パソコンのコンポーネントもほとんど台湾から中国本土に移行している。
ネットで発注したコンポーネントの場合、キャンセルしないで「中国のペースに合わせて」気長に待つことにした。
投稿者 tadashi : 07:52 | コメント (0)
2010年10月23日
「AならばBなり」にもとずく正誤判定
1970年代にイリノイ大学のプレパラートさんの提案したモデルでは、「Aが正しいなら、Bの正誤を判定できる」が「Aが誤ってるなら、Bの正誤は不明」となる。 これは、「AならばBなり」の論理の自然な拡張になるので、広く用いられる。 今回の大阪地検の話はまさにこのモデルになる。
判定する側の人数 n が増えると、全体として「誰が正しく、誰が誤りか」を決める手数はどんどん増える。 計算理論の話としては「NP完全問題」になる(という論文も書いたことがある)。 法務省は、これを終止させるべく、グリーディなアルゴリズムを実行している。 「トカゲのしっぽ切り」という新聞の論調もあるが、こんなものだろう。 サムライ社会から140年後の日本の実態として。
****************
明日(24日)は東京へ行くことになった。 用事がすめば帰るつもりだけれど、最終便は満席なので月曜の朝1の便にせざるを得ないみたい。
投稿者 tadashi : 08:56 | コメント (0)
2010年10月22日
物言いと反論
湯崎知事の育休取得へ「はしのした」が物言いをつけたが、それに反論もしている。 まぁ、出たがりの「はしのした」だから仕方ないだろう。 県とか府の長も「経営者」だから、この2人の話は野次馬みたいに見てしまう。 部下から見れば、「自分が休んだときにスムーズに対応できるシステム」をきちんとつくってくれ、ということにつきる。
フランスでは高校生パワーがすごい。 「云うべきことは云う」というシステムが出来ている。 理由は2つつで、1つは「18歳成人」で、そのあとは大人。 高校生は「ほぼ大人」という認識がある。 もう1つは、高校を卒業できれば、誰でも大学生になろうと思えば成れる。 この詳細は何回か書いているので省略するが、学費はほぼタダ。 「国を背負う若者の教育費は国が支払う」というシステムである。
ただし、1年ごとに進級は厳密に行うので、次々と落第していく。 勉強しない大学生なんて意味はないから。 だから、1年修了で大学をやめてガソリンスタンドで働く、という人も多いし、そういうシステムだと納得している。
日本の場合、学士力とかなんとかいうくらいなら、大学修了可否を問う全国テストをやればいい。
投稿者 tadashi : 07:54 | コメント (0)
2010年10月20日
「育休」に感心
「年俸制」のつぎは「育休」と矢継ぎ早やに湯埼広島県知事、「知事として初物」を発表するのには感心した。 いずれも「民間なら当然」と云いたいのであろう。 何回も書いてるが、景気後退のデフレからインフレになるのが怖い。 とにかく、国および地方自治体に必要なのは「経営健全化」以外のなにものでもない。
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「育児休暇を男がとる」には抵抗を感じるが、これは世代の違い以外のなにものでもない。
投稿者 tadashi : 06:26 | コメント (0)
2010年10月18日
意外に健闘する県知事
広島県の湯埼知事、1年前は知名度はゼロ。 ただし、ほかの候補者もダメなのばかりだったで、消去法的に選ばれた。 あれから約1年、民間出身らしくけっこう精力的に仕事をしている。 とくかく赤字まみれの広島県。 県をなくすのが一番いいが、そうもいかないのが現実。
とにかく、赤字減らしが第一。 職員削減に加えて、「管理職以上の年俸制の導入」、当然だろう。 とにかく行政のムダが多すぎるが、議会の反対で挫折しないことを願う。
(2009/10/26)
世の中にはたくさん「不要なシステム」がある。 不要というか、ムダが多いのである。 同じ地域に、県立高校と市立高校という2種類の公立高校があること自体おかしい。 どっちか片方で十分。 行政単位で「県」があるにしても、規模は小さくていい。
フランスの人口は日本の半分なのに、県は倍くらいある。 たしか90いくらかの県があるが、ほとんど目立たない。 グルノーブルはイゼール県にあるが、イゼールから連想するのは、イゼール川くらい、街中を流れる川だから。 広島市、東広島市、・・・だけで十分で「広島県」は、ただ分割したブロックの名前だけで十分。 国の権限移譲と同様、県の権限を市や町へ移譲しておけばいいのである。
そういうムダな組織の長を選ぶ選挙は、ムダの象徴そのものである。 コンビニのフリーターも名乗りをあげた(やめたけど)知事選挙。 全然関心はない。
TVの知事選挙のCMに栗原恵が出てくるけど、彼女が知事でいいのでは?
投稿者 tadashi : 18:26 | コメント (0)
2010年10月17日
仁川といえば
阪神間に住んでれば、仁川(にがわ)は「ピクニック」を連想する。 中学、高校あたりで「ピクニックに行く」といえば、阪急を西宮北口で乗り換えて数駅、近くには関学(関西学院)がある。
しかし、今やハブ空港の座は仁川だから、イン・チョンと読まないといけない。 成田のほかに羽田が国際空港としてクローズアップしてきたが、仁川には及ばないだろう。
それはそれとして、羽田の新しい空港ビル・オープンのころ東京へ行く予定がある。
投稿者 tadashi : 10:31 | コメント (0)
2010年09月25日
新たな歴史の始まり
日本が第2次大戦(太平洋戦争)で負けた時点で、形式的には中国は戦勝国だった。 もっとも、毛沢東の共産党政権でなく蒋介石の台湾が、これも形式的には、中国政府だった。 理由は簡単で米英がバックについていたから。 しかし、英そして米が手を弾き、毛沢東の北京が正式に中国になって久しい。
1977年、パリからの羽田行きエールフランス機が当時の北京空港に着いた。 トランジットだったが、乗客は空港ビルには行かずに機内に残されたままだった。 しかも、すでに文革は終わっていたのに、紅衛兵みたいな若い軍人がパスポートをとりあげ、乗客を監視していた。 私は乗客の1人だった。
中国からの留学生も徐々に増えたが、最初は人民服のままだったので、一見して中国人というのがわかった。 しかし、やがて服装では区別できなくなったし、裕福な中国からの学生さんも増えた。
盧溝橋事件が1つの歴史をつくったとしたら、今回の尖閣沖事件はまた1つの歴史をつくるだろう。 いずれアメリカが手を引いた時点で、日本は沖縄を手放すことになるから。
投稿者 tadashi : 06:32 | コメント (0)
2010年09月19日
五十歩百歩だけど
柔道の谷亮子より、女優の三原じゅん子のほうがまし。 民社より自民のほうが、今回はまだマシ。 「女優から国会議員」のはしりは山東昭子、70年代の参議院選挙で全国行脚のとき、神戸の須磨駅前で見かけた。 通勤時の時間帯なので、みんな顔をチラっと見るだけ。 みんなと同じように前を通り過ぎたけど、演説ではなく「連呼」をしていた。
じつは、アイドル時代の三原じゅん子を見たことがある。 広大が西条へ移転する前年だから1981年、約30年まえのこと。 西条がどんなところか知らなかったので、街を見にやってきた。 ビルらしいビルがない。 唯一、駅から近いところにヴェルディ(のちのフジで今は更地)があった。
ショッピングビルのヴェルディ5階の食堂街で昼食後、屋上に出たら仮設スタジオがあって、そこに三原じゅん子が出てたのである。 トークをしてたように思うが、チラっと見ただけ、さっぱり興味はなかった。
つぎは、2人とも落選するだろう。
投稿者 tadashi : 11:17 | コメント (0)
2010年09月18日
総選挙をしたほうがいい
政争はいつも存在する。 古くは、岸、石橋、石井の3つ巴、中学時代の話である。 3番目の石井光次郎は、こないだ亡くなった石井光子(シャンソン歌手)のお父さんだけど、早々と脱落し石橋湛山と2位・3位連合を形成。 これが功を奏して、1位の岸を破って石橋首相が誕生した。
しかし、病状悪化ですぐに石橋はやめて岸首相が誕生し、これが1960年の「60年安保」で退陣するまで続いた。 岸政権は、中学から大学入学時まで続いたので、けっこう(日本では)長かった。
つぎに有名な政争は、田中と福田の「角福戦争」。 田中角栄の時代は日本の成長期だったから、景気のいい話が多かった。 田中のつまづきは説明すると長くなる。 キーワードは「コーチャンとピーナッツ」とだけ書く。
今回の管と小沢の政争は、景気が悪いという背景もあるが、なんかスケールが小さい。 どちらもなんら有効な景気対策を持たない。 これは政党が民主党だからで、早く総選挙をして、民社から自民に戻ってほしい。
投稿者 tadashi : 08:36 | コメント (0)
2010年07月25日
あぁ アンデルマット
昨日のニュースで知った氷河特急の事故。 海外での観光バスの事故はけっこうあるが、列車事故で、しかも単独事故。 「まさか」というしかないが、原因はあるはず、で解明を待ちたい。
じつは、10年くらいまえに氷河特急を見に行ったことがある。 氷河特急はメインの線と直交して走っていて、観光以外で乗るのはムリな線を通っている。 そのため、コモ(イタリア)からスイスのルガノへ入り、チューリッヒへ向かったときに、氷河特急を見るためにアンデルマットへ向かった。
しかし、このメインのミラノ-チューリッヒ線にはアンデルマットという駅はなく、途中で短い線に乗り換えた。 登山鉄道みたいな線で、アンデルマットまで登っていった。 アンデルマットで1時間ぐらい待ったら、氷河特急がやってきた。 1等のパノラマ・カーは、そのときも日本人でいっぱいだった。
アンデルマットで1泊するつもりだったが、9月初旬なのにかなり寒かった。 そこで予定を変更して山を降り、宿泊先をルッツェルンに変更した。 たぶん、もう氷河特急とは縁がないだろう。
投稿者 tadashi : 16:59 | コメント (0)
2010年07月12日
素晴らしいタコのパウル
見事ワールドカップの勝負を当てたドイツのタコのパウル君。 イタリアだとけっこうタコを食べるけど、ドイツでタコ、というのも珍しい。 日本だと、まずタコ焼きを連想するし、タコの名所の明石のタコも「タコ焼き」になる。 残念なことに、このタコ焼きの定義域は神戸ローカルみたいで、グローバルには「明石焼き」になるが。
未来を予測するシステムの国際会議で、「タコによる予測可能性」という論文が書ければ面白いが、根拠は思いつかない。 大体、この予測システムの会議は数学モデルを対象としてるので、個別のインスタンスについては議論しない。 インスタンスとして登場したのは、月へ行ったオルドリンさんぐらいである。 69年に月へ行った3人(アームストロング、コリンズ、オルドリン)の中では一番知られていないが、オルドリンさんは、昔この国際会議で特別講演をした。
この国際会議は隔年開催なので、今年は開かれない。 来年(2011年)Duboisさんをひやかしがてらに行ってみることにしようか、、、
投稿者 tadashi : 12:59 | コメント (0)
2010年07月11日
ホントに気になる国は日本
だけど今回の参議院選挙はムダ。 参議院はなくすか、残しても定員100人程度で、フランスなみの「ご意見番的存在」で十分。 アホみたいな連中が、ウジャウジャ立候補するような場ではない。
日本はいま、破産したあとの「超インフレ」を知らない世代が中心だから、どうしようもない。 まぁ落ちるだけ落ちて、1945年の敗戦後のように、ゼロからの出発を再度経験したらいいだろう。
**********
話変わって、「タコの予想」では、1.スペイン 2.オランダ 3.ドイツ 4.ウルグアイ
正解だとすると、MVPはタコで決まり。
投稿者 tadashi : 07:26 | コメント (0)
2010年06月02日
逆転シーン見られず
予定のない午前は、TVでMLBを見ることも多くなった。 全部見れるわけではなく、10時から11時くらいの1時間くらい。 昨日はパイレーツ(ピッツバーグ)が逆転した。 今朝もスイッチを入れたら、7回終了で1対2で負けていた。 今日も「逆転が見れるかな?」と思ったら、突然画面は民主党の衆参議員集会に切り替わった。
やめる人が長いことしゃべって終わりがない。 30分くらいしたら、3対2でパイレーツが勝ったというテロップが出たので、逆転したことがわかった。 成績不良のパイレーツも、なぜかカブス(シカゴ)には強い。 民主党には興味はないが、菅にはもっと興味がない。
日本同様、首相がしょっちゅう代わってたのがイタリア。 ところが、ベルルスコーニは(スキャンダルはあっても)意外に続いている。 日本では、逆転シーンがあり得るか?
投稿者 tadashi : 17:56 | コメント (0)
2010年06月01日
6月になっても解決されない
問題が沢山ある。 日本では、(政治の茶番劇は論外として)依然として続く口蹄疫。 アメリカでは、メキシコ湾のオイル流出。 泥をぶちこむだけなのにトップキルと格好つけたけど、失敗したあげく逆効果で2割ほど流出が増えた。 8月まではこのまま続くらしいが、「前代未聞の惨事」は確実である。
中東では、イスラエルが過剰防衛に出て、別の問題を引き起こしてしまった。 これまでなら「だから嫌われる」ですんだけれど、今回は尾を引きそう。 北朝鮮をかばうのが中国だけど、イスラエルをかばうのがアメリカ。 「だから嫌われる」のは同じ。 しかし、嫌われても「厚かましく生きる」のが強国の常。
日本は今や、戦前とは違って、「厚かましく生きる力」を失っている。
投稿者 tadashi : 16:33 | コメント (0)
2010年05月13日
スコティッシュ退場
「もっとも労働党はつぎの選挙で敗北して、短命内閣で終わるだろう」と3年まえに書いたとおり、イギリスでは労働党が負けたため、13年ぶりに保守党政権になる。 首相はスコティッシュのブラウンから、保守党のキャメロンに交代する。
3年前に「ブラウンは村山に似てる」と書いた。 イングランドvsスコットランドの関係から、「マイナーなスコットランドから首相が誕生した」のが初めてだったから。 これは、社会党から首相の出た稀有な例と重ね合わせただけで、政治的な意味あいではない。
保守党も勝ったとはいえ、第3極で台頭した自民党と連立を組まざるを得ない。 第3極としてまとまるのがイギリス、日本はバラバラで第3勢力にはなり得ない。 タレントとかスポーツ選手とかが出て来るのはフィリピン並み。 経済成長はしたけど、民意は同程度だろう。
2007/6/28
スコティッシュといっても、ティッシュペーパーではない。 ブレアのあとを受けてイギリスの首相になったブラウンさんはスコティッシュ、つまり、スコットランド出身。 イングランド出身でないUK(連合王国)、つまり、イギリス首相には抵抗があるらしい。
もっとも労働党はつぎの選挙で敗北して、短命内閣で終わるだろう。 議員内閣制だからこそ誕生しただけで、自民党+社会党で誕生した村山内閣と似ている。
イギリスと日本は議員内閣制を採用してるが、大統領でも首相でも「公選」のほうが時代に合っている。
投稿者 tadashi : 04:08 | コメント (0)
2010年05月02日
韓日併合もあり得る?
Samsungの勢いはすごい。 韓国のエレクトロニクス産業は、いつの間にか追いつき、日本は追い越されてしまった。 自動車産業は、いまのところ、Hyundaiに負けてはいないけど、電気自動車が主流になる2030年ごろになると危ない。 日本では、休日がドンドン増えて「働き蜂」と云われたイメージは、すっかり影をひそめてしまった。 文句を云う輩ばかり増えて、働く奴が減っている。 「ものを云うこと」を「働くこと」と勘違いしている。
韓日併合は、もちろん「経済的に」の意味。 杞憂であればいいが、、、
投稿者 tadashi : 17:26 | コメント (0)
2010年04月29日
台湾解放はいつ?
香港はイギリスの租借終了で中国に返還され、1国2制度でなんとかやっている。 しかし、台湾はそうはいかない。 もともと、蒋介石が本土から逃げて来て台湾に中華民国をつくったが、中共(中華人民共和国、いまの中国)が承認されるまでは、中国を代表していた。
現在の台湾が維持されてるのはアメリカの後押しがあるからで、アメリカが手を引くと中国併合は時間の問題になる。 これを中国側からの表現では「台湾解放」となるが、早ければあと20年くらいのような気がする。 中国とアメリカの国力の比較の問題だけど、アメリカが医療改革など国内問題を重視していると財政悪化がさらに進み、面倒を見切れなくなるだろう。
今回の中国艦隊(潜水艦)の宮古島通過は、一部からは「日本の近くを通ってけしからん」と云う声があがっているが、それ以上に、「台湾の東側を南下して南シナ海へ向かったこと」に大きな特徴がある。 これは「台湾は我が領地である」というデモンストレーション以外のなにものでもない。
(なんども書いているが)中国は台湾解放のあと「琉球独立」を言い出す、という覚悟が日本人に必要である。 沖縄の基地問題は現在の問題にすぎず、将来の「アメリカの衰退にどう対応するのか」の議論を始めるべきであろう。
投稿者 tadashi : 05:47 | コメント (0)
2010年04月27日
2020年の日本は?
「語る仁墜ちた話」が多過ぎるので、話にならない。 物事を見極めるには「過去」、「現在」、そして「未来」を見ればいい。 「未来を考える力が国民にもその代表者にもない」のが、日本の現実である。 堺屋太一(未来小説2020年)の予測どおりになるだろう。
2020年、日本の若者は大学は出ても就職のために中国へ行かなければならない。 なにも手を打たない政権では1ドル240円。 これだけなら80年代でもあった(し、昔は1ドル360年)。 しかし、問題は対元での円の大下落。 「元の襲来」は鎌倉時代の再現、こんどは「経済的襲来」である。
10年先の話だけど、2014年(第一次大戦開始の100周年)ごろになると、信憑性を帯びてくるだろう。
投稿者 tadashi : 08:02 | コメント (0)
2010年04月13日
アメリカの圧力に屈しない
のがベスト、と云ってるのが中国。 「元の切り上げ要求」に屈してしまうと、せっかくの経済成長を止めてしまうから。 先週(香港の)中国人の討論会を見てたら、「日本は、アメリカの圧力に屈して円を切り上げて以来、経済が停滞してしまったじゃないか!」と云う発言をしていた。
日本はアメリカの準州みたいなものだから、日本国内では議論にもならない。 要人がちょっとでも円安誘導の発言をしたら、大きな波紋を生んでしまう。 アメリカべったりだと、どうしようもない。
固定相場みたいな状態は厚かましいけど、しばらく前までは日本からのOECDをもらってた厚かましい国。 いつになったらマトモな国になるのだろう。
投稿者 tadashi : 19:06 | コメント (0)
2010年04月10日
アンバランスな政策
高速を無料化あるいはそれに近い料金(2000円上限)にすると、アチコチから文句が出るのは当然。 JRは高速を下げるのに反対してるが、話は逆である。 バランスをとるには、新幹線も同様に下げればいい。 フランスの高速は日本の1/3で、これに見合うくらい新幹線も安い。 というか、新幹線(TGV)の指定料金が少しかかるだけで、日本のように通常料金の倍になったりしない。
どうせ高速道路の償還も適当にやるはずだから、新幹線は高いから儲かってるのをやめて、安くすればすむ話。 運賃および運送費をトータルに見直すのが先決で、高速を下げるだけで解決になるはずがない。 「民主党もアホが多い」というのを露見している。
前原なんかマトモそうだけど、なぜ気がつかないのか不思議でならない。
投稿者 tadashi : 14:37 | コメント (0)
2010年03月22日
無意味な連休分散
地域ごとに連休の分散をするらしいが、「失敗」は目に見えている。 小賢しい役人根性そのもの。 フランスのように夏休み1ヵ月をコートダジュールで過ごす話とは違う。 1ヵ月休みなら、7月組と8月組に分ける意味はある。 ドイツのように州ごとに休みが違うのも必然的。 日本の場合は、「しょうもない話」と一蹴されるだけで、論評にはならない。
目的は全然違うが、政府のやるべきことは「夏時間」の導入である。
投稿者 tadashi : 02:00 | コメント (0)
2010年03月14日
コップの中の嵐でしかない
「チェンジ」と口で云うのは簡単。 しかし、ホントにチェンジする気のないのが大半である。
究極のチェンジは「革命」で「共和国」になること。 日本はまったくその兆しはないし、国民にその気はない。 中国、韓国も昔は王政だったけど、とっくの昔に「おさらば」している。
フランスは革命後、共和国になり、第一、第二、・・・(今第7くらいだったかな?)になってるけど、イギリスには女王が健在。 中国とフランス、日本とイギリスを対応させればいい。
参議院選挙でうるさくなってきても、大したことはない。
政界再編したって、コップの中の嵐でしかない。
投稿者 tadashi : 09:35 | コメント (0)
2010年02月19日
恐るべき中国パワー
経済面はもちろんオリンピックでもそうらしい。 TVは見てないから詳細はわからないけど、新聞を見るとそう感じる。 じつは2010年になってから、大学のKoblogのほうには、連日中国からの書き込みが入っている。 これまでは西欧諸国のアドレスだったけど、コメント文も中国語である。
毎日削除を繰り返しているが、、、
投稿者 tadashi : 07:26 | コメント (0)
2010年02月09日
サントリー vs キリン
丁稚商人と近代会社では、うまが合うはずがない。 あれだけの規模で非上場会社のサントリーは、近代資本主義の枠の外にいる。 それが悪い、という意味ではない。 中世までの文化遺産は強力な王がつくったもの。 金儲けしたい株主ばかりだと「文化」が育つわけがない。 キリンと合併しないほうが賢明だろう。
もっとも、サントリーは個人的には嫌いな会社である。
投稿者 tadashi : 07:30 | コメント (0)
2010年01月17日
一見無関係な2つの話
国内ではオザワ関連、海外ではハイチ大地震、ここ数日のニュースはこの2つに集約される。 日本の将来のためには、オザワに象徴される古い体質は一掃されないとダメ。 もう親分、子分の時代ではない。 それに金がつきまとうのは「ヤクザと同じ体質」である。
ハイチの地震は、よりによって貧しい国で発生しなくても、と同情するが「自然現象」は容赦しないという例だろう。 首都は、旧フランス領だから、ポルトーフランスだと思っていたけどポルトープランス。 CNNを見てたときのスペルは Port Au-Prince, これは英語表現したら Port in Prince となるから、「プリンスの港」。 それにしても無秩序な状態になるのはまずい。
それにしても、日本の体質はサムライ社会から抜け切っていない。
投稿者 tadashi : 05:39 | コメント (0)
2009年12月29日
社民党は琉球独立を加速する
やっと首相から「抑止力」という言葉が出てきたけど、沖縄から米軍がいなくなれば、中国にとっては絶交のチャンス。 「琉球は独立すべし」と云うのは確実。 理由は簡単、明治政府が琉球処分をしたのは国際的に違法でそれ以前に戻すべき、という主張をするから。
過去2回、将来の「琉球独立」について書いているが、順序としては「台湾併合」の次、と見るのが妥当。 しかし、万一、米軍基地が沖縄から動くと、順序は反対になる。 沖縄には「かりゆしクラブ」という琉球独立をかかげる政治団体もあるが、本土では話題にもなっていない。 当然こういう団体は、中国に支援されて、勢力を拡大するだろう。
歴史の趨勢として「将来の琉球独立はやむを得ない」けど、尖閣諸島の問題もあるのに日本のほうから、それを支援するのはどうか、と思う。 社民党は「枝葉を見て大木を見ない」政党であるから仕方ないが、民主党も寄り合い所帯だから、同調する発言もあり得る。 そこはオザワが睨みを利かせるけど、、、
沖縄を琉球王国に戻すなら、「ハワイもハワイ王国に戻すべき」だけど、そこまでは中国も力が及ばないだろう。
投稿者 tadashi : 07:15 | コメント (0)
2009年12月01日
無駄は山ほどある
公務員のうち半分くらいは「社会保障政策」として雇っている、と昔から思っている。 好景気の時代では、民間企業のほうが(残業も多いけど)給料は1.5倍から2倍くらい高かった。 公務員は、給料は安いけど5時になったら帰れるから、趣味に生きるような連中も雇用されていた。
こういう制度が成立したのは、税収も右肩上がりで財政に「余裕」があったからである。 それが成立しなくなった今、「公務員は半減すべき」だけど、出来上がった制度をつぶすのは難しい。 公務員の中には「知恵」のある奴がいるから、自らの存在の必要性を主張するために「仕事」をつくり出している。 世の中の人は、それにだまされてしまっている、「仕事の重要性を訴える話術」にも長けているから。
「事業仕分け」よりも、もっと根幹のところを洗い出さないと、無駄は消滅しないし公務員は減らない。
*************
話は変わって、今日は6時半に大学に着いてしまったけど、3階からエレベータに乗ろうとしたら、エレベータから降りて来た人がいた、 警備員とはよく出くわすけど、私服で小柄なおじさん。 乗ろうとした私が居るのにビックリしてか、「どうもすみません。」と云って立ち去っていった。 エレベータに乗って9階を押そうとして、驚いた。 全部の階が押されていたのである。 たまに「学生さんのイタズラ」に遭遇するが、今朝のは「おじさんのイタズラ」。
おじさんは、当大学に勤務している人のようには見えなかった。 さて、誰なんだろう?
投稿者 tadashi : 07:00 | コメント (0)
2009年10月26日
ムダな選挙
世の中にはたくさん「不要なシステム」がある。 不要というか、ムダが多いのである。 同じ地域に、県立高校と市立高校という2種類の公立高校があること自体おかしい。 どっちか片方で十分。 行政単位で「県」があるにしても、規模は小さくていい。
フランスの人口は日本の半分なのに、県は倍くらいある。 たしか90いくらかの県があるが、ほとんど目立たない。 グルノーブルはイゼール県にあるが、イゼールから連想するのは、イゼール川くらい、街中を流れる川だから。 広島市、東広島市、・・・だけで十分で「広島県」は、ただ分割したブロックの名前だけで十分。 国の権限移譲と同様、県の権限を市や町へ移譲しておけばいいのである。
そういうムダな組織の長を選ぶ選挙は、ムダの象徴そのものである。 コンビニのフリーターも名乗りをあげた(やめたけど)知事選挙。 全然関心はない。
TVの知事選挙のCMに栗原恵が出てくるけど、彼女が知事でいいのでは?
投稿者 tadashi : 22:58 | コメント (0)
2009年10月25日
無償化の代償
高校の授業料の無償化も行われることになった。 大学も本来「機会均等化」という原則から無償でいい。 こう云うと世間では、タダほどいいものはない、と受け取るだろう。
一方、現場の教師、教員は、これで「いい加減な卒業」とか「いい加減な単位」はヤメにできると思うべきである。 教育費がタダみたいに安いフランスの場合、高校卒業には統一試験バカロレア(通称、バック)があるし、大学ではきびしい単位のもと、1年、2年と単位不足は落第させる。 教養課程で学生数は半減し、最後まで残って卒業できるのは30%ぐらい。 無償化と卒業の保証とは別問題。 これが「正論」である。
日本は「甘えん坊社会」だから、この「正論」が難しい。
投稿者 tadashi : 08:44 | コメント (0)
2009年10月12日
アドバルーンは大切
だけど現実は甘くない。 「オリンピックを広島・長崎で」と云っても実現はムリ。 でも、アドバルーンを上げたこと自体にはイミがある、話題としてとりあげてくれるから。 カープはダメでも、オリンピックを持ち出したのはグッドアイデア。 「江戸(ジャイアンツ)の仇は長崎で」というところかな。
楽天2位でも野村退陣、これも同様。 話題を提供してくれることは、大いにイミがある。 こっちは野村に、でなくて楽天に。
オリンピックと楽天、どっちも好きではない。 だけど景気の悪い世の中に、話題を提供してくれたことはアッパレ!
投稿者 tadashi : 06:56 | コメント (0)
2009年09月06日
ペッパーランチ
O157発生のニュースを昨日帰りのラジオで聴いた。 新型インフルの陰に隠れていた、O157への警鐘かも知れない。 ペッパーランチの初期は「焼き飯の鉄板焼き屋」で、カウンタ(とあっても少しの席数)中心の小さい店だった。 松江の島根大学近くにあってびっくりしたことがある(が、この店はもうないらしい)。
なんでびっくりしたかと云うと、サンノゼ(アメリカ)で97年ころ入ったことがあり、「10食すれば1食サービス」のサービス券をもらっていたからである。 日本では秋葉原で見かけたこともある。
それがいつの間にか「ステーキハウス」として急成長し、東南アジアにも進出している。
アメリカは撤退したみたいで、2000年になってサンノゼに行ったら、なくなっていた。
昔は直営なのかフランチャイズなのかは知らないが、「素朴な店」でそれなりによかった。
でも、こんどペッパーランチの店に出くわして、たぶん入らないだろう。
投稿者 tadashi : 07:57 | コメント (0)
2009年08月31日
気分転換にはいい
けれど「気分転換」以上のものは期待できない。 どの政党が政権をとっても「すべてがうまくいく」なんてあり得ない。 「何をとって何を捨てるか」の問題なので、「捨てられる側」からは文句が出るのは当然。
「格好よく生きる」ためには、お金はあきらめたほうがいい。
ヨーロッパ流かアメリカ流か、という問題だけど、「アメリカの属国からどの程度脱皮しようとするのか」、先は見えない。
結局、自民党政権とあまり変わらないだろう。
投稿者 tadashi : 07:26 | コメント (0)
2009年08月29日
変化はないだろう
政権が民主に変わるかも知れないが、そうなっても大した違いはないような気がする。
自民も民主は根は同じ。 共産党政権になったら、チェンジということになるが、、、
今日は土曜日なので半日勤務にしたが、明日はまたオープンキャンパスなので、早朝から休日出勤。
帰りに選挙に寄るとしよう。
投稿者 tadashi : 14:53 | コメント (0)
2009年05月23日
裁判員制度
一昨日(5月21日)裁判員制度が始まってしまった。
裁判員制度については散発的に書いているが、「日本では200年は早いのでは」とも書いた(2008/06/06)。
まぁ、戦後の民主主義と同じで、順応性の高いのは日本人の長所(?)だから、うまく行くだろう。
「背景を理解すべき」とも書いたけれど、始まったからには「どういうことになるか」を予想しておいたほうがいい。
まず、刑は軽くなるだろう。 そして、その行く先は「死刑廃止」である。
もちろん、「死刑廃止」という主張は昔からある。 が、日本でここまで盛り上がらないのは、ヨーロッパと比較すれば明白。 ヨーロッパの根底には、カソリックという宗教観がある。
ヨーロッパでも若者の宗教離れは進んでいるが、それでも根底にはカソリックがある。
それと比べ、宗教的背景が日本ではゼロで、「死生観」へのコンセンサスがない。 (この原因は日本仏教の堕落にあるが、今回は省略。)
この国で「死刑廃止」が定着すれば、アメリカの属国からの脱皮の第1歩になるかも知れない。
投稿者 tadashi : 17:06 | コメント (0)
2009年05月17日
神戸へワープ
国内での新型インフルエンザの発生が「神戸」になってしまった。 ウイルス感染経路を調べても、本当のところはわからないだろう。 鳥インフルの場合は、渡り鳥に理屈がつけられている。 人間どおしの感染は通常のインフルエンザと同じだろうから、「いつの間にか」というだけで十分。 つぎの発生が広島でも福岡でもおかしくない。
あるところに「突然」というのを強調するなら「ワープ」。 80年代に並列プロセッサ間のデータ転送にCMUのH.T.Kung教授は「ワープ(Warp)プロセッサ」というネーミングを使った。 1次元のリングで32台のプロセッサをつないだけど、「転送速度は速い」と主張した。
「ウイルス転送はワープ」という説がいいと思うけど、マスクは効果的か?という疑問もある。 まぁ、気休めになるのは確かだけど、わずらわしい。 来月初めに大阪に行く用事があるので、神戸に寄るかも知れない。
そのときは、気休めにマスクでもかけるとするかな。
投稿者 tadashi : 14:14 | コメント (0)
2009年04月24日
平和ボケ
だけど「平和」にこしたことはない。 DAIGOが30歳になっても「おじいちゃん」と云ってればいい国だから。 世界標準の18歳成人でなく、28歳成人の国かも知れない。 たぶん、軍事教練がなくなってから、平和一辺倒になったような気がする。 韓国と一番違う点がこの軍事教練で、アメリカが守ってくれる、というのも怪しくなってきてるのに。
広島は、隣の米軍岩国基地の増強が問題になってきている。 それに、東広島は八本松に弾薬庫もある。 旧日本軍のを米軍が使っていて、山なので目立たないが、けっこうな面積を占めている。 ベトナム戦争のときは、ここからせっせと呉まで運んでいた。 この運搬道路は昔から整備されている。
まぁ、つよし君が酒飲んでやったことも「平和日本の象徴」と思えば、格別問題にすることではない。
投稿者 tadashi : 07:17 | コメント (0)
2009年04月19日
DM
料金を誤魔化してDMを送っていたベスト電器の件には、日本郵政自体も絡んでいるみたい。 しかし、すぐバレるようなことをするのは子供じみている。 たぶん、お役所仕事のつもりだったのだろう。 お役所は「世間では通用しないこと」を平気でやるところだから。
日本は、欧米それぞれから、「いいとこ取り」をしようとする。 欧米と一言で云っても、「欧」と「米」では大違い。 「米」のほうが商売熱心だから、広告は抜群に多い。 アメリカでは、朝の新聞から「本文」を抜き出すにはコツがいる。 日本の「正月の新聞」を毎日見ているようなものである。
日本は、戦争に負けてアメリカの属国になってから、この路線に乗ってしまったから、新聞には「折込広告」が沢山入ってくる。 これでも足りないらしく、DMが来るわけである。 少し前までは「DM割引」をしてたからDMが非常に多かった。 これをヤメテ減ってたのに、今回のようなチョンボをする奴が居たわけである。 欧米とも、新聞の配達はないから、どうしても配達して欲しい人は(少数であるが)郵便で配達してもらっている。 これは、フランスの話であるが。
インターネットでは無茶苦茶DMが来る。 なんか時代遅れの話かも知れない。
投稿者 tadashi : 06:11 | コメント (0)
2009年04月14日
漢字検定
今年は受ける人数が減るらしいけど、200万人を超える人が受けるとは。 要するに学校ぐるみで受けさすから、そうなるだけ。 一般に資格に営利が伴うといやらしくなる。
じつは「漢字」は苦手で、ワープロを使い出してからは、うろおぼえの字が増えた。 だけど、それはそれで仕方がないので、どうしても必要な場合は辞書で確かめている。 ややこしいけど慣れた字は「推薦」の「薦」という字。 もっとも現大学の就職用の推薦状では、推薦という字が印刷されている。 先生の漢字力を考えた事務方の配慮(?)かも知れない。
どっちみち国際性とは縁遠い話で、「漢字を沢山知ってます」と自慢するぐらいが花。 でも、漢字の苦手な私からみても、「最近の学生さんの漢字力はひどい」から困る。
「漢検XX級をとりなさい」ということになる?
投稿者 tadashi : 07:28 | コメント (0)
2009年03月16日
なしくずし
90年代PKOが出てきたとき、(前大学でのある配布物に)自衛隊の海外派遣は「時間の問題である」と書いた。 もっとも、海外に進出した日本企業が襲撃を受けた場合になるだろうと当時予想した。 実際は少し違って 商船への襲撃が理由になったが、本質的なことは同じである。 ものごとには理屈がつけばいいだけ。
まぁ、そのうち大出を振って出ていくだろうし、苦杯をなめるのも目に見えている。
投稿者 tadashi : 07:27 | コメント (0)
2009年01月23日
チェンジ
オバマが先日(1/20)アメリカ大統領に就任した。 Changeを掲げているが、ことはそんなに簡単ではない。 作用には必ず反作用が働くのと、一般に「総論賛成、各論反対」がふつう。 口ではチェンジと云ってても、自分はチェンジしないのが多数と思わないといけない。
今日は久しぶりに1時間遅く家を出たが、現大学に勤務を始めた最初の頃を思い出した。
とにかく道が混む。 8時に到着するというのはラッシュになる時間帯なので、石内バイパスも明確に「右側車線が走行車線で、左側が追い越し車線」になってしまう。 そのため、元気のいい車は「車線のチェンジ」を繰り返すが、今日はゆっくり右側走行車線を走っていた。
チェンジをしょっちゅう繰り返すのはスイッチ。 いつもの7持到着の時間帯なら、時々チェンジすればすむ。
やはり、通勤はたまにチェンジの時間帯にしよう。
投稿者 tadashi : 08:11 | コメント (0)
2008年12月20日
異常/正常?
ガソリン価格の変化はすごい。 180円近くまで上がったが、100円もすぐそこという急落。 自動車など製造部門での解雇の量もハンパでない。 そのうちデフレが本格化すれば、緊縮経済のパターンになる。 でもアメリカ型の生活が終焉するだけで、ヨーロッパ・スタイルになると思えばいい。 「モノが溢れている」というのが異常だっただけ。
サントリーのビール部門が、45年かかってやっと黒字化するという。 本業のウイスキーの利益で支えてきたのと、非上場なので株主の圧力もなかったから出来た。 おかげでサッポロが衰退したが、それにしても45年は長い。
もっとも歴史を100年単位ぐらいで見れば、45年は半周期にすぎない。 今回の金融不況も「100年に1度」というが、2度くらいあってもおかしくない。
投稿者 tadashi : 07:56 | コメント (0)
2008年12月07日
自転車操業
とはよく云ったもので、走り続けないと倒れてしまう。 多かれ少なかれ民間企業はこの体質を持っているし、私大もそうである。 学科の改変は全国の私大に見られ、我が大学もそうである。
今回の金融不安も、アメリカのサブプライム・ローンから起こったけれど、1つの自転車からアメリカのみならず、世界中の自転車にドミノ的に伝播して行ったと見ることができる。 もともと資本主義経済の体質には自転車操業があるが、停まりかけても倒れない体質があれば、安定な企業なのである。
しかしながら、今回「安定さ」に欠ける企業が沢山あることを露呈した。 しかも、それがアメリカのビッグ・スリーだから、その影響は大きい。 政府の支援で「完全に停止」は回避できても、営業の縮小は避けられない。 相変わらずの不況は続く。
不況はデフレを招くが、ある時期からインフレになるだろうから、本当に怖いのはその時だと思う。
投稿者 tadashi : 05:55 | コメント (0)
2008年12月02日
言語論としては正しい
アラフォーはいいが、グ〜!は「語」と云えるか?
言語論的には、(空語を含め)記号列であれば「語」であるから、グ〜!でもOKということになる。
しかし、最近の学生さんの文章の短いことと無関係ではない。 今日も十分スペースがあるのに全然スペースが埋まらない。 ゼミ(研究室)の3年生の話である。
流行語ではなく、流行文としたほうがいいのではないか。
投稿者 tadashi : 19:03 | コメント (0)
2008年10月09日
来年は暗い年
まだ3ヶ月近く残ってるけど、どうみても来年は暗い年になる。 株価も1万円割れしたし、どこまで下がるかわからない。 企業の倒産はどんどん増えるはず。 自分がその当事者になるまでは、甘く考えている。
バブルのあとの企業倒産もそうだった。 住専、北銀、山一、、、と続いた。 住専なんかは週刊誌がかなり前から予想していた。 今回もいろいろな予想が出るはず。
まぁ、インフレにならないことを祈る。
投稿者 tadashi : 18:57 | コメント (0)
2008年10月05日
金融危機
アメリカ経済と直結した日本の経済が混迷するのは確実。 金融関係が、まずは、自己防衛策をとり始めている。 すでに建築業界での倒産は起こっているが、まだ規模は小さい。
これから、どこまで波及していくか予断を許さない。
「世界恐慌」とまで行くかどうかわからないが、アメリカでインフレが進むと、日本はデフレが進行するような気がする。
投稿者 tadashi : 13:43 | コメント (0)
2008年09月21日
二重構造
非正規社員の問題がクローズアップしてきているが、企業の側から改善されることはあり得ない。
バブル崩壊後の90年代半ばから着々と進行したきた話だし、公務員でも同じ。
前大学も、形は独立法人になったが体質的には公務員と同じで、優秀な人が非正規社員なみの給与で仕事をされている。
一方、マクロに云えば、大学自体がそう。 国立大と私立大は2重構造そのもの。 国立では8割の交付金があるが、私立大の交付金は2割弱しかない。 2倍の授業料を払う学生さんに「それだけのフィードバックがあるか?」という課題を、従業員たる私大の教員は抱えている。
それにしても、東北文化学園大の件はあきれて物も云えない。
S先生はまだ学部長をされてるのかな?
投稿者 tadashi : 15:04 | コメント (0)
2008年08月24日
「日立」でなくて「ルネサス」
「日立のSH」と云ってから、「ルネサスのSH」と云い直すことが多い。
セガがゲーム機でポシャッてしまったのも大きい。 SHの大量消費先がなくなって、日立半導体事業部が三菱と一緒に「ルネサス」になって5年余り過ぎた。
日立国分寺は、じつは、院生のころから行っていた。 正確には、共同研究絡みで年1度は行かされていたのである。 この腐れ縁は前大学でも続いた。 これも正確に云えば、大変お世話になったのである。
古い話で恐縮だけど、60年代、日立国分寺(正確には小平)へ行くと、かならず女子バレーボールが話題になった。 なんせ当時の日本代表の主力を出していたのは、この日立国分寺の半導体工場だったのである。
今回、金メダルをとった女子ソフトボールは、日立高崎いやルネサス高崎の方々である。
日立の余裕を示しているかも知れないが、昔の日立国分寺と同じで、理解ある連中がいるに違いない。
投稿者 tadashi : 15:00 | コメント (0)
2008年08月19日
もう少しの辛抱?
暑い夏も朝晩は少しマシになってきた。 もう少しの辛抱だろう。
世間はオリンピックでうるさいが、もう少しの辛抱で騒ぎも収まるだろう。
高校野球はオリンピックの陰で、いつの間にか終わってしまった。
メデタイことである、本来、大騒ぎするような話ではないから。
原油高のような問題はそうは行かない。
内閣が変わっても解決できる話でないのは自明。
世界全体の問題であり、一国で解決できるわけはない。
「もう少しの辛抱」ではなく、「永遠の辛抱」という公算が大である。
投稿者 tadashi : 07:35 | コメント (0)
2008年07月02日
エントロピー増加
一昨日の6/30にGSに寄ったら混んでいた、7/1の再値上げの前日だったから。 原油の値上がりが諸物価の高騰を引き起こしている。 明らかに世界全体のエントロピーの増大は、当面は温度上昇より大きい問題である。
時々このTeblogに「2014年第3次大戦勃発」という予言(?)を書いている。 これは第一次大戦開始(1914年)の100年後になる、というだけの根拠しかない。 第一次、第二次とも根底には経済問題があったから、そういう意味では、これからますます同じような状態になっていくだろう。
実際に大戦が起こるのは「トリガー」があるから。 「第三次大戦のトリガーは?」となると今のところ思いつかない。 ドイツと日本は今のところ頭を押さえつけられている。 となると、中国、インド。 とくに中国が問題。
1970年代の「文化大革命」みたいなことが、起こらないとも限らない国である。
投稿者 tadashi : 07:17 | コメント (0)
2008年06月10日
またもマクヴェイ登場
日曜日(6/8)TVにテロップが流れたのが秋葉原の事件。
またも日本に「マクヴェイが登場した」ことを知らせている。
残念なことに、これまで2度書いたことが起こってしまった。
佐世保の場合は個人的怨恨があったので、オクラホマのマクヴェイとは少し違った。
しかし、今回は「マクヴェイそのもの」のようである(追記)。
(2007年12月14日より)
近い将来、「日本にもマクヴェイが登場する」のは確実である、と昨年の夏に書いた。
さっき起こったばかりの佐世保の発砲事件、詳細はまったく不明だけれど、すぐマクヴェイを連想してしまった。
日本の抱える課題はものすごく大きい。 のだけれど、そういう認識のない能天気な人ばかり。
アメリカの属国でいるとロクなことはないよ。
(2006年8月25日より)
会社の体質改善の結果、非正規社員が増えた。 年収は300万はおろか200万を切る場合も多い。 正規社員の1/2とか1/3の給料で、正規社員並みに働いているとしたら、「社会は不公平」というのは当然である。
こういう状態が出現したこと自体、いかにも日本的である。 欧米では非正規社員はふつう移民が担っているが、移民を極力制限しているから、日本では負け組みたいな層ができてしまった。
こういう連中に再度チャンスを与えよう、なんてことを文科省が云い出した。 一見正しそうに見えるが、社会に不公平感をもつ層は依然として残る。
アメリカでも、イスラム教徒など移民層での問題だけでなく、白人の負け組の存在も大きな問題になっている。 マクヴェイ(オクラホマ連邦ビル破壊)は後者の代表例である。
近い将来、「日本にもマクヴェイが登場する」のは確実である。
投稿者 tadashi : 02:11 | コメント (0)
2008年06月09日
居酒屋タクシー
初めはなんのことか、と思った。 公務員がセコイのは昔からだけど、こうまでセコイことをすると、感心してしまう。 提供するほうもするほうで、アウトプット(贈賄)があるからインプット(収賄)があるというフローの図式そのもの。 さらにこの見返りのバックワード・フローがあるので、閉ループをなす。
つまり、システム制御そのもので、いわば「安定状態」をつくっている。
昔飲み物をアイスボックスに入れたタクシーに乗ったことがある。 もちろん飲み物は有料だったし、「利用する人がいるのか?」と思ってた。 最近は広島付近であるのかどうかは知らない。
アメリカでリムジンに(タクシーなみの料金で)乗ったことがあるが、ちゃんとした冷蔵庫にテレビもある。 リムジンは中で向かい合う席になっていて、ビールなんか飲む人は居るだろう。
だけど、たった1人だったのとホテルから空港までの30分ほどだったので、利用する気にならなかった。
いずれにしても「自前で飲む」という気がないとダメ!
投稿者 tadashi : 07:30 | コメント (0)
2008年04月23日
貧乏人は麦を食え
と云ったのは戦後しばらくしてからの池田首相の言葉。 この麦は大麦だけど、小麦をはじめ穀物類の高騰はすさまじい。 タイ米でも(国際的には)1年前の3倍の価格で取引されてるとか。
フィリピンあたりでは「米隠し」を重罪扱いしてるが、それでも米商人は価格をつり上げるために隠している。 昔の日本の米騒動を連想してしまう。
ブラジルでも食べる物よりバイオエタノールのほうが売れる。 そのため食糧の増産はしないので、世界の穀物不足は改善されない。 大体「儲ける奴が居る」ということは、どこかで損をしたり、搾取されてるのが居る、という構造になっているからである。
ビルゲイツだって善人づらしてるけど、同じような構造で大儲けしてるだけ。
「貧乏人は Linux を使え」ということだろうけど、、、
投稿者 tadashi : 07:35 | コメント (0)
2008年03月15日
覇権主義
中央集権はややもすると「覇権主義」になる。 ロシアのチェチェン、中国のチベット、フランスだってコルシカという「独立運動」の盛んな地域を抱えている。 日本が落ち目になると、琉球独立は目に見えている。
「覇権主義」でなくなるには連邦制しかない。 ドイツ、イギリス、それにあんなに小さい国なのにスイス。
イギリスのように、スコットランドのように「独立意識」の強い国を抱えていても、首相がそこから出ると万事うまくいく。
中国の場合、チベットのつぎは「台湾」。 とにかく、今は北京五輪を成功させたいだろう。
投稿者 tadashi : 23:19 | コメント (0)
2008年02月27日
ヘキサゴンではない
クイズ番組ではなく、Six Party と英語ニュースでは云ってる6ヵ国が向かい合うと6角形のテーブルになる。 ペンタゴン、つまり、米DODの略称になってる5角形や、4角形、3角形はそのサブクラスみたいなもの。
6ヵ国協議といっても、北朝鮮から見れば、(中国は味方だし)自国と韓国、アメリカの3ヵ国、つまり、3角形しか頭にない。 キム・ジョンイルには、イ・ミョンバクに代わった韓国とオバマになるだろうアメリカとの関係しか念頭にない。
ピョンヤンで昨日開催されたニューヨークフィルのコンサートのニュースを聴いて、その感を強くした。
投稿者 tadashi : 07:30 | コメント (0)
2008年02月25日
黒っぽい白
アメリカではO.J.シンプソン、日本ではM.カズがその代表。 O.J.も最近また話題を提供しているが、日本ではあまり報道されない。 日本でM.カズと云えば、若い人はサッカー選手しか知らないだろう。
本家M.カズがまたマスコミの話題をさらっているが、これは本人の「思う壺」のような気がする。
投稿者 tadashi : 08:01 | コメント (0)
2008年02月19日
行け行けドンドン
今の中国にピッタリの表現である。 経済成長率が高いのは、今まで低い水準だったから当たり前だけど、とにかくマスが大きい。 しかし、連邦制でなく中央集権だから周辺の自治区の独立は許せない。 コソボ独立でも、ロシアと同様、反対の立場になる。
意外なことに「原子炉」を今から始めて、2012年に稼動させるとか。 核保有国だし、6ヵ国協議で議長国を努めてるから、とっくに原子炉を持ってるもの、と思ってた。
庶民からみれば、まだまだ水準の低さも実感してるようで、出産には香港の病院を使う人も多い。 そのため香港の住民から、ベッド数が減るので苦情が出た。 そこで一挙に料金を倍額にしたら、こんどは本土の人が文句を云ってるとか。 1国2制度も問題が多い。
どっちにしても、日本人はそんなにギョーザを食わなくてもいいだろう。
投稿者 tadashi : 08:16 | コメント (0)
2008年02月09日
日本は微妙な国
三日ほど前から旧正月、中国、ベトナムはもちろん、世界中の中国人社会はもっぱら旧正月を祝う。 香港でも「ネズミ年で初めての赤ちゃん誕生」といって祝ってた。 日本だと「ネズミ年で初めての赤ちゃん」は1月1日に誕生してるはず。
干支を使ってるけど、日本では旧正月はなくなってしまっている。 つまり、半分は中国の、残り半分はアメリカの影響下にある、という証しである。
この微妙さは、ギョーザ問題などで一進一退はあるだろうけど、段々中国の影響のほうが大きくなる、とみる。 しかし、旧正月は復活するかどうか?
投稿者 tadashi : 19:06 | コメント (0)
2008年01月22日
暫定税率
ガソリン税の「暫定税率」が大きくクローズアップしてきた。 元売側はけっこう昔からラジオで、「撤廃しょう」というメッセージをCMと一緒に流していた。 これは石油高騰をカモフラージュしたいだけ、であんまり意味はない。 ただ町村の言い分には問題がある。
ヨーロッパでは逆に税率を上げてるのに、「日本だけ下げると笑いものになる」というのは「詭弁」である。
何故かというと、ユーロ対円の関係が裏にある。 実際、現在のヨーロッパのガソリン価格は、日本円換算すると200円を超える。 これは1ユーロ160円という為替相場だからで、正当なレートである1ユーロ120円なら150円に過ぎない。 150円を超える現在の日本のガソリン価格は、ヨーロッパを超えてるのである。
前にも書いたように、ブッシュの尻馬に小泉が乗ったため、ドルと連動してる円は(イラク攻撃以来)対ユーロで暴落した。 アメリカの属国なのに、ヨーロッパと比較して云々、というのは論理の筋が違う。
投稿者 tadashi : 08:25 | コメント (0)
2008年01月13日
ナショナルと云えば
アメリカの場合、MLBでは National League、ワシントンでは National Airport などけっこう思いつく。 Washington National Airport は市街地に近いのですごく便利。 Internation Airport だと1時間くらいかかってしまうので、National Airport から事故率の高い US Air に乗ってしまったことがある。
日本では、ナショナル自転車が昔から定評ある製品をつくっていたが、松下電器とは無関係の会社だった。 「だった」というのは、最近の自転車は Panasonic銘柄になった。 この詳細は知らないが、たぶん吸収されたのでは、と思ってる。
ソニーの例からみると、松下電器からパナソニックへの社名変更としては、むしろ「遅すぎ」だろうが、日本でナショナルが残るのは、野球のNational Team ぐらいかな、、、
投稿者 tadashi : 19:02 | コメント (0)
2007年12月16日
舵取りの難しい国
自民も民社も同根なのは明白。 「大連合」なんて話が出るくらいだから、どっちもどっち。 この辺に民意のあるのが我が国の現状である。 戦後60余年の流れの特徴は社会党の衰退で、この最大の原因は、若者の右傾、保守化にある。 まぁ、革命なんて無縁で、現状肯定のほうがいい、という実感があるから当然とも云える。
日本の若者は「手厚い保護」にどっぷりつかっているが、少子化だから仕方がない。 当分はまだ老人化が進むが、行き着くところまで行かないと「変化」は起こらない。 それに歴史的には外圧がないと「変化のない国」なのも明白。
中国、インドの台頭で変わると見る。 つまり、日本はもっと貧乏にならないと何も変わらない。 5年後、10年後には衰退一歩の社民党も回復する可能性はあるだろう。
投稿者 tadashi : 03:31 | コメント (0)
2007年12月14日
日本にもマクヴェイ
近い将来、「日本にもマクヴェイが登場する」のは確実である、と昨年の夏に書いた(追記参照)。
さっき起こったばかりの佐世保の発砲事件、詳細はまったく不明だけれど、すぐマクヴェイを連想してしまった。
日本の抱える課題はものすごく大きい。 のだけれど、そういう認識のない能天気な人ばかり。
アメリカの属国でいるとロクなことはないよ。
(2006年8月25日より)
会社の体質改善の結果、非正規社員が増えた。 年収は300万はおろか200万を切る場合も多い。 正規社員の1/2とか1/3の給料で、正規社員並みに働いているとしたら、「社会は不公平」というのは当然である。
こういう状態が出現したこと自体、いかにも日本的である。 欧米では非正規社員はふつう移民が担っているが、移民を極力制限しているから、日本では負け組みたいな層ができてしまった。
こういう連中に再度チャンスを与えよう、なんてことを文科省が云い出した。 一見正しそうに見えるが、社会に不公平感をもつ層は依然として残る。
アメリカでも、イスラム教徒など移民層での問題だけでなく、白人の負け組の存在も大きな問題になっている。 マクヴェイ(オクラホマ連邦ビル破壊)は後者の代表例である。
近い将来、「日本にもマクヴェイが登場する」のは確実である。
投稿者 tadashi : 23:39 | コメント (0)
2007年12月13日
なんとKさんも候補?
大阪府知事選にH弁護士が出るという話題で持ちきりだけど、対抗候補にチラッとTVの画面に出たのが阪大のKさん。 これにはビックりした。 最近は会ってないけど、回路システム分野では名物男的な存在だった。 ひとクセもふたクセもある連中の集まりが回路システム分野だから、「さもありなん」とも思う。
学問分野では知られていても、世間的には「阪大教授」としか認識されないから、いくら民主党が推薦しても、当選はムリだろう、、、、
投稿者 tadashi : 19:59 | コメント (0)
2007年12月11日
偽装、偽装、偽装、、、、
氷山の一角だろうから、もっと楽しませてもらえるだろう。 子供の頃だから昔の話。 神戸で肉饅が美味いという評判の店の話になると「あの店の肉饅は猫の肉が入ってるんやで」という奴がいた。 本当かデマかの判断はできなかった。
産地偽装というのは、賞味期限の偽装や成分の偽装と少し違うような気もする。 うまければいいので、佐賀牛が但馬牛よりうまいかも知れない。 たぶん食った人には区別がつかないだろう。 区別がついていれば、客のほうから苦情が出たはずだから。 正直に書かなかったのは、もちろんコンプライアンスに違反しているが、、、
そういえば、コンプライアンスでミソをつけた中電の副社長のFさんが、非能率協会(中四国支部)の議長を降りた。 そのあと、なんと超多忙なマツダの社長(兼会長)のI さんが議長になった。 私は副議長のままなので I さんの横に座っていた。 10日ほどまえの話である。 I さんはもともとこの会合のメンバーだったから、よく知っている。 4,5年まえに急に社長になられたのでビックリしたのである。 そして多忙を理由にこの会合から遠ざかっていた。
今回復帰されたのには、なんかワケがありそうな、、、、、
こういうのを「ゲスの勘ぐり」という。 (ゲスを仮名漢字変換してくれなかった。)
投稿者 tadashi : 01:59 | コメント (0)
2007年10月14日
解決は簡単
首都圏の改札機が故障したというニュース。 すでに2日経つが、いつになるかは別にして、また起こるかも知れない。 ソフトを開発した連中はヒヤヒヤだろう。 その人達の職を奪うかも知れないが、ドイツのように「改札なし」にすれば問題は解消する。
日本の交通機関の値段は高すぎる。 タダがベストだけど、一律100円でいいだろう。 そうすれば車も減る。 もっとも首都圏は人間が多すぎるから、人間を減らすほうが先。
日本は「人口が減りだす」とすぐ騒ぐ。 適正人口は5千万から7千万くらい。 適正な減り方をすればいいだけ。 もっとも問題は中国とインド。 こういう不適正な人口の国があるとアジアのバランスを崩すし、世界的にもアンバランスを引き起こす。 そうなると、また「黄禍論」も出てくるだろう。
投稿者 tadashi : 05:47 | コメント (0)
2007年09月20日
国連に加盟したいというが、、、
台湾が「国連に加盟したい」と云ったら、即座に事務総長(韓国人)はノーという返事。 1971年に中華人民共和国(現中国)が唯一の代表となっている。 が、元は国民政府(台湾)が中国代表であった。 今回は、中国でなく「台湾」として加盟申請しようとしてるが、中国からみれば「台湾独立」になるから、武力介入も辞さないと脅している。
政治力学の話で、アメリカ次第。 相対的にはアメリ力の力は落ちている。 アメリカと中国の間には貿易などいろいろ問題はあるが、現時点ではアメリカは中国と事を荒立てる必要はない。 ポイントは(すでに何回か書いたが)、将来「中国が台湾を香港なみにしよう」としたとき、アメリカがどうするか?である。
容認するか、中国にノーと言うか、そのときのアメリカの力次第。
投稿者 tadashi : 07:54 | コメント (0)
2007年09月14日
誰でもいい
前にも書いたが、「議員内閣制」がよくないが、現実としては仕方ない。 たぶん福田さんあたりに落ち着くだろうが、短命は確実。 2年に満たない人は「暫定首相」として、正式の首相として記録に残さないほうがいい。 みっともないくらい首相が変わるのはイタリアと日本。 つまり、誰でもいいのである。
今はまだアメリカの準州だから、「テロ特措法」を後生大事に考えてるが、将来ある時点では突如方針変換するだろう。 「どっちが儲かるか?」が基準だから、中国の衛星国のほうが儲かるとなると、一斉にそうなるのは確実。 アメリカの力の落ちたときで、もちろん台湾が先。 台湾が完全に中国支配下になったら、現実味をおびる。
投稿者 tadashi : 00:48 | コメント (0)
2007年08月29日
ニュースのプライオリティ
ニュースのプライオリティとして、まず、国内だから今は新政権、それにアメリカの準州としてアメリカ関連のこと。 ここまでは許容できるが、そのあと「朝青龍の帰国問題」が出て来たのが早朝のテレビ(NHK)のニュースだった。
韓国のトップニュースは、やっとタリバンと人質解放の基本合意ができたこと。 まだ予断を許さないが、これ以上犠牲者を出さないために喜ばしい話。
朝青龍の場合、相撲には関心のない人にも「スキャンダル話」として報道されている。 人気下降の大相撲に関心を持たせるため、と勘ぐりたくもなる。 韓国のアフガン人質問題の扱いより上、というのは情けない。
***************
そのあと(5:30)のニュースでは順序が変わって、修正されて(?)、朝青龍より先に人質解放が報道された。
投稿者 tadashi : 05:09 | コメント (0)
2007年08月28日
ミジメ、ミジメ?
内閣改造でそれなりの布陣をしいた、というつもりかも知れないが、世間は、白い目とまでは行かなくても、「しらけた目」で見ている。 「大臣の力は一時的」で、「官僚の力が永続的」なのを知っているからである。 本気で取り組むなら、大臣は10年くらい続けてやるほうがいい。
本当に重要なのは外務と財務ぐらい、であとは適当でいい。 それに日本はイタリアと同じで、首相自身がコロコロ変わる国で、落ち着きがない。 同じ議員内閣制のイギリスでも、首相の任期は長いのに。
「しらけ鳥飛んで行く、南の空へ」とくれば「ミジメ、ミジメ」と続く。 小松政夫みたいな芸はもう受けないし、これはキャンディーズの時代だから、話は古い。 しかし、伊東四郎さんは今でも活躍してるから感心する。
投稿者 tadashi : 23:17 | コメント (0)
2007年08月26日
運転手が信頼できるか?
運転手に信頼がおけない車には乗りたくないだろう。 しかし、誰が信頼できて、誰ができないか、なんてわかるはずがない。 だから、A社のタクシーはいいが、B社はどうも、というように組織単位の話になる。
同じようにパイロットの場合、どこの航空会社に信頼がおけるか、という問題になる。 もっとも航空会社の選択の余地は小さく、多くはJALかあと数社になる。 外国へ行く場合、まずJALという人も多いが、私は逆で「JAL以外のどこか」という選択をしている。
JALの場合、(国内線であるが)羽田沖で落ちたのはパイロット(片桐)の問題だったが、ジャンボ機の御巣鷹山墜落は整備の問題だから、今回の中華航空と同じ。 そういう意味では、整備士も含め会社を信頼できるかどうか、という問題になる。
最近JALに大事故はないが、まだJALを信頼していない。 ところが共同運航(コードシェア)が盛んになったので、エールフランスに乗るつもりがJALだった、というケースも多い。
整備も含めて、運行に信頼できる会社であることを願う。
投稿者 tadashi : 03:53 | コメント (0)
2007年07月29日
成長か生活か?
「成長を実感に!」と「生活が第一」という2つのキャッチコピーを比べると、後者に実感(?)があるだろう。 日本で確実に「成長」してるのは財政赤字で、1兆円に達するのをかろうじて抑えてるだけ。
住専、山一などでの「公的資金」の投入も、あまり庶民は痛手とは思っていない。 しかし、年金問題のつぎに控えている「国の財政破綻」でやっと実感を持つだろう。
投稿者 tadashi : 02:51 | コメント (0)
2007年07月13日
ダンボール肉饅
北京でダンボール入りの肉饅が売られていた、というニュースが中国のTVで(そして日本でも)放映された。 ダンボール6、豚肉(といっても脂身)4でつくるレシピもあるとか。 しばらく前には韓国でも似たようなことがあった。 コンプライアンス欠如以前の問題。
中味を明らかにすれば売れない、のは明白。 ハードは見ればすぐわかるが、問題はソフト。 すぐには中味が見えないことが多い。 そういう意味では、「ダンボール入りのソフト」も数多くつくられて売られている。
ダンボール・ソフト摘発のNPOも必要だろう。
投稿者 tadashi : 07:06 | コメント (0)
2007年06月28日
スコティッシュ首相
スコティッシュといっても、ティッシュペーパーではない。 ブレアのあとを受けてイギリスの首相になったブラウンさんはスコティッシュ、つまり、スコットランド出身。 イングランド出身でないUK(連合王国)、つまり、イギリス首相には抵抗があるらしい。
もっとも労働党はつぎの選挙で敗北して、短命内閣で終わるだろう。 議員内閣制だからこそ誕生しただけで、自民党+社会党で誕生した村山内閣と似ている。
イギリスと日本は議員内閣制を採用してるが、大統領でも首相でも「公選」のほうが時代に合っている。
投稿者 tadashi : 19:15 | コメント (0)
2007年06月22日
Pension Problem
英語のニュースのタイトルを見て「ペンションで問題?」と一瞬思ったが、「年金問題」と知って納得。 Pensionが、来年、どこかの大学の英語の入試問題になる可能性あり。 英語の問題だけではないかも知れない。
「革命」が起こらないのが不思議だけど、若者はしらけてるから、力にならない。 熟年、老人はエネルギー不足に加え、ボケも進んでる。 選挙結果は、自民にマイナスなのは当然、と予測するが、、、
オシムジャパンのオシムさんは外国特派員協会では、英語でなく(少し訛りのある)フランス語でしゃべっていた。 出身はボスニア・ヘルツェコビナだけど、現役時代はストラスブールなどフランス・リーグに居たらしい。 トルシエも当たり前だけどフランス語だった。 ジーコは(ブラジルだから)ポルトガル語。 サッカーの場合、英語のほうがマイナーかも知れない。
しかし、英語ニュースはボケ防止に役に立つ。
投稿者 tadashi : 04:49 | コメント (0)
2007年06月09日
早や6年
2001年フロリダのオーランド(ディズニーワールド)での国際会議の帰国後1ヶ月ほどして、9.11同時多発テロがあった。
このボールは「離散数学」の多面体のところで、正5角形12個と正6角形20個でできてる多面体として示したもの。 本物のサッカーボールが古くなって面がよく見えなくなってたので、玩具のボールにした。 正5角形(ブルー)と正6角形(エンジ色)はわかると思う。
投稿者 tadashi : 14:05 | コメント (0)
2007年06月07日
早や10年経ったが、、、
もうすぐ香港返還10周年になる、というのが、中国、香港のトップニュース。 しかし、中国首脳の息のかかったメディアと香港のメディアでは「受け止め方」は微妙に違う。 1国2制度なので、あくまでも中国が許可した「資本主義」であり「民主化」である、というのが、中国の立場。
(中国に飲み込まれるという)香港側の危惧は10年経ったわりには遅い、というか、中国もそう簡単には同化できないことを知っている。 北京、上海など急速に発展した都市といまだ貧困状態の地方とは歴然とした格差のある2重構造の国だから、この同化のほうが問題は大きい。
香港の次は「台湾」だけど、時間がかかりそう。
投稿者 tadashi : 05:03 | コメント (0)
2007年06月02日
どの国の選挙もおかしい
タイの軍事政権は、タクシン(前首相)のタイ愛国党を解散させてしまった。 タクシン追放までは支持されたが、この秋の総選挙を控えて「残党狩り」みたいなことまでするとは、、、 軍事政権のクーデタとはこういうものかも知れない。
フィリピンは選挙の開票で、「お笑い」みたいなことが続いている。 選挙そのものにも圧力をかけて投票させた上、開票結果を書き換えたり、開票委員が箱を自分のホテルに持ち込んでインチキをしたり。 信じられないようなことが起こっている。
タイとフィリピン、どっちもおかしい、が日本の今回の選挙も「おかしい」といわれるような事態が起こりかけている。
投稿者 tadashi : 22:12 | コメント (0)
2007年05月28日
是非に及ばず
信長が本能寺で最後に云った言葉らしい。 是とか非とかのレベルを超越するのが「人生の最後」というのもわかるような気がする。 今日は帰りの車のニュースで2人の訃報を聞いた、松岡農水相と坂井泉水さん。 「うーーん」と思ったのは、もちろんZARDの坂井さんのほうである。
「仲間の中に居て孤独を感じてた」は好きなフレーズの1つ。 ZARDをよく聴いたのは10年くらい前かな。 彼女の詞には「泉水ワールド」がある。 1年か2年まえにベスト盤が出た程度で、活動停止のようだったが、もともと表に出ない人だから、「そんなものか」と思ってた。 癌には勝てなかった、ということ?
健全な精神は健全な肉体に宿る、というのは理想であって、健全な肉体を持つこと自体難しい。 健全な肉体でなくても「強靭な精神」はなんとか保つことはできるだろう、と思ってはいるが、やっぱり「元気」に越したことはない。
投稿者 tadashi : 23:30 | コメント (0)
2007年05月25日
東アジア共同体
アロヨ(フィリッピン大統領)が日本に来ていても、日本での報道は小さい、というかほとんどない。 が、フィリッピンではトップニュース扱い。 この現象は日本の首相がアメリカへ行ったときと似ているが、アロヨさん、なんと「東日本共同体」なるものをブチ上げて、日本の役割を期待した。
なんせフィリッピンは、ミンダナオの反政府軍に手を焼いている。 今回の選挙も、国際監視団がいても、不正はあとたたない。 というより、学校の先生が脅迫されて、結果的に片棒をかつぐ始末。 漫画みたいな選挙をやっている。 日本の軍隊(もうすぐ名称変更)の行き先候補になるのは確実である。
アンチ中国的な連合は日本にとって都合はいい。 台湾、フィリッピン、ベトナム、マレーシア、シンガポールあたりと組むのがいいのは当たり前。 台湾は中国の一部だから、独立までは行かなくても、完全復帰に「待った」をかける程度であるが、、、
投稿者 tadashi : 05:40 | コメント (0)
2007年05月08日
昔捕まったところ(その4)
グルノーブル(フランス)に1年間滞在時で真夜中1時すぎ。 場所は大学構内(Google写真)で事件発生で警戒中のパトカーに停められた。 月日は覚えていないが、「水曜日だった」ということは確かである。
なんで真夜中に車を走らせたかというと、街のカフェの2階の囲碁会へ行った帰りだったから。 毎週水曜夜の9時から始まるので、終わりは1時ごろになる。 店は12時までだけど、オーナーも大目にみてくれていた。 この囲碁会は私以外は全員フランス人だった。
じつは日本ではルールを知ってただけで、全然やっていなかった囲碁をフランスで始めた。 誘ってくれたのは、ミッシェル・サカロビッチ(グルノーブル大)。 「毎週水曜にカフェを借りてやってるから来ない?」というお誘いを受けて、彼から碁を習ったのである。 囲碁はふつう「日本人がフランス人に教える」が、私の場合は反対になった。
「ジャック・サカロビッチがミッテランの勝利に喜んだ」と書いたが、ジャックはミッシェルの弟なのである。 私が滞在時にグルノーブルにいたミッシェルは「その後パリに戻ったこと」を、10年くらい前にフランス2のニュースで知った。 「パリの理工科大学(6,7大学)の建物にアスベストが使われてる」のがわかった、というニュースになんと彼が責任者で出てきたのである。 偉くなっていて、学長か副学長かだった。 時には「こういう奇遇もある」ということらしい。
投稿者 tadashi : 00:29 | コメント (0)
2007年05月07日
やっぱり右派が強い
予想通りフランス大統領選挙は「サルコジ」が勝った。 5ポイントから10ポイント程度の差をつけて「右派が勝つ」のがフランスの選挙の定石。 「心は左」だけど「財布は右」というのがフランス人の総意である。 「心は左」というのはアンチ・アメリカという意味も含まれている。 20世紀初頭では「アメリカなんぞ新興国にすぎない」と思っていたが、第二次大戦以降完全にフランスは没落した。
「右派優勢」を唯一くつがえしたのがフランソア・ミッテラン。 1981年現職大統領のジスカール・デスタンを、僅差であるが破って大統領になった。 当時広島を訪問に来ていたジャック・サカロビッチ(パリ大)がこのニュースを聞いて、非常に感激してたのを思い出す。 一緒に食事を取ったあとのことである。
もっとも「ミッテランが左」というのは、政党が左寄りだった、というだけで、もともとは極右から出発した百戦錬磨の政治家。 その後の政策も左右バランスをとった巧妙なものだった、がフランスでは現在も評価の高い大統領である。
さて、サルコジはどういう政策をとるだろうか?
投稿者 tadashi : 07:23 | コメント (0)
2007年05月05日
ルーマニアにまで米軍基地
ルーマニアが米軍基地の受け入れを決めたというニュース。 ロシアとの関係悪化も承知で「雇用促進」のためとか。 「時代が変わった」という感が強い。
35年近くまえであるが、1年間滞在のためグルノーブル(フランス)に到着直後の話。 S教授の研究室のメンバーにダン・ダニモリッツというルーマニア人の院生がいた。 彼には中古車探しでお世話になったが、発言はけっこう自由奔放なところがあった。 「カミカゼとは何?」なんていう質問も受け、とまどったこともある。 しかし、突然冬休み以降姿を見せなくなった。 一時帰国のつもりだったのが、「出国不可」になったのである。
共産圏では(チャウチェスクで知られるように)強権政治で知られてたルーマニア。 その後どうなったか、は不明のままである。
フランス2(ドゥ)では、パリで大統領選挙について、外国人にインタビューした中にコメディアン光浦がいた。 「ロワイヤルは日本の漫画が嫌い」と云ったので、女性候補だけどダメとか。 ヤラセっぽいニュースだけど、これもネタになるか、、、
投稿者 tadashi : 07:21 | コメント (0)
2007年04月24日
キューバといえば
キューバと中国が友好条約を結んだ、という新華社のニュース。 キューバといえば、JFKがアメリカの大統領の時代、キューバのミサイル設置阻止で、フルシチョフ(当時ソ連)と一触即発まで行ったことを連想してしまう。 今は大したことはないが、将来、(ソ連の代わりに)中国がアメリカとキューバをめぐって小競り合いもあり得るだろう。
一方で、韓国は骨付き肉でストップしていたアメリカからの牛肉輸入を再開した。 銃乱射の犯人が韓国人であったことが、輸入促進に働いたと見る。 「骨付きがどうか」のチェックは、箱のまま空港にあるようなX線監視装置を流してチェック。 もし、骨付きが見つかっても「その箱だけ送り返す」だけで、輸入ストップはしない、とのこと。 かなり負い目になっているのは間違いない。
日本の場合は、月齢の枠をブッシュははずしたがっている。 なにか負い目になることが発生すると、日本も韓国並みになるだろう。
投稿者 tadashi : 07:25 | コメント (0)
2007年04月20日
日本はアメリカの准州
アメリカではバージニア工科大での乱射事件があり、日本ではマフィアの拳銃発射事件が続発。 ライフルと拳銃の違いはあるが、銃が凶器になっている点は同じ。 ヨーロッパから「日本はアメリカの准州」と見られても仕方ない。
歴史ある日本はアメリカナイズするより、「ヨーロッパを見習うべし」というのが持論。 仕事をシェアリングで半分にすると、収入は半減するだろうけど、別に生活できないわけでない。 狭い日本で高速車に乗っても仕方ない。
長期の休みを取って、「アウトバーンで狼になるほうが自然」と思わないのが不思議。
投稿者 tadashi : 20:42 | コメント (0)
2007年03月19日
ネットカフェ難民とは!
「亡命者」と「難民」とは紙一重。 志しあって国を捨ててる場合は「亡命者」、その他大勢という扱いだと「難民」。 多くの場合、亡命者には支持者がいるが、難民には助け舟を出す人がいない。
今でも、ボクサーとか役者を目指す連中はバイトしながら頑張ってるし、かくいう自分も(バイトはしていたが)27歳まで職を持たなかった。 バイトで暮らしている人間でも、目標があれば「難民」とは云われない。 しかし、そうでない連中は「難民」と呼ばれる時代になった。
寝場所が「ネットカフェ」になる、というのも現在の特徴だけど、「目標みたいなものがない」というのが最大の問題だろう。 ロバートの秋山扮するニートは家から出ない、が家から出るとネカフェ難問になる、ということ。 根は同じ、だと思う。 助け舟を出す仕組みは必要だけど、本人の意識の問題が大きいから、なかなか難しい。
ネカフェ難民は大都市の問題だと思うけど、延岡(宮崎)のFくんのネカフェにも「難民」は居るのかな?
投稿者 tadashi : 01:39 | コメント (0)
2007年03月16日
5/8 に思う
5/8 という値はわかりにくい。 4/8 だと 1/2 だから50%、 6/8 は 3/4 だから75%。 まぁ、その中間というところか。 別の見方をすれば、60%を合格ラインとするなら、5/8 は60%を超えているから「合格」と判定して欲しい、ということか。
ホリエモンへの検察の求刑「4年」に対して、裁判官が「2年6ヶ月」という判決を下した。 分数計算で分析してみたら、上記のようになったのである。 左脳的に考えると、どうしても数値評価になる。
一方、右脳的にいえば、部下に責任をなすりつけて「自分は知らない」という逃げを打つ、とは何たる奴かと思う。 一言でいえば「卑怯」である。
「すべての責任は自分にある」と罪を一身に背負ったほうが、人気も出て「再起しやすい」ように思うのだが。
投稿者 tadashi : 20:57 | コメント (0)
2007年03月14日
壁を越えるために
経済が上向きの国は明るい。 2重構造という問題はあるが、中国は30年くらいまえの日本と同じで、「上向き思考」が支配的である。 「若者」の考え方に大きな違いを感じる。 確かに「乗り越えるべき壁」は高い、が「なんとかやってみよう」というのが30年まえの日本だった。
今の日本では、「こういう考え方」を伝えることが、非常に難しくなっている。 楽をしたい、というほどでないとしても、「困難を打開すること」に躊躇しがちである。 できれば、トンネル効果みたいに、壁を乗り越えるのでなく「すり抜けよう」と思う若者も多い。
「有効な手はない」と思う。 落ちるところまで落ちれば、また、這い上がるだろう。
そのときの壁は、すごく低い壁に見えるだろう。
投稿者 tadashi : 04:43 | コメント (1)
2007年03月03日
CPI も混同する表現の1つ
IPは、集積回路ではIntellectual Propertyであるが、ネットワークではInternet Protocol、分野が違えば略語の意味が違う。 日銀の利上げ絡みの話(英語)を聴いてたら、CPI.が出てきた。 What? と思ったら、 Consumer Price Index(消費者物価指数)だった。
コンピュータの世界では、Cycles Per Instruction の略でCPUの1命令を実行するのに必要なクロック数。 クロック周波数をCPIで割って、単位を100万でそろえればMIPSになる。 CPI =1 に近いプロセッサでは、出番はないが、、、
「まぎらわしい」ということは「いろんな分野を知る」ということでもあるのだけれど、「めんどくさい」と云う人も多い。
投稿者 tadashi : 04:31 | コメント (0)
2007年02月19日
わかってればいいが、、、
「憲法改正」は時間の問題になった。 というか、強力な反対勢力はすでに消滅している。 もちろん、9条を書き換えて、攻められれば攻めるだけでなく「先制攻撃」をも可能とするため。
「東京マラソン」も都心の交通規制の練習にすぎない。 都知事の頭には、10年も経つと「軍隊の行進になる」というイメージがあるはず。 能天気な連中がウジャウジャ東京に集まった、と思った。 わかってれば、云うことはないのだが、、、
「ゲスの勘ぐり」となるか、「予想的中」か、は時が明らかにする。
投稿者 tadashi : 19:06 | コメント (0)
2007年02月16日
issue のほうがいい
数日まえに「拉致問題」の英語表現は Abductions Problem と書いたが、同じBSのニュースで今日は Abductions Issue となっていた。 Issue のほうが感じがいい。 (私を含めて)日本人は、つい何でも Problem と云ってしまう。
日本人は「問題」というと、いかにも「問題」だ、と思ってしまう。 「Problem なんて(大した)問題でないよ」と云っていたアメリカ人の友人を思い出す。
投稿者 tadashi : 07:36 | コメント (0)
2007年02月10日
アブダクション
人工知能における「推論」には、演繹(Deduction)、帰納(Induction)ともう1つ、アブダクション(Abduction)がある。 ルールと結果から「ケース」を求める推論で、直接答えを示すという意味で、演繹と並んで「アブダクション」の実用性は高い。
推論におけるアブダクションへの注意喚起は、前の大学でのボードにも時々書いたが、効果があったかどうかは知らない。 まぁ、言葉だけでも覚えていてくれたら、幸いかも知れない。
今朝、BSの英語ニュースを聴いてたら、タイトルは Abductions Problem 、さすが Abductions と複数形になっていた。 つまり、「拉致問題」である。 日常語では Abduction は誘拐とか拉致という意味である。 英語ニュースでも、会話的には Kidnap と云ってるが、かしこまるとAbductionになる。
たしかに推論における Abduction にはいい訳語がない。 だから、カタカナの「アブダクション」が使用されている。
投稿者 tadashi : 17:51 | コメント (0)
2007年02月09日
エセ科学
「水にありがとう」というと「きれいな結晶ができる」という類の話。 酒の席でのたわごとか、と思いきや、まじめにこういうことをいう人も居るみたい。 しばらく前に流行った話としては「CDを冷蔵庫に入れておくと音がよくなる」というのがある。
命題「AならばBである」は、真か偽かのどちらかが証明されればいい。 「それは真(あるいは偽)である」ことが論理的に証明されたら、それで一件落着。 証明されなければ、それは「仮説」として残る。 世の中には、そういう証明のすんでいない仮説が山ほどあるが、中には「仮説はほぼ正しいだろう」という(その業界では)有名な話もある。 フェルマーの定理(証明される前は「予想」といわれてた、これは解決ずみ)、NP=P(=を否定で書くべき)など、、、、。
問題は、(数学的な話でなく)世の中での現象で、現時点でわかっている事実の演繹的帰結としては「偽」である内容を、「真」というのは「エセ科学」である。 そして、それを子供にまでいうのはよくない。 とりわけ、先生が生徒にそれを「真である」として語るのはよくないことである。
「人のいうことを鵜呑みにしてはいけない」と学生にもそう言っているが、自分で考えずに「云われたことを信じる」というタイプの大学生も居るのは事実。 自分で考えたり、試したりした結果のみを「正しいこと」としないといけない。
納豆ではダイエットは出来ません!
投稿者 tadashi : 01:45 | コメント (0)
2007年02月08日
「健全」の定義
「2人以上なら健全」という柳沢発言が問題になっている。 すでに「産む機械」発言をしてるから、「0とか1では不健全」が言外にある、として問題視されるが、数理論理の立場では「そんなことは言っていない」と開き直ることも可能である。
「2人以上 -> 健全」を真とするとき、対偶である「健全でない -> 2人以上でない」も真となる。 つまり、あの発言だけなら、「不健全とは2人以上でない」というところまでしか成立しない。 「1人」とか「0人」を不健全、とは言っていない。 「1人も健全」、「0人も健全」という命題を付加してもなんら差し支えない。 が、本人は「そう言いたくない」のだろう。
しばらく前まで政権に居た塩爺なら、「(H弁護士みたいに)5人も子供をつくればよろしおます」と笑いながら云っただろう。 まじめな顔で本音をいうから、追求される。
大体、子供の数なんてほっといてくれ、というのが個人の立場で、(広い意味での)環境により増えたり、減ったりするのは歴史が示している。
柳沢なんとかには人徳がない、というのが致命的。 これからも沢山本音の発言を期待したい。
投稿者 tadashi : 07:15 | コメント (0)
2007年02月07日
「教育」とは?
「教育問題に取り組む」という安倍内閣は「うさんくさい」ところがある。 要するに「教員免許の更新」のようなテクニックの問題だけ、の議論になっているから。 むろん、第3者の委員会(中教審)の答申を受けて、という形をとっているが、これが曲者。 「答え」を設定して諮問しているから、結果は目に見えてる。
「うさんくさい」という理由は、リスペクトに値する人が教育の話をしないからである。 政治家が「文部科学大臣」になっても尊敬のしようがない。 前にも書いたように、せめて事務所費用の明細でも明らかにすればいいのだが、ほおかむりのまま。
教育の問題は難しい問題なのだけど、非常に簡単な問題でもある。 「この指とまれ式」にやるのが一番いい。 集まってくる人がいなければ仕方ない。 それで免許の更新が不可なら、あきらめる以外はない。 「私塾」が一番いいのは、「松下村塾」が示している。
理想を壊してるのは「お金」なのである。
投稿者 tadashi : 04:45 | コメント (0)
2007年01月29日
会議で問題は解決しない
システム理論の基本は2つ、観測と制御。 観測(Observe)をしたあと制御(Control)するが、可観測でないと可制御の意味はない。 状態遷移グラフでいうと、可観測性があるとは「状態数最小のグラフ」になっていることを意味し、可制御とは「強連結グラフ」になっていることを意味する。 可制御にするには簡単である。 「教育再生会議」とやらが、出した結論もそう、簡単なものである。
状態数最小のグラフとは、ゴチャゴチャしてるとわかりにくいので、等価なものは一まとめにしてシンプルなものにすればいい。 しかし、ゴチャゴチャしてるものを最小化する問題は「NPハード」なので、簡単には解決しないことが知られている。 「教育再生会議」では、「可観測性をどうするか」が全然議論されていない。 問題が起こったあとでいつも、「"いじめはない"と思っていました」と言っている、のが問題なのである。
「観測(Observe)をどうするか?」というほうが大問題なのは、サッカーを見ていればよくわかる。 審判の見てないところでは、いっぱい「反則」がある。 相手のシャツをひっぱるなんてザラ。 しかし、審判には両手をあげて見せて「反則してないよ」という。 これはまだいいほうで、誰がやってるか、が審判にはわからないことが多い。 「可観測性」をよくすると同時に、そういう行為自体をなくすようにしないといけない。
ドラマのセリフではないが、「事件は現場で起こっている」ので「会議でなくせる問題」ではない。 会議で事すませよう、というのは「官僚の発想パターン」でしかない。
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早速コメントが入っています。
投稿者 tadashi : 03:02 | コメント (1)
2007年01月23日
入試不要論者ではあるが
とくに「センター入試廃止論」は今まで何度も書いたし、フランスのバカロレアみたいな高校卒業試験だけで大学へ入学させればいい、と思っている。
が、「しかし」である。 沢山入ってくるから、中には「大学に向いていない人」も大勢いる。 だから、そういう人はドンドンやめてもらうことになる。 そして、本当に勉強したい人だけが残る。 まぁ、結果としては入試で選抜しているのと「同じような結果」になる。 高卒の30%程度しか卒業できないが、きわめて自然である。
「全入」になった日本で今最適な方法であるが、とても実現できそうにない。 入ってきた人はできるだけ卒業させようとするからである。 これが「最大の問題」なのである。
投稿者 tadashi : 23:50 | コメント (0)
2007年01月16日
消費期限切れ
不二家が問題になっているが、氷山の一角だろう。 バレたときに「・・年前からそうだった」という話になるだけ。 レッキとした大企業が零細企業みたいなことをするから、問題は大きい。 CSR経営以前の問題かも知れない。
コンビニの食品でも、消費期限切れで廃棄したのを拾う人がいるらしい。 ここはゴミ入れです、といっても綺麗な置き場所かも知れない。 捨てるものなら拾いたい、という人が沢山居るのも事実。
じつは中学生の頃、食べ物ではないが、ゴミ捨て場を物色に行ったことがある。 行った先はラジオ神戸(現ラジオ関西)で、学校の帰りにクラブの友人と行った。 クラブの先輩にラジオ神戸に勤めたことのある人がいて、「けっこういい真空管が捨てられることがあるよ」と聞いていたからである。 ただ、行った日は何もなくてガッカリして帰った。
大型ゴミの日には、「使えそうなもの」はその筋の業者が来て先に持って行ってしまうが、それと同じで、「使えそうな廃棄物」が残っていることは稀だろう。 結局、そういうものが、日本橋(大阪)のジャンク屋に並べられて、庶民はそこそこの値段で買ってたことになる。
放送局の消費期限切れの部品でアマチュア無線局をつくる話は、消費期限切れのおむすびを食べるのと「経済の仕組み」では同じかも知れないが、社会的責任(CSR)は全然違う。
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投稿者 tadashi : 07:23 | コメント (1)
2007年01月12日
男女同権以上
戦後強くなったのは「女性と靴下」なんて云われたのは、とっくの昔の話。 今や「男よりも強い女」が目立つ。 夫をノコギリでバラバラに切断する妻が居る、のが現在の日本。 少々のことでは驚いていられない。
こないだのアジア大会の女子レスリングで優勝した吉田選手を、中東のTV局アルジャジーラがインタビューしていたのもよくわかる。 イスラム諸国は、女性は顔を隠すように躾られる国だから、日本の女性がチャンピオンになるのは特異に感じるのだろう。
一方で、男性の弱体化(?)が目立つ。 女性に云われた「学校を卒業しても家に居ていいよ」という言葉が、男性にも適用されている。 親も、少子化のためか、あるいは、家が大きくて部屋に余裕があるからか、は知らない。
18歳を成人とし、「成人になったら家から放り出す」ようにしないと、本当の「欧米並み」にはならない。
都合のいい「甘いところ」だけ欧米の真似をして、「厳しいところ」は真似しない、という奴も多い。
「家から通えるところで就職する」なんていう学生に、同情するつもりはない。
投稿者 tadashi : 05:47 | コメント (0)
2007年01月11日
庶民がうらやむ別世界
「法律に触れるようなことはしてません」と伊吹文部科学大臣。 裏を返せば、「法律に触れなければ、何をやってもかまいません」と云ってることになる。
世の中、庶民はおかしいくらい「領収証」を大事にしている。 会社、税務署、・・・・など「領収証のないものは認めません」というのがふつう。 しかし、「領収証なしでも通る世界」が存在するのが政治の世界。 あんまり突っ込むと「自分」にハネ返ってくるから、彼らはウヤムヤで終わらせるだろう。
同じことは広島県もそう。 知事の政治団体の件も結局ウヤムヤのまま。 辞職勧告をしても、やめる気配はない。 しかし、文部科学大臣は教育界のトップなのに、あきれてしまう。
「美しい国」の定義は不明確。 しかし、「美しくない行動」とか「ほめれない行動」というのは列挙すれば暇(いとま)がない。 こういう美しくない行動をやめさせないと、「美しい国」の建設は無理だろう。